第74話 ワカナの装飾品
どうも、ヌマサンです。
今回は完成した装飾品をワカナが受け取る話になります。
はたして、ワカナの装飾品の出来ばえやいかに……!
それでは、第74話「ワカナの装飾品」をお楽しみください!
「よし、仕上がったぞ」
テツさんの工房にて、『魔導王の指輪』の受け渡しが行なわれました。
素材が揃っていたとはいえ、作成に取り掛かった翌日に仕上げてしまうとは、テツさん凄すぎです……!
「さっそく装備してみてくれ」
「……うん!」
ワカナちゃんは『魔導王の指輪』を手に取り、ご自分の指へとはめられました。その効果のほどはワカナちゃんも驚いておられました。
「……魔力がかなり上がってる……!さすが、テツの作ったアイテム」
「ああ、そう言ってもらえると嬉しい。ともあれ、これでイベントに向けての準備は完了ってところか」
テツさんはそうおっしゃっておられますが、私とワカナちゃんは広場でルビアちゃんとユーカさんと合流して、ステータスを上げに行こうと計画しているのです!
「……そうだ、ユーカがオレと会ってもケーキバイキングの話しかしないんだが、どうしたらいいと思う?」
テツさんが思い出したようにユーカさんの話を振って来られました。ですが、私には分かりませんので、その事を素直に伝えました。
「そうか……。ワカナならどうする?参考までに聞いておきたい」
「……イベントで3位以内に入るしかないと思う」
「確かにそうですね!テツさん、これは3位以内に入るしかないのですよ!」
ワカナちゃんの言う通り、ここはイベントで3位以内に入って、ユーカさんに無料のケーキバイキングへお連れするしかありません!ナイスです、ワカナちゃん!
「……ま、ワカナの言う通りだな。それじゃあ、オレもイベントで3位以内に入れるよう、みんなをサポートできるアイテムを作ったりして準備しておくよ」
テツさんも覚悟を決められたのか、私たちを見送った後、工房へと戻って行かれました。
「……ハルお姉ちゃん、急がないと遅刻する」
「そうですね!急ぎましょう!ワカナちゃん!」
私とワカナちゃんは急いで、待ち合わせ場所の広場へと向かうのでした。
「ハル、ワカナ。2人ともギリギリだな」
そう言って、ユーカさんは笑っておられました。その隣ではルビアちゃんもふふふと笑みをもらしておられました。
「そうです、ワカナちゃん。カズさんは今回のイベントも来られないのですか?」
「……カズ兄は――」
ワカナちゃんがカズさんの参加について話そうとした時、見慣れた一人の人物が私たちの前に現れました。
「ハル、ワカナ!遅くなった!」
そこにはいつものように白一色の大剣を背負い、銀色のフルプレートアーマーを装備したカズさんが立っておられました!
第74話「ワカナの装飾品」はいかがでしたでしょうか?
今回はイベントに向けての準備がほとんど完了した感じでしたが、ラストでカズが登場するという。
次回はそんなカズもまじえての話になります!
基本的にステータスを見る話になるので、気軽に見てもらえればと思います!
――次回「もうすぐ開幕です!」
更新は明日、朝8時になりますので、お楽しみに!




