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第62話 アイテムのこと

どうも、ヌマサンです。

今回はテツの装備についての話から始まります。

ちなみに前回のテツのステータスにあった3つの装飾品のことだったりします。

それでは、第62話「アイテムのこと」をお楽しみください!

「テツさん、どうやってこれほどのアクセサリーを入手なさったのですか?」


「ああ、守りのペンダントに関しては、交換だ。アヤのクランにいたヤツとアイテムと素材を交換した時に貰った。それで、ゴールデンリングに関しては、峡谷地帯にある洞窟の奥にいるゴールデンタイタンという魔物からのドロップアイテムだが、倒したのはユーカなんだ」


「それでは、そのネイビーラビットのベルトは……?」


「これは、ネイビーラビットを倒した時に出るネイビーラビットの皮を元に自分で作ったんだ。これでも、魔道具師アイテムメーカーだからね」


 そうです、テツさんは魔道具師アイテムメーカーなのですから、アイテムを自分で作ることも可能なのです。であれば、ご自分の装備品を自分で作っていてもおかしくないです。


「……じゃあ、私たちも素材を持ってこられれば、装飾品あたりは作ってもらえる?」


「ああ、もちろんだとも。アイテム作りで一番面倒なのが素材集めだからね。それをやってくれるならタダで作ってもいい」


 テツさんの言葉にワカナちゃんの瞳がキラキラと輝いておられました。やはり、知り合いの方が作ってくださるアイテムとなると、少しスペシャルな感じがするのですよ。


「今のところ、私たちのアイテムをどう作るとかは決めてるんですか?」


「いや、特に決めてないな。それは今から考えるところだ。必要な素材とかが分かれば、すぐにメッセージ送るから」


「分かりました」


 ルビアちゃんはテツさんと話をなさっておられますが、アイテムが出来上がるのが楽しみなのでしょうか。楽しみだというのが声とか表情とかからもよく伝わってきます。


 そんな時、工房のドアがドンッ!と大きな音を立てて開きました。


「ハル!装備、買ってきたぞ……!」


 入って来られたのはユーカさんでした。まるで我が子に誕生日プレゼントを買ってきたお父さんのような勢いでビックリしてしまったのです……!


 とはいえ、ユーカさんが装備を両手に抱えているのを見ると、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。


 ユーカさんはその抱えるほどの大荷物を工房の真ん中にあるテーブルにドサッと置かれました。そして、最初に手に取ったのは一本の剣。


「これは鋼の剣だ。刀身の色はこんな感じのスチールグレーだが、柄と鞘が純白なんだ。ハルには白系の装備が似合うと思って買ってきた。あ、もちろん切れ味は問題ない。何だったら、テツで試し斬りしても構わないぞ」


 そう言って笑顔のユーカさんなのですが、目がキラキラしておられて、ショッピング自体が楽しかったというのが伝わってきました。とはいえ、テツさんは本当に試し斬りされると思ったらしく、スススッとカウンターの奥へと避難していかれました。


 『テツさん大丈夫です!私はそんなことしません!』と言いたい気分です。


 それはさておき、白い鞘と柄が刀身のグレーと対比的な感じで、個人的には気に入った一振りです。ですので、すぐに装備を変更しました。


 ……そこからもユーカさんの装備品の紹介が続くのでした。

第62話「アイテムのこと」はいかがでしたでしょうか?

テツが魔道具師であることを活かして、装備品を自作していたわけですが、ハルたちの装備品がどんな仕上がりになるのか、期待していてもらえればと思います。

それと、ユーカがハルに装備品を買ってきてましたが、次回はその話の続きになります!

――次回「ユーカさんからのプレゼント」

更新は明日、朝8時になりますので、お楽しみに!

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