表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
409/418

第408話 カツヒロさんとキヨさん

どうも、ヌマサンです!

今回はカツヒロとキヨの出会いの話。

一体、どのような出会いがあったのか、楽しみに読み進めてもらえればと思います……!

それでは、第408話「カツヒロさんとキヨさん」をお楽しみください!

 カツヒロさんとキヨさんがゲームを始めたのは去年のゴールデンウィーク。


 キヨさんと出会ったのはSdnGを始めて2日目。


 何気なくフィールドを散策している時に、カツヒロさんがコボルトの群れに囲まれてしまい、身動きが取れなくなっていた時。


 そこに割って入ってきて共闘したのが、他ならぬキヨさん。


 2人で共闘して、意気投合した2人はその日のうちにパーティを組んだそうなのです。


「出会ったその日のうちにパーティ結成って、俺とワカナが会ったその日のうちにハルをパーティに誘ったのと似てるな」


「た、確かにそうなのです……。それに、コボルトに囲まれているところを助けてもらったという状況までそっくりです……!」


 なんとも似通った点の多い不思議な話。


 ですが、カツヒロさんとキヨさんの話はまだ続きがありました。


 それから1カ月ほどは2人だけでパーティを組んで戦っていたのですが、治癒士(ヒーラー)さんや魔法使い(ウィザード)さんが加わり、最終的にバランスの取れた4人パーティになっていったのだそう。


 ですが、もうすぐ夏真っ盛りという時期に転機が訪れます。


 そうです、キヨさんがアヤさんのクランである『光炎の女王』へスカウトされたのですよ……!


 キヨさんも迷っておられましたが、カツヒロさんは『光炎の女王』へ行くことを後押ししたのだそう。


「あの時は、俺もその方がキヨのためだと本気で思っていた。だが、俺が後押しした時のキヨの顔は今でも忘れられん」


「それはどのような……?」


「ぎゅっと唇を噛みしめていそりゃあもう、悔しそうにな」


「ということは……」


「ああ、引き留めてくれる。一緒にSdnGをやろうってな。でも、俺は後押ししてから気づいてしまった」


 時すでに遅し。キヨさんは早々とパーティを抜け、アヤさんの『光炎の女王』へと移籍。


 パーティのリーダーがキヨさんだったこともあり、その時点でパーティは自動的に解散ということに。


「カツヒロさん。他の二人は……?」


「それっきりだ。今も2人ともログインした形跡はない。あのままSdnGをやめてしまったんだろうな。そう思うと、自分だけ楽しく続けているのが申し訳ない気分になる」


 ポツリとこぼしたカツヒロさんの言葉に、私も、カズさんもケースケさんも。何も言えずに黙り込むしかありませんでした。


「おっと、すまないな。湿っぽい話になってしまった。今はオフ会だ。楽しい話をしよう」


 そう言って、無理やり話題を楽しいものへと切り替えようとするお父さん。


 ですが、お父さんのどこか寂しそうな眼は、表情とは相反していて、近くで見ていて複雑な気分になってしまうのでした。

第408話「カツヒロさんとキヨさん」はいかがでしたでしょうか?

今回はカツヒロとキヨがパーティを組んでいた頃の話でした。

カツヒロとキヨのパーティがアヤの誘いで解散となったのは印象的だったのではないでしょうか。

次回も引き続きオフ会の話になりますので、楽しみにしていてもらえればと思います……!

次回も明日の8時に更新しますので、また読みに来てもらえると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ