表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/16

俺たちの未来

あの日を振り替えって彼女は何度もいう。

「友達ってなってください!って宣言してなるものじゃないよね」

そりゃそうだと今の俺は思う。

しかし、緊張してしまったら何をいいだすか分かんないだろ!いい加減恥ずかしいから、言うのやめてくれ

いつかみたいに口に出せそうにないようなことを思う。


あのクリスマスから2年がたち、俺らは22を迎えた。

友達宣言をした俺は、きちんと恋人になってください!と宣言することができ(一生分の勇気を使い果たした気がする)めでたくその年のうちに榎本白雪(えのもとみゆき)さんを彼女としてゲットした。

次の年は男友達に自慢しまくったのを覚えている。


今年、俺らは就活を控えている。

来年から彼女の近くにいれない生活をおくることになる。

それでも…榎本さん……いや、白雪(みゆき)は、俺といてくれるだろうか?不安はあるがと思って俺は首を振った。

そんなこと不安に思うなんて白雪(みゆき)に失礼だ。

白雪(みゆき)は、そんな娘じゃない。近くにいないくらいで一緒に居れないくらいで、ふっと消えてしまうような娘じゃない。

白雪(みゆき)と過ごした2年間がそう言っていた。

俺らは、少し離れたって大丈夫。

だって、今はこんなに幸せなんだから

きっと、ずっと一緒にいる。そんな未来が目に見えるようだった。

まぁ白雪(みゆき)には、恥ずかしくて今は言えないけど……

「ずっと一緒にいような。」

いつか言えることを願いながら、俺は今日の幸せを噛みしめていた。

これで本編は終了です。

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。


これから冬恋は、番外編をボチボチだして行こうかなと考えています。

そちらもぜひご覧ください!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ