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第五話:社長からプレイヤーの皆様にお知らせだよ。

超高層ビルの最上階のペントハウスから一人の筋骨隆々の短髪の男が前面ガラス

張りの窓から眼下に広がる朝の景色を眺めながら、御伽 真二(28)は、ショッ

トグラスのウオッカを一気に飲み干し、喉に熱い火の通るような感覚が走る。


御伽「くぅっーーーー、きっくぅー、この朝の景色見ながらウオッカ飲むと、

   ようやくここまで来たッて実感湧くんだよなぁー。」


御伽が自身の現実を実感しているインターフォンが鳴る。


インターフォンの画面に映し出されていたいたのは黒のスーツでビシッとき

めていてロングの黒髪をポニーテールにしていて目元が鋭い知的な魅力の女

性秘書、桐野 沙耶が映っていた。


御伽は、どうぞと、言いインターフォンでドアの鍵を解除した。


そして足音が御伽の部屋前で止まりドアをノックする音が聞こえ、どうぞと

言うと桐野沙耶が入ってきた。


桐野「失礼します。…はぁ、またやってたんですか社長。」


御伽「ははは、三年前までバイトで食いつないでいた身分だからかなどうも

   まだ慣れなくてね。

    それと、ここには二人だけなんだ真二でいいよ幼馴染なんだし。」


桐野「真二、あなたは、自身の力でソーシャルゲーム会社、リアル志向社を

   立ち上げUltimatewarを全世界に普及させ、今やこんな超高層ビル

   自社ビルで持つようになったのよ、謙虚なのもいいけど少しくらい

   天狗になってもいいと思うけど?」


御伽「自分だけの力じゃないよ…沙耶が信じて奔走してくれたから今ここ

   に立ててるんだ。

    それと優秀な社員達の御蔭でね。」


そう言い御伽は微笑む。


御伽「それで、用件は何かな?」


桐野「この、資料を見て。」


桐野から資料を渡され、それに目を通した御伽は口元に笑みを浮かべた。


御伽「遂に、Ultimatewarのユーザー数が五千万人越えか…これでようやく

   次の段階に進める。」


桐野「そうね、それで、いつから始めるの?」


御伽「今すぐにだ、沙耶、会見の用意を頼む、一発派手に決めるっ!!」


桐野「では、早速準備に取り掛かるわ…あと…服着なさいよっ!!服着てない

   のに、どうぞ言うなっ!!なんで、謙虚で社員思いなのにこんな

   ヌーディストなのよっ!!」


そう、御伽は今まで全裸だったのだった。


御伽「この最上階は、私の居住スペースしかも自室だから全裸で

   問題ないはずだ。」


桐野「確かにあなたの部屋であなたが全裸になろうが何の問題もないわよっ

   、でも人が来たら服ぐらい着なさいっ!!」


御伽「沙耶、君は誤解している。」


きりっとした表情になる御伽。


桐野「なっ、何がよっ」


御伽「私は、誰でもかまわず全裸対応しているわけじゃない…心から信頼し

   ている君だからこそこんな無防備な姿を晒しているんだ。」


そう言われ少し顔を赤らめる桐野。


桐野「そっ…そういうことなら・・・とか言うと思ったかこの露出狂がぁっ!!」


御伽の顔面の側面に向けて見事なハイキックが放たれた。


御伽「ですよねー」


御伽の顔面に桐野の蹴りが炸裂し、御伽は吹っ飛び壁に突き刺さり何処かの

前衛芸術みたいになったのであった。



午後一時:悟はまた滑り台の柱の後ろ、神流は屋上で、槍雄は校庭のベンチ

でスマホを見ていた。


 同時刻、銀二は自室のパソコンを見ている。


彼らは、Ultimatewarの製作者の重大発表があるとのことでスマホ、パソコン

の画面に齧り付いていた。


そして、ついに御伽が会見の会場入ってくる映像が入り御伽はマイクの前に

立った。


御伽「やあ、皆さん私がこのUltimatewarの生みの親、リアル志向社、社長

  、御伽 真二です。

    皆様もご存知のとおりこのゲームは、武器、気象、科学などさまざま

   専門家の意見を聞き実際のガチの戦場と変わらないレベルで仕上がってる。

   まあ、このゲームを作った理由は極めて単純、ありとあらゆる可能性を見

   てみたかったからだ。


    そして、私の期待通り、原始的な方法で近代兵器を使う相手に打ち勝つ

   者や、陰湿な心理戦、現実の金で物量を維持するもの、他の者の戦術を参考

   に前の戦術をグレードアップする者、さまざまな戦い方をするものが

   現れた。


   これだけでも私の好奇心は満たされたは満たされたが私は強欲でね、そこで

   次の戦いのステージを用意した。


   今日の6月15日から一年後、その国の中で上位五名は、チームを組んで各国

   のチームと潰しあってもらう。


   もちろん勝利したチームには、名誉だけじゃない、優勝賞金十億円を用意

   してある。

    それでは現在上位のプレイヤーは、今の地位を死に物狂いで守り、上位

   に居ないものは持てる力全て使って引きずり落とせっ!!それでは皆さん健闘

   を祈ってますよ。」


そして、放送が終了した。


この放送見た、神流は、笑い出し、悟は凶悪な笑みを浮かべ舌なめずりし、銀二

は目元が鋭くなり、槍雄は静かだが興奮で出が震えていた。


神流「あははははっ、いいじゃない最高に趣向が凝ってるじゃない、日本だけじ

   やなく世界を相手に潰しあえるなんて、これこそ私が求めていたもだわっ!!」


悟「あー今日は眠れないぜ、世界中の奴らを惨殺できるなんて…嬉しすぎて

  顔がもどらねぇぜ」


銀二「くっくっ、若造の分際で粋なまねするよのぉー、年甲斐もなく熱くなって

   きたのぉー」


槍雄「これこそ本当の意味での世界の頂点に立てるわけか…このチャンス絶対

   物にしてみせる。」


こうしてUltimatewarの世界はこれまで以上にデジタル戦国時代へと突入した。


 





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