悠斗くんと一緒に下校…不安でしかない…
side 由美
「ゆゆゆ、悠斗くん、歩けるから、大丈夫だから」
「えー?別にこうやっててもいいじゃん。」
そういって無邪気にとても可愛らしく笑う、私の目の前の小悪魔、悠斗くん。本当かわいいし近くで話しかけられるとドキドキする。ってそうじゃなくて、今この場の打開策を考えなきゃ。いや、別に法律でダメとかそういうわけじゃないけどさ…でもでも、
「お姫様抱っこだけはやめて!」
あれから、数分後。…どうしてこうなった⁉︎
ーー数分前
今、私と悠斗くんは手をつないで下校している。
あんなことがあったせいで帰るのが遅くなり、朝のようにチラチラ見る人は減っている。といってもゼロではない。
しばらく歩いてると悠斗くんは何を考えたのか手を離し、私にさっきより近づいてくる。
そしてこういった。
「ねぇ、由美先輩。見てる人そんないないし…ふふ、こうやっていってもいい?」
そして気づくと私は悠斗くんに抱き上げられていて…
--現在
ということなのだ。
私はおろしてもらうために
「ゆ、悠斗くん、少ないけどまだ人いるし…ね?」
と可愛らしく言ってみる。
「////」
こんな不細工がやったら、そりゃ黙りたくなるよね…
で、でも理由が他にあるかもだし…
「ど、どうしたの…?」
「どうもしてないよ?」
絶対どうもしてなくないと思うけど、そういうなら…
「本当に大丈夫?」
そういって悠斗くんのおでこに触れる。って…
「っ///」
「熱っ!悠斗くん、カゼなんじゃないの?」
「本当になんでもないったら」
そこまで意地はるなら…
「じゃあ降ろし「だーめ。」て…はーい…」
やっぱ、一筋縄ではいかないかぁ…なんかいきなり冷静になったし。
そう思いながら、私は家へ向かった。悠斗くんに抱っこされながら…
でも…本当におろしてくれないと、人の目もそうだけど手から伝わる悠斗くんの体温。顔が近いから感じる息。本当はさっきからドキドキしてるよ…
「…ねぇ、由美先輩?」
いきなり話しかけられて驚く。
「な、何?」
「ふふ、大好きだよ」
「え、あ、うん、ありが…とう…ございます…///」
やばい、恥ずかしくて何も考えられない…
「ずっとずっと、離さないから。」
「う、うん。って…え?」
い、今すごいこと言わなかった?
歩いてた人がみんなこっちを見てるよ。
私、本当にこれから大丈夫かなぁ…?
…見てわかるかもしれませんが…多分しばらく悠斗くんのターンです。
でも、龍騎先輩も結構出てくると思うので…
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