…悠斗くんって…もしかして、いやもしかしなくても…腹、黒…?
side 由美
あの後、先生のお話などがあって今は放課後。
そろそろ帰ろうかな…
そう思った時、「ガラッ」とドアが開く音がした。
「由美先輩♪」
「あ、悠斗くん一緒に「由美先輩。」帰る…って何?」
私の言葉をさえぎってまで言ったその言葉には、妙に威圧感がある、悠斗くんらしくない言い方だった。
「由美先輩、付き合ってください!」
・・・へ?
告白…?う、うれしいけど…前も言った通りわたしは悠斗くんのこと…
「ごめんなさい‼︎悠斗くんのこと好きだけど恋愛対象としては「んー、そっか残念だなぁ」…え?」
あまりにもすぐに諦めたのでわたしは驚きの声を出す。
「本当はこんなことしたくなかったんだけど、仕方ないか。」
そう言って無邪気に笑う悠斗くんの手に握られてたスマホには、わたしのパ◯ツの写真がある。
「付き合ってくれないと、この写真ばらまいちゃうよ?」
「え、ちょ、だめ!ってかいつの間に撮ったの‼︎」
「え?いつの間に撮ったってこの前由美先輩が僕の家にきた時だよ」
あぁ、あの時か…
「と、とにかく、その写真をばらまくのだけはやめて!」
まじで、いろいろやばいから!
「なら、付き合ってくれる?」
「う、うん。付き合うから!」
あ、言っちゃった。だってその場のアレが…
「ありがと♪じゃ、今日から僕以外の男と仲良くしないでね?約束だよっ♪」
でもそれじゃ、男子の友達が…よしここは正々堂々と言おう。
「悠斗くん、でもそれzy「由美先輩は僕の言うことを聞くの。そうしないとこれ…ね♪」わかりましたよ!はい。」
だってあんなかわいい顔の内側に秘めた黒い笑顔見せられたら「はい」以外のなにも言えないよ。
「あとこれは、付き合う印!」
悠斗くんはそう言ってわたしに顔を近づけたかと思うとほおに柔らかい感触が伝わる。
も、もしかしてこれって、キス⁉︎
「ゆゆゆ、悠斗くん///」
わたしの顔が熱くなっていくのが感じる。
「ふふ、かわいい」
「悠斗くん、からかわないでよ!」
「え、本当のことだよ?」
「////」
本当のこと、と言われてわたしはもっと顔を熱くする。
「やっぱ、かわいい。…ほら、帰ろっ♪」
「う、うん」
そう言って、悠斗くんが差し出した手を掴む。
・・・ねぇ、悠斗くんって腹黒だよね。