表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/5

私の後輩、悠斗くん


seed 由美(ゆみ)

ふわぁぁぁぁぁ、朝かぁ〜

そう思いながら私は「伸び」をする。それからのんびりとカーテンに近づき目をさますためにカーテンを開ける。

「わっ、眩しい!」

私はいきなり入ってきた光に目をやられる。目は確かにさめたけど、目が開けられないのでしばらく目を閉じてると、いきなりチャイムがなった。

「はーい、誰ですかー?」

頑張って目を開けてドアを開けるとそこにいたのは…

「悠斗だよ!由美先輩、行こっ♪」

星野(ほしの) 悠斗(ゆうと)だった。

悠斗くんは、近所に住んでいる男の子。

すんごく可愛くて、私よりも女の子みたいなの!

…でもどこへ…?そっか、今日から中学じゃん!

悠斗くんは中学1年生になるから…

「うん、悠斗くん、ちょっと待っててね」

うちの中学は珍しくて、入学式が始業式の前日にあるんだよね。

悠斗くんはどのクラスになったのかな…?

「由美先輩、僕のクラスどこかなぁって考えてたでしょ?」

悠斗くんがいきなり私に話しかけてくる。

「な、なんでわかったの?」

私は不思議に思ったことを悠斗くんに聞いてみる。

「あ、ビンゴ?」

…予想だったのか…

「僕のクラスはねぇー

1-Cだよ!」

「そうなんだ」

私はあっさりと返事を返す。

「むー、由美先輩からきいておいてその態度はないでしょ」

ほおをふくらませる悠斗くんは本当に可愛い。

…恋愛対象にはならないのだが…

それからチャチャっと準備して悠斗くんに声をかける。

「あ、悠斗くん、そろそろ行こうか」

「ん、由美先輩もう用意できたのー?

じゃ、いこっか」

悠斗くんはそう言って、優しく私に手を差し伸べてくる。

・・・?どうして、恋人みたいなことになってるのー⁉︎

「い、いいよ悠斗くん。

恋人でもあるまいし…」

「…僕が手をつなぎたいの!

だめ…?」

涙目+上目遣いに勝てるわけないでしょ…

「…今日だけだからね!」

「ありがと♪由美先輩!」

そう言って、悠斗くんと手をつないで学校へ行く私。

…正直言って、女子の視線が痛い!すごい痛い!

どうする、どうする私!

と思っていたら、ちょうど学校へ着いた。

そろそろ手を離してもらおう。そうだ、そうしよう。

「…ここまでいい?」

「もっと一緒にいたかったんだけどなぁ…

仕方ないなぁ、いいよ」

よかったぁ。

…そういえば私のクラスはどこだろう?

えーと…2-Bか。

今日は顔合わせだけなんだよね。

それから、長い始業式が始まって、今は教室に行くところなんだけど

--ドンッ

誰かにぶつかっちゃった、どうしよう…

やばい、超にらまれてる。

ってこの人、怖くてドsで有名な船橋(ふなばし) 龍騎(りゅうき)先輩じゃないですか⁉︎

「ご、ごめんなさいっ‼︎」

「…」

まじでやばい、逃げよう。

そう言って私はダッシュで駆け出した。

「あ、ちょ、待てよ‼︎」

私には何も聞こえない、大丈夫、大丈夫だから…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ