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『なろう』の空洞化?

作者: サエキ タケヒコ


 私は異世界もので『なろう』を知った。


 外の世界アニメやコミックでは異世界(転移・転生)ものばやりである。

 

 昨年の『無職転生』のアニメの大ヒットや、その他の初期のレジェンドレベルの作品の3期や4期もヒットしている。


 石田衣良氏は、先月末、自身のツィッターやユーチューブのチャンネルで「異世界転生にハマっている」と述べ、異世界転生もののコミックの原作を執筆中であると話した。


 いよいよ直木賞作家が異世界転生ものに参入して、作品を書き始める時代になったのだ。


 「なろう」や「異世界もの」は、特別な趣味・趣向ではなく、広く日本社会でエンタメの発祥地やジャンルとして市民権を確立したようだ。


 ところがひるがえって、その「なろう」の現状を見ると、日間総合ランキングでは、異世界転生ものはほとんどない。ハイファンタジーすら少ない。


 かつ、エッセイや活動報告などを見ると、なろうにおける古くからの有力作家の嘆きや活動停止や脱退もみうけられる。


 外の世界ではなろう発のファンタジーが隆盛なのに、なろうの中ではドーナッツのように中心部の空洞化が進んでいるのではないだろうか。


 そんな危惧をいだくのは私だけであろうか。




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― 新着の感想 ―
[一言] 何事も「流行り廃り」があるということなのではないでしょうか。 エッセイで挙げられている作品は今調べましたら、本編は2015年に「なろう」では連載が終了しています。 ですので、アニメ化された作…
[一言] まぁざまぁとか令嬢ものに移っちゃいましたからね。 転生や転移だと主人公が強くなるまで興味を引くポイントが来ませんが、ざまぁなら目の前にカタルシスポイントがありますし、令嬢ものなら貴族のお嬢様…
[一言] なるほど!スッキリしました。ありがとうございます。 それでいうとIDはユーザー数とは微妙に乖離があるのかも知れません。気になって、なろうトップページのここ半年のユーザー数をwebアーカイブ…
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