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マリアは前世を思い出す。

最近、恋愛ものが人気らしいよって聞いて書き始めました!



私は前世で日本のしがない社会人女性でちょっとオタク趣味がある程度の一般人だった。


それが突然帰宅途中に事故に遭って何の因果か死後、中世ヨーロッパ風の世界に転生していた。


転生した私は、マリア・フォン・グランデンベルグと名付けられ、公爵令嬢として育てられて来た。


今年14歳になる私は来年からこのゲッペルゼア王国の学園へと通う事になっている。


貴族の子息子女だけでなく入学試験で優秀な成績を出した平民なども通っている学園の名は、王立ムーンリバー学園。



何故、今更こんな事を考えているのかって?

それは、前世の記憶を取り戻したのがついさっきで記憶の整理をしないと訳が分からなくなりそうだったからだ。


いや、そんなことよりも。


そんなことよりもだ。


問題は転生した私はゴリラだという事だ。


母親も父親も普通の欧米人風の美形な人間で4歳年下の弟も人間で、なんなら使用人もお抱えの商人も時々陳情に来る村長も人間、ヒューマン、ホモ・サピエンス・サピエンスだ。


自室にある鏡の前に立って自分の姿を見てみる。

どう見てもゴリラだ。

サル目ヒト科ゴリラ属のあのゴリラだ。


事故死、まだわかる。

転生、まだわかる。

異世界、まだわかる。

貴族、まだわかるし、実際嬉しい。

ゴリラ、まったくわからない。



ちなみに、喋れるのか気になり試してみると「ウホ」としか言えなかった。

事故死してゴリラに転生するなんて……ホントにウホホ、否、トホホである。


その日、私が嘆いていると側仕えのメイドが


「マリア様、空腹でいらっしゃるんですね。」


と言ってサラダを大量に持って来てくれた。


人としての記憶が無い時の私は一体どう振る舞っていたんだと不安になったが考えるのをやめ、私はベッドに潜り込み寝る事にした。

読者が着いて来てくれると信じて私はただ突っ走るだけだ!

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