フラダンスの犬、で、ごめん。
ほぼ同じ文章をエッセイストの秋さんが、『妄想、甚だしい』っていうエッセイ集(!)に書いてるからね。
ちょっと、手抜きっぽいけど、その実ちがうんですぅ!(ひ、悲鳴のような、言い訳……)
詩には、詩の。
ちゃんと、夢が、ございます。
なんことだか、わかんないんですけどね。
ぼく、もう、疲れたよ、
って、いったのは、
『フラダンスの犬』と蔑まれる
絵描きのネロだったっけ?
いつもいつも、
フラダンスばかりするセントバーナードを
描くことしかできないから、
ほかの絵描きや、画商から、
尊敬を少々と、大半の畏怖を込めて
そう呼ばれているのだ、
『フラダンスの犬』って?
えーっと。
あまりにもてきとうに、
フラダンス、って言葉に
逃げ込んだ文章を書いたもんだから、
あとが続かないよ。
好きッ!
って、なにが、さ?
まーた、
てきとうなこといって、
誤魔化そうとして。
ダメだよ?
そんな、たいせつな感情を、
そんなくっだらないことに使っちゃあ、ね?
ち、違うよ。
照れ隠し、だよ?
あなた、それでも、詩人とか、名乗るの?
あたしの、この繊細なセンサーが
感知するに、だね、
ちっとも詩人なんかじゃなくて、
ですね、
ただのキッチンドランカー、
なんじゃね?
いやいや、
それだけは、ないっしょ?
もう、
アルコールを摂取する行為をやめて、
数年になるとか、
キッチンには、
料理酒一滴ございません、ことよ?
なら、詩人か?
いや〜?
なんか、おかしな事喋ってない?
なら、ぼく、もう、疲れたよ、って。
あたしもいいたくなるよ。
いって、
もう、疲れたから、
終わりってことに、
させてよ?
朝っぱらから、
妄想甚だしき者あり、だね?
うん、そうや。
(運送屋、の発声でね?)(な、なぜ?)
あたし、もう、疲れたよ、
って、いったのは、
『フラダンスの犬、で、ごめん。』と誤った
(あ、謝った、じゃなくて?
(ああ、そうか、まぁ、『誤って』るよなぁ。
詩人の秋だったっけ?
は、はったけ、やぁ〜。
正しくは、
(ほ、ほっとけ、やぁ〜。)
当て字は、
(葉、葉っ竹、やぁ〜、)
ですね?
ヘンな名前………
お読みくださり、誠にありがとうございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。