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現実にもスキルがあったなら。  作者: 高一の勇者
第一章:始まりの非日常
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番外編:仁美と雨宮

まだテストは終わってないけど連日連夜勉強尽くしとかやってられっか!という訳で書きました。気分転換ですよ気分転換。


今回は仁美と雨宮が遭遇する番外編です。時間軸的には決闘の日曜日とエピローグの間になります。


また、今日は二話連続投稿です。こちらは一話目になります。ではどうぞ。

隆二と雨宮の決闘の後の水曜日。私――鈴木仁美はいつも通りウロボロスが何かやらかしてないか、パトロールをしていた。


しかし、未だにウロボロスの構成員が何かをしていた、という場面には出会ったことがない。なので実際、散歩のようなものとなっていた。


「少し甘いものが食べたいな⋯⋯」


私は思わずポツリと呟く。


隆二のせいで女になってから、どうも甘いものが好きになった気がする。まあ、特に困っている訳では無いからこれに関しては気にしていない。


「たしかあそこに喫茶店があったな⋯⋯寄ってみるか。」


ずっとパトロールしていても疲れるだけだ。そもそも、今はウロボロスも大人しいらしいから、真面目にやったとしても私の出番は無いだろう。


そう自己弁護して、私は目的の喫茶店へと向かっていった。



――――――――――――――――



私がその喫茶店のドアを開けると、ドアベルがカランカランと音を立て、店員がやってくる。


「いらっしゃいませ~!」


元気な挨拶のあと、席に案内してくれる。平日の昼間だからか人は少なく閑散としていた。私は席に着き、喫茶店の内装を眺める。


⋯⋯内装に詳しい訳では無いが、全体的に明るくて好きだな。店員も明るめで好印象だ。


「こちら、メニューになります!ご注文がお決まりになりましたらお呼びください!」

「⋯⋯?メニューなら既に机に置かれているが⋯⋯」

「え?あっ、しまった前のバイトのクセで⋯⋯失礼しました!」

「ふふ、気にしていないから大丈夫だ。」


ただ、少しドジなようだが。まあ、それも含めて親しみやすい雰囲気があるな。


さてと、そろそろ気になるメニューを見てみるとしようか⋯⋯と、その時。


カランカラン、と音がした。それはつまり来客があったと言うことだ。


私以外にも平日の昼間から喫茶店に寄るような人もいるのだなと思いつつ、何気なく入口の方を見て、


「!?」


思わず硬直した。これは仕方の無いことだと思う。なぜなら⋯⋯


「やっぱりここはいいわね⋯⋯何頼もうかしら」


その客とは、雨宮涼子だったからだ。


⋯⋯いや待て、落ち着け。とりあえず自然な風を装って顔をメニューに向け直すんだ⋯⋯良し。


「いらっしゃいませ〜⋯⋯あ!涼子ちゃんじゃないですかー!」

「あ、彩華さやかじゃない!確認用のメニューを出しちゃう癖は治った?」

「な、治ってません⋯⋯」

「ふふっ、相変わらずね」


雨宮は店員さんと気さくに話している。いや⋯⋯お前そんなに他人と仲良く話せるタイプの人間だったか?


「ところで、涼子ちゃん雰囲気変わりました?なんか柔らかくなった気がしますよ?」


ああ、やはり以前とは違うのか。


「あー⋯⋯ちょっとね。最近色々と調子に乗ってたのよ。それに気付かされて、ね。」

「成程、それは良かったですね!今の涼子ちゃんの方が私は好きです!」

「そ、そうかしら⋯⋯それならいいのだけど」


まあ、ツンケンしているよりは優しい印象があった方が誰だって好きだろうしな。


雨宮がここに来たのは、単に行きつけの店というだけで、私とは関係無いのだろう。なら、こちらから関わる必要は無いな。触らぬ神に祟りなし、だ。


とか思ってメニューに意識を戻したのだが。


「あら?この時間帯に私以外の客がいるなんて珍しいわね?」


いやこっち見んな。


「そうですよねー、見た目的に若いし、学生さんだと思うんですけどねー」

「⋯⋯彩華って色々無神経よね」


誰が不登校だ。ある意味間違ってはないが。


「そもそもこの店自体立地が悪くて人が殆ど来ないのに⋯⋯」

「それ、店長に言ったら怒られるわよ?」


あの子不注意にも程があるわ。


「でも、そうね⋯⋯確かに気になるわ」


雨宮はそう言うと、こちらに近寄ってきた。なんでだ!来ないでくれ!


「ねぇ、会話は聞こえてたでしょ?なんでこの店に来たのか聞いてもいいかしら?」


私の願いも虚しく、雨宮は私の傍までやって来ると、そう聞いてきた。


くっ⋯⋯さすがにこれを無視するのはきつい。仕方ない、実際は初対面みたいなものだし、ボロを出さないように素知らぬ顔で対応しよう。


「⋯⋯以前、この喫茶店を見かけてな。気になったから来てみたんだ」


実際、この店に来たのはそれが理由だ。嘘は言っていない。


「へぇ、でもこの喫茶店、大通りから外れてて迷い込んだりしない限りこの辺に来ないと思うのだけど。どうして見かけたのか切っ掛けを聞いても?」


⋯⋯何故知りたがる?単なる好奇心ならやめて欲しいのだが。


そう思ったのが顔に出ていたのか、雨宮は少し慌てて言い訳をした。


「あ、気を悪くしたのならごめんなさい。ただその、貴女を見るとね、ちょっと友人を思い出すの。それで気になっちゃって⋯⋯」


⋯⋯まあ実質同一人物だからな。似た何かを感じるのかもしれない。


さて、どうするか。ここで隆二やライマに助けを求めてもいいが、それだと私がサボったことが露見してしまう。


やはり無難に自然な対応で躱すしか無いか。


「ああ、そうだったのか。いきなり初対面で詳しく聞かれたものだから、つい怪しんでしまった」

「うぅ、やっぱりそうよね⋯⋯ごめんなさい」


雨宮は私の言葉にしゅんとする。おお、なんだか調子が狂うな⋯⋯


「大丈夫だ、気にしていないさ」

「それならいいのだけれど⋯⋯最近調子に乗りまくってたから無意識に失礼なことをしそうで⋯⋯」


⋯⋯ああ、そうか。私は雨宮が元々嫌悪の対象となる人物だったことを覚えている。だからそちらの方で考えてしまっているのか。


「⋯⋯⋯⋯」

「⋯⋯えっと、どうかしたの?」

「いや、なんでもない。気にしないでくれ」


雨宮は単に私を「友人に似た初対面の人物」として扱っているのだろう。そして以前のように迷惑をかけていないか不安になっているだけなのだろう。


「それより、立ったまま話すのもなんだ、座って注文をしてから話さないか?」


だから私はそう提案した。


「え、それって、相席ってこと?」

「当然だろう?相席せずに話すのは面倒だ」

「じゃあ、失礼して⋯⋯」


雨宮は私の言葉に従いテーブルを挟んだ向かい側の席に腰掛けた。


さて、まずは注文をしよう。ハニートーストとやらが気になるからそれを頼むか。



――――――――――――



二人とも注文を頼み終わったので、話し始めることにした。


「まずは自己紹介をしようか。私の名前は鈴木仁美だ、よろしく。」

「鈴木さんね、分かったわ。私は雨宮涼子よ」

「雨宮⋯⋯さんだな。分かった」


危ない、呼び捨てしてしまう所だった。実質初対面なのだから気をつけねば。


「それで、私が何故この店を知る機会があったのか、だったな?」

「ああ、さっきはつい興味本位で聞いてしまったけど、嫌なら答えなくても大丈夫よ?」

「いいさ、隠すことでもない。単に仕事中にこの辺りを通ったことがあったんだ」


仕事(パトロール)中にな。


「そうなのね⋯⋯」


雨宮はそう言って、なにやら悩んでいるようだった。恐らく返事を選んでいるのだろう。


「⋯⋯言いたいことは分かるさ。私は見た目の通り本来なら学生の年齢だ。」

「あ、やっぱりそうなのね⋯⋯」

「少し事情があってな。仕事内容も悪いが話せないが、とにかくこの店を見つけたのは仕事中の偶然、という事だ。」

「なるほど⋯⋯答えてくれてありがとうね」


雨宮がそう言った後に、飲み物が届いた。私はコーヒー、雨宮はカフェラテである。


私はコーヒーを一口飲み、今度は私が気になっていることを聞くことにした。


「それでは私も質問していいか?」

「え?ええ、私の質問に答えてもらったし、大丈夫よ」

「分かった。では、雨宮さんの方は何故この店を知ったんだ?散々見つけづらいと言っていたから、雨宮さんが見つけた理由をが気になってな。」

「あー⋯⋯それはね、その⋯⋯」


私の質問に対し、雨宮はどうもばつが悪そうに歯切れの悪い言葉を返した。


「⋯⋯答えたくなければ別に構わないぞ?」

「⋯⋯いや、大丈夫よ。私の場合は、簡単に言うならバイトをサボってウロウロしてた時にたまたま見つけたのよ。今思うと本当にバカだったと思うわ」


なるほど、バイトというのはTFSPの任務のことだろう。しかしそれを雨宮はサボったと。


「そうか⋯⋯不用意に訊いてしまってすまなかった」

「別にいいのよ、私がバカやってたってだけの話だもの⋯⋯」


そうは言いつつも表情は暗い。やはり後悔の念はあるのだろう。


「お待たせしました〜!」


そこへ空気を読まずに店員がやって来た。


「こちらご注文のハニートーストと、シナモンロールで〜す!」


そのまま料理を持ってきて、テーブルの上に置いて雨宮の様子にも気づかずさっさと戻って行った。あいつ接客業向いてないんじゃないか⋯⋯?


「⋯⋯これ以上辛気臭い話はやめましょ。料理が不味くなるしね」


雨宮はそう言って私に微笑みかけた。私もこれ以上この件について話す気は無かった。

なので、別の話題を出すことにした。


「⋯⋯そうだな。では、別のことを聞いてもいいだろうか?」

「いいけれど⋯⋯何かしら?」

「先程言っていた、私を見ると思い出すという友人についてだな」


本体あいつがどう思われてるのか、気になるしな。


「まあ、そう言われたら気になるわよね⋯⋯でも、正直似てるとは思わないのよ。」

「そうなのか?」

「うん、そもそも性別が違うし⋯⋯」


まあ、それは仕方ない。


「それにあいつと違ってしっかりしてそうだし⋯⋯」


本体が割と抜けてるからな。あれを見ていると私がしっかりしなければと思ってしまう。


「それに、どんな時でも冷静そうに見えるわ」


それは見えるだけだと思うぞ?というか本体より私に対する評価が来るとは思わなかった。


「そ、そうか⋯⋯」


なんだか照れ臭くなり、私はハニートーストを一口食べる。ああ、甘くて美味しい。

しかし雨宮は私のそんな様子を見て、軽く笑った。


「ふふっ、そうやって照れる所もあいつとは違うわね」

「むぅ⋯⋯からかわないでくれないか?」


私は思わず少し唇を尖らせてそう言った。しかしどうやら逆効果だったようで、雨宮は益々笑みを深くする。


「可愛いわね、鈴木さんは」

「かわっ⋯⋯!?」


まさかそんなことを言われるとは思わず、硬直してしまう。


「ええ、やっぱり私の勘違いだったのかも。だってあいつとは似ても似つかないもの」

「わ、私の話はもういいから、そのあいつとやらの話をしてくれないか!?」


私はこの話題を続けるのに耐えられなくなり、最初聞きたかったことに話題を強引にずらそうとする。


「ああ、そうだったわね。ごめんなさい」


雨宮は謝ったが、顔は笑ったままだった。クソ、本当にお前そんなキャラだったか⋯⋯!?元々の暴君のイメージが強すぎてギャップが凄い!



「そうねぇ⋯⋯何から話そうかしら⋯⋯」



雨宮は隆二について話し始めた。


最初は悪口から始まった。正論ばっかり言うわ挑発してくるわで気に食わないと。

が、直ぐに根性があるとか意外と面白いとか話が合うとか好印象を抱いてることを感じられることを話し始めた。


うむ、聞いてはいたが、本体とは良好な関係な関係を築きつつあるようだな。


私達は時々料理を食べながら話を続けていたのだが⋯⋯


「あと、そいつは何でか知らないけど何かとスペックが高いのよねぇ⋯⋯料理も作れるし、成績も良いみたい」

「へぇ、料理か⋯⋯どのくらいの腕前なんだ?」

「まだ私は作ってもらったことないから知らないけど、バイトの上司が絶賛してたわね。はぁ、私のバカ⋯⋯」


後藤さんがそれをネタにからかったな?しかし⋯⋯


「ん?何故そこで私のバカ、と?」

「あー⋯⋯」


答えは分かっているが、あえて聞いてみる。すると雨宮は先ほどと同じようにバツの悪そうな顔をして言葉を濁したが、


「んー、まあこれも隠すことじゃないわね⋯⋯さっき、私は以前調子に乗りまくってたっていったでしょ?」

「ああ、言っていたな。それ絡みか?」

「えぇ⋯⋯その時、私はその友人と、めちゃくちゃ仲悪かったのよ⋯⋯」

「⋯⋯そうか」


雨宮は再び、暗い表情になってしまった。


「しかも不仲の原因は私。初対面でかなり酷いことしちゃって、それをその時の私は悪いことと思ってなかったの。本当に、あの時はどうかしていたわ⋯⋯」

「それは⋯⋯」


雨宮の言葉に、私は返事に詰まる。事情を知っていようとも、相手からしたら私は他人。事情について言及出来るはずもないし、した所で何を言えばいいのか分からない。


雨宮は俯き、言葉を続ける。


「⋯⋯今でこそね、あいつは私に普通に接してくれる。私も謝罪はした。けれど、時々気になるの。あいつは本当に、私の事を許しているのかなって⋯⋯」


⋯⋯雨宮は、本当に後悔しているのだな、以前のことは。


本体から少し聞いてはいた。「軽口を叩きあってる途中で、急に神妙になったりするんだよなぁ」と言っていた。


⋯⋯雨宮は、軽口ですらまた隆二を怒らせるのではないかと危惧しているのだろう。考えすぎだが、今までの自分の振る舞いのせいで不安になっているのだろう。


⋯⋯何も、気にする事は無いと言うのに。隆二はお前の顔面を一発殴った時点で大体スッキリしたし、謝罪も受けたことで、完全に許した。


では、私の返すべき返事は――


「⋯⋯ならば、直接聞いてみてはどうだ?」

「⋯⋯え?」

「直接、自分のことを許しているのか聞いてみるんだ」

「いやいや待ってよ!そんなこと出来るわけないじゃない!?」


私の提案に雨宮は心底驚いたようだ。まあ私とて何も事情を知らなければこんな提案する気はないが、聞いた場合の返事はわかり切っている。


「その友人が以前のことを気にしている様子だったか?」

「そんな様子は無かったけど⋯⋯内心どう思ってるか分からないし」

「表面上気にしてないのなら大して嫌われてはいないだろう。聞いてみて、気にしてないのであればそれでいいし、少し気にしていると言うのであれば、その蟠りを無くせるように行動すればいい。不安に思って悩み続ける方が良くないと思うぞ」


それらしいことを言って、雨宮を説得する。


「そ、そうかしら⋯⋯?」

「ああ。不安に思っているなら、それは必ず表面上に出てくる。それで逆に相手に不信感を抱かせる可能性もあるからな」

「⋯⋯そ、そうかもしれないわね⋯⋯」


雨宮は、私の言葉に納得してくれたようだ。俯いていた顔を上げると、


「分かった。私、鈴木さんの言う通り明日にでも聞いてみるわ!」

「ああ。それがいい」


私は満足してそう言い、ハニートーストの最後の一切れを口の中に放り込んだ。うむ、美味しかったな。今度自分でも作ってみるか。


「⋯⋯さて、話も纏まったし、料理も食べ終えた。私はそろそろ失礼するよ」


雨宮と遭遇して、最初はどうなることかと思ったが、全く問題無かった。むしろ変に疑っていた私の方が問題だったな。


しかし、だからこそ気が緩んでボロがでそうだ。話も食事も区切り良く追われたことだし、パトロールに戻ることにしよう。


「えっ!?ちょ、ちょっと待って!もうちょっと話さない?」

「⋯⋯悪いが、仕事の合間の休憩だからな。長々とここに居る訳には行かないんだ」


あんまりここに長居しているとライマに気づかれて隆二に伝わりそうな気もするしな。


「そう⋯⋯じゃあ、次にまたここであった時には話せない?」

「そうだな、それなら大丈夫だ」


まあ、そのくらいなら平気だろう。私はそう判断し、了承した。



――――――――――――



後日、隆二が「なんか雨宮が急に『私の事どう思ってる?』って聞いてきたんだが」と言っていた。


「なんて返事したんだ?」と聞くと、「気の合う友人」と返したらしい。やっぱりな。


雨宮の悩みもこれで晴れただろう。そう思っていると、隆二がジト目でこちらを見ていた。


「⋯⋯なんだ?」

「いやな?なんでそんなことを聞くのか俺も気になって訊ねてみたんだ。そしたら、喫茶店で会った人がアドバイスをくれた、との事だったんだわ」


私は思わず固まる。


「で、話を聞いてたら、うっかりか知らんが名前を言ってな?鈴木って、名字らしいんだよ⋯⋯」

「⋯⋯鈴木という名字は珍しく無いだろう?」

「俺と同年代で仕事中に喫茶店を見つけた鈴木は一人じゃないかな?」

「ぐっ⋯⋯」


もはや言い逃れは出来ない。雨宮よ、喋りすぎだ⋯⋯


「やっぱりサボってやがったなテメー!こうなったら全身くすぐりの刑だ!いくぞ隆二3号!!」

「おう!!」

「ちょっ、待て」


当然のように二人がかりで襲いかかるのはやめろ!あ、やめろ足の裏はやめろーーーっ!!






⋯⋯しばらくしてハァハァ言ってる私を見て気が引けたのか挙動不審になりながら宿題を終わらせに行った。お前なぁ⋯⋯

ちなみに雨宮は学校をサボった訳では無いです。創立記念日だったんです。普通の学生してます。


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