決闘の日曜日 その2
今回は二話連投です。これは一話目です。
テスト終わった!バトルシーン書こう!
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何故かバトル無しで7000文字到達
・・・同時にバトルシーンも投稿してるので勘弁してください。
B5階はほぼ全て訓練室であるとは聞いていた。だが・・・
「ひっっっっっろ・・・」
イヤなんだよこれ広すぎない?何ヘクタールくらいあるんだよ。高さもかなりのものだし・・・え?大丈夫?これ崩落したりしない?柱あるけど不安になるわ。
例えるなら立体駐車場から車全部撤去して天井全部ぶち抜いた感じだろうか。そのくらい広い。いや・・・こんな広くする意味ってあるの?
『マスター、ここにもスキルの反応が感じられます。恐らく何か仕掛けがあるのでしょう。』
もう大体スキルのせいだなおい。分かった、こう言えばいいんだな?
スキルの力ってすげー!
『何ですかそのノリは・・・』
「驚くのは分かるが、口が開きっぱなしだぞ。」
隣にいた和也さんに注意されたので慌てて口を閉じる。あ、苦笑いしてやがる・・・なんかムカつく。
「とても広いですけど・・・他の部屋は無いんですか?」
東山兄が和也さんにそう訊ねる。
そう言えばエレベーターから直接この部屋に来たな。訓練用の武器とかも置いてる様子は無いが・・・
「ああ、エレベーターの隣に扉があるだろう?そこから武器庫や控え室に観戦室、そしてこの訓練室の機能の操作室がある。」
言われて振り返ると確かにエレベーターの隣に扉がある。訓練室の広さに気を取られてこっち見てなかったから気づかなかったぜ。
しかし訓練室の機能の操作室、か。スキル関係なのに操作が出来るのか・・・どういう仕組みなんだか。
俺がそんなことを考えていると和也さんが腕時計を見て、
「ふむ・・・もう午後一時だな。そろそろ準備をした方がいい。」
と、そう告げた。
「準備って言うと・・・訓練用の武器選びとか?」
正直何でもいいんだが・・・
「ああ、多くの種類があるからな。大葉は今まで武器を握った経験は無いだろう?選ぶのに時間がかかるはずだ。」
あー、まあ本来なら使い心地を軽く確かめたりする必要はあるかもなぁ。・・・ん?
「あれ?なんで断定するんだ?剣道とかやってたりするかもしれないじゃんか。」
まあそんな経験無いんだけど。
「柏木と中澤から聞いた限り大葉はそのような習い事や部活はしていなかったと聞いたからな。」
アイツら口軽いなおい。いやまあこの程度の情報ならいいんだけどさ・・・あーやっぱり不安だぜ。
「・・・まあいいや。なら、見せてもらってもいいか?」
「ああ、着いてこい。」
俺達は先程の扉へと向かっていった。
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扉の先は廊下になっており、また何個か扉があった。どれかが武器庫に繋がっているのだろう。
あ、そう言えば。
「あ、和也さん、坂口さんと颯太さんと東山兄妹は?」
「彼らは観戦室に居てもらう。武器のアドバイスの出来るような者もいないしな。」
そうなの?とTFSPに元から所属していた二人を見ると。
「私は戦闘員じゃありませんし〜」
「俺は格闘だから参考にならないな。」
と返事が来た。なるほど。
割と奥の方にあるようで、扉を幾つか通り過ぎた。ここも扉にプレートが付いており、それぞれの部屋の役割を知ることが出来た。
「更衣室」「控え室」「観戦室」っと、ここで他の人と分かれる。続いて「武器庫」「操作室」・・・・・・ん?
「あれ今武器庫通り過ぎなかった?」
「そっちは実戦用の本物の武器庫だ。今回は用はない。」
紛らわしいなおい。
「こっちが「訓練用武器庫」、今回使う武器が置いてある場所だ。」
和也さんはある扉の前へ辿り着くとそう言いつつ扉を開いた。
早速中に入る。
「お邪魔しまー・・・うわっ」
そこには沢山の武器が並んでいた。
木刀にゴム製らしきバット、警棒、先端がゴムの槍、柔らかそうな素材で出来たハンマーなど・・・多種多様で、大きな怪我を負わせなさそうな武器ばっかりが並んでいた。
「うーわ、本当に多くの種類があるなー・・・」
『武装術』持ってても早めに来てよかったと思うぜ。さーてどれがいいかなー・・・っておい待て。
「和也さん?あれ、見間違いじゃなきゃ銃じゃねぇか?」
この武器庫の一角に、見るからにエアガンと質感が違うガチの銃が置かれていた。HGにSMGにAR、それに、えーとあれスナイパーライフルか?で、あれは・・・うん、途中から分からん。けどどう見ても銃だ。近くに替えのマガジンや二脚、用途の分からない道具等もある。
で、肝心の和也さんの反応は。
「ああ、銃だって置いてあるさ。TFSPは国際組織だからな。」
わー流石は国際組織ですね。じゃなくて!
「いやあれ模擬戦でも使えないだろ!ゴム弾だって危ないだろ!?」
目とか股間とか当たったらやべぇじゃん!?
『それは想像したくないな・・・』
お前は片方の弱点無くなったろ。
『馬鹿が、女だって普通に痛いに決まってるだろう。寧ろ中に入る危険性があるからより危険かもしれない。』
中入るとかどうなったらそうなるんだよ。あと、恥じらい無くそういうこと言わないでくれ、なんか困る。
・・・まあとにかくどっちにしろ危ないことに変わりはないだろう。
で、それに対して和也さんは、
「ああ、訓練用の弾はある超能力者によって特殊な効果が付与されていてな。命中しても痛みだけで怪我をすることは無いようになっている。」
と返答した。もうスキルってなんでもありやな・・・
『今更では?』
いやそうだけども。あれ?なんで他の人よりスキルに詳しい筈の俺が戸惑ってんだっけ?
・・・まあ今はそれは置いておこう。とにかく、
「この銃は安全ってことでいいんだな?」
「そういう事だ。」
うん。それだけ分かってりゃいいや。
でも銃かー・・・遠距離武器使ったら雨宮も遠距離攻撃してきそうな気がするしなぁ・・・アサルトライフルとかでかいの装備してたら先に遠距離攻撃してきそう。ハンドガンならギリ大丈夫かね?
「だが、正直銃はオススメ出来ないがな。」
和也さんもこう言ってるしなぁ。
「いきなり銃なんて使いこなせないだろう?」
・・・あ、確かに普通そうだな。俺は『武装術』あるから普通に使えると思ってたけど・・・試してみるか?
「・・・なあ、試射場とかあるか?」
「銃を使うのか?だが・・・」
「外れても不意を突くくらいは出来るだろ?少しやってあんまり酷かったら諦めるよ。」
「むぅ・・・まあ、武器の選択は君の自由だ、いいだろう。そこのドアの向こうだ。」
適当に言いくるめて、試射場の場所を教えて貰った。銃の置いてあるコーナーのすぐ近くにあったな。
俺は少し考えてから適当にハンドガンを手に取り試射場に入った。中は遠くに的が置いてあり、手前に色々なものが置いてあった。試射場なんて入ったこと無いからここどんな感じかよく分からんけど。
さてと・・・銃を手に取った瞬間から、使い方は何となく分かってる。
俺は片手で名も知らぬハンドガンを構えると、片手で安全装置を解除し、的に銃口を向け、少し狙いをつけた後、引き金を引いた。
バァン!というゲームやアニメでよく聞く音が、しかし現実には聞きなれない音が響き、視認すら困難な速度で弾丸が発射されーー見事に的の中心を撃ち抜いた。
更に俺は追加で三発弾丸を放つ。弾は全て寸分違わず・・・とまではいかないがほぼ同じ地点へと着弾した。そして一旦安全装置をかけ、銃を下ろす。
・・・・・・わー『武装術』、マジパネェ〜〜・・・
『ちなみにマスター、銃を触った経験は?』
エアガンちょっと使わせて貰ったくらいだわ。しかも真正面の空き缶すらたまに外すレベル。
で?今撃った感じだとこれ、どのくらいのレベルなん?撃った的までの距離ってこれ幾つ?あ、書いてあるな・・・150m。んーどのくらいか分からん。
まあいいや、銃が使えるってことは分かったし、せっかくだし使ってみるか。ハンドガンならそう警戒もされないだろうし。
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試射場から出ると、和也さんが俺に気づき腕時計を確認した後話しかけてくる。
「随分と早かったな?まだ五分程度しか経ってないぞ。」
「あーまあ、使えるかどうかの確認だけだからな。意外と精度は良かったから使ってみるよ。」
そう言いつつさっきの銃コーナーからホルスターとマガジンを抜き取り左腰の所に吊り下げて置く。うーんやっぱりこういうのちょっとテンション上がるなー。
「そうか・・・」
和也さんはなんか微妙に呆れたような目で俺を見ていた。何故だ。
『本物の銃にテンション上げて使ってみたくなった子供みたいに思っているのでは?』
・・・半分事実だから何とも言えねー。まあ、気にしても仕方ない。
「よし、じゃあ近距離用の武器を選ぶか!」
「なるべく普通のものを選べよ?」
さすがにロマンに走ったりしねーって・・・
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その後、幾つか振ってみたが、どれも『武装術』で使いこなせるため、どれが一番、とかは特に無かった。
「うーん・・・」
とりあえず今振ってたムチ(柔らか素材)を元の場所に直しつつ考える。雨宮を相手にする上でどんな武器が有効か。
まず重い武器は論外だ。明らかスピードタイプの雨宮にハンマーとかは『武装術』込でも当てれる気がしない。
そして電気を通す素材の武器もダメだ。攻撃したは俺がダメージを受けかねない。
で、あとは俺がどう戦うかで決まるのだが・・・そうだな、片手は開けておきたいな。何かあった時対応しやすそうだ。
あ、あとリーチが長すぎるのもダメだな。間合いの内側に入られたら終わる。
うーん・・・となれば、木刀かゴム製バットとかそこら辺か・・・そうなると受けも可能な武器の方がいいし、木刀でいいかな。警棒って選択肢もあるが、あれは軽すぎて使いづらかったからな。
という訳で俺の装備は、木刀とハンドガンに決まった。ので和也さんに話しかける。
「和也さん、武器は決まったぞ。」
「む、そうか・・・木刀にハンドガンか。ハンドガンはともかく、木刀はいいと思うぞ。では、雨宮が来るまで訓練室で待機して置いてくれ。」
「分かった。」
現在の時刻は13:53。もうすぐ雨宮も来るだろう。
「よーし・・・待ってるぜ、雨宮・・・」
俺はそう呟き、闘志を滾らせた。
『なんかライバルとの戦いを楽しみにするキャラみたいになってますよ。』
・・・気分が萎えるようなことを言わんでよろしい。
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そして5分後。エレベーターのドアが開き、一人の少女がこちらへ向かってくる。
そいつは俺の前に辿り着くと、口を開いた。
「あら、逃げずによく来たわね。ビビって来ないんじゃないかと思って心配したわ。」
「お前に心配なんぞされたかねーな。そっちこそ、逃げるんじゃないかって思ったぞ。」
「は?私が逃げるわけないじゃない。馬鹿じゃないの?」
「いやお前昨日説教から逃げたろ。」
「うっ、あれはその・・・忘れてたというか・・・」
あ、もしかしてとは思ったけど素で忘れてたのかあれ。
まああんなこと言った手前戻るわけにいかないし、説教なんて受けたくもねーもんなー?そりゃそのまま逃げるよな。
「と、とにかく!アンタは今日ここで私がボッコボコのギッタンギッタンにしてあげるから覚悟しておきなさい!!」
あ、誤魔化した。つーかなんだろ、今はあんまりこいつにムカつかないんだが・・・何で?
「私に逆らったこと、後悔させてやるんだから!!」
前言撤回、ムカついてきた。
「は?お前自分がしたこと分かってねーのか?逆らうも何も罵倒されて当然のことしてんだぞお前」
「もうそれは昨日聞き飽きたわ!そんなことどうでもいいからアンタは黙って私に倒されときなさい!」
「寝言は寝てから言えや。俺に勝てると思ってんのか?おーん?」
「そんなこと当たり前じゃない。馬鹿なの?寧ろアンタこそ本気で私に勝てると思ってんの?」
「あ?当然だボケ。」
「・・・ハッ。」
「てめー今鼻で笑いやがったな!?」
あー今すぐこいつに『気功法』でかめ〇め波ぶち込みたい。あの皆の憧れの技で倒されるなら雨宮でも納得すんだろ多分。
『マスター?ダメですよ?』
分かってらーい・・・あーイラつく・・・と、そこで何処かから声が聞こえてきた。
『あー、マイクテス、マイクテス・・・問題無いようだな。』
この声は、和也さんか。
「和也さん、もう始めていいか?こいつぶちのめしたい。」
「そうね、私もさっさとこいつぶっ飛ばしたいわ。」
おう、珍しく意見が合うな。気分が悪くなるぜ。
『はぁ・・・お前らは気が早すぎだ。今回の決闘について、ルールの確認をするぞ。』
俺らの言葉を聞いた和也さんは、ため息をついたあとルールについて話し始めた。
『一つ目は、当然だが命の危険があるような攻撃はしないようにすることだ。いいな?』
まあ当然だな。流石に本気でぶっ殺したいとは・・・・・・うん。思わん。
『今の間はなんですか・・・』
『二つ目、今回の決闘は私が審判を行う。私の指示には必ず従うこと。』
これもまあ当然だな。雨宮が違反しないか心配だが、流石にそこまで格好悪い真似はしないだろうと思いたい。
『ルールは以上だ。』
えっ、少なっ。
「なによ、そんだけ?」
『ああ。それ以外は特に無い。流石に開始の合図の前から攻撃とかは無しだがな。』
そんなもんか・・・でも実際現実で模擬戦とかするならルールを細かく決める必要は無いのかもな。競技じゃないんだし。
とか勝手に納得していると。
『それと・・・今回の決闘だが、現在、39人の構成員が観戦しようとしている。』
・・・と、和也さんが言った。
うん。ちょっと待て。なんでそんな人数が観戦してるんだよ。確かTFSP日本支部の所属人数が300人くらいだったはずだから、13%の人が観戦しようとしているってことになる。
「いやいつの間に観戦室にそんな人数来てたんだよ!?」
『言ってなかったが、訓練室での闘いは端末でリアルタイムで視聴出来る。どうもお前達の決闘の噂を誰かが流したようでな、決闘前に既に待機している人が現在39人いるのだ。』
え、何?生放送?それは恥ずいんですが。
「えぇ〜・・・恥ずかしいんだけど・・・」
お前恥ずかしがるようなタマかよ。
『っと、丁度二時になったな。・・・ふむ、一気に視聴者数が増えたな。82人だ。』
ふーえーんーなーよー!!
『さて、時間になったことだ、始めよう。』『今回のステージは、これだ!!』『なっ!?』
おお、どうした?和也さんとは違う声がしたんだが。あと、ステージも何も、ここ殺風景な広い部屋が広がってるだけなんだけど・・・と思っていたら。
ゴゴゴゴゴ・・・という音とともに訓練室が揺れ始める。え?何地震?待って崩落したら流石に死ぬ。
『流れ的に地震では無いでしょう・・・最初に感じたスキルの気配が強くなってますね。』
ってことは・・・?
俺が答えに辿り着く前に、訓練室がその姿を変えた。何も無かった筈の空間が、様々な建物で埋まっていく。地面の質感が白く綺麗なコンクリート床から、薄汚れ、亀裂が所々に入ったコンクリートの床へと変わる。
更にただライトが付いていただけの天井も適度に雲のある晴れた青空へと変化した。
・・・これなんかマンガで見たことある気がする。
『この規模は恐らく名持ちスキルによるものでしょう。』
なるほどね・・・で、今回のステージとか言ってるあたり別のステージも出せるんだろうなぁ・・・
そう考察しつつ周囲の建物を見回してみたが・・・これ、最近見たばっかりの光景な気がするな・・・ちなみに俺らがいるのはそこそこ開けた場所だ。
『今回のステージは、『廃工場』だー!!そういえば今回対戦する二人の因縁の始まりも廃工場でしたね!いやぁ、偶然って凄いなーー!』
ああ、廃工場ね。なるほど確かにあの廃工場に似てる・・・ってそれより、
「いきなり誰?」
なんかノリノリで喋り始めたけど。声からして女性っぽい。
『えっ?私?ただの実況好きだよお気になさらずー』
『この・・・柴田!!勝手に入ってくるな!!』
『うひゃあ!!そんな怒んないでよー後藤っち。禿げるよ?』
『誰が禿げるか!!』
なんか言い合い始めたんだけど・・・
「柴田・・・本当に実況好きね・・・」
雨宮が呆れた様子でそう言ってるのを見るに、常習犯なのだろうか。
『だってさー、生放送機能ついててマイクあるんだぜ?これは実況しないと損だよ!!』
・・・つくづく面白い人が多いなぁTFSP。でもなぁ・・・
「すまん、今回は引っ込んどいて貰えない?」
「ええ、正直今回は邪魔よ。」
『えーー!?』
因縁の対決にそんなハイテンションで実況付けられたらやる気無くすわ。
『・・・そういう訳だ。さっさと出ていけ。・・・おい、コメント欄もごねるんじゃない!!』
何でコメント機能ついてるんだよ!?TFSP巫山戯とんのか!!
『でも今どき選挙も生放送で見てコメント出来る時代ですしおかしくは無いのかも知れませんよ?』
・・・そう言われるとそんな気がしてくる・・・じゃねぇ、さっきから本題に入れてないんだよ、いい加減にしろ!
『わ、私を追い出しても第二、第三の私が実況を・・・ぬわーっ!!』
『・・・ふぅ。二人とも、済まなかったな。ここからは真面目に行う。』
柴田を追い出すことに成功したようだ。ようやく話が進みそうだな・・・
『コホン・・・では、両者は、充分に距離を取るように!!』
和也さんがそう指示を出す。俺らはその言葉に従い、ある程度離れる。大体、10mくらいか。
『これより、大葉隆二、対、雨宮涼子の決闘を始める!!両者、構え!』
俺は木刀を雨宮に向けて構え、雨宮は体に雷を纏い、体制を整える。
「すぐに終わらせてあげるわ。土下座して謝る準備をしておくことね。」
「そっちこそ、泣いて詫びる覚悟をしておけよ?」
さーて・・・絶対ぶちのめす!
『・・・始めっ!!』
その言葉を合図に、俺達の決闘が始まった。
おまけ
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上田「なんで生放送機能が付いてるんすか?」
和也「戦闘員の戦い方を見ることで、その戦闘員の能力を詳しく把握したり、自分の戦い方の参考にしたりでき、リアルタイムでも見れた方がいいから・・・だそうだ。」
上田「コメント機能はどうしてっすか?」
和也「視聴者が戦い方を見て気になったことをコメントし、戦闘していた者は後でどんなコメントが来ていたか見返すことで、自分の戦い方を見直すことができる・・・らしい。また、同様の理由で掲示板機能もある。」
上田「ぶっちゃけ本当は?」
和也「訓練室の設計者の趣味だ。」
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スキル一覧です。
名持ちスキル
賢神3(思考補助系)
覇王2(身体強化、妨害系)
極ノ旗3(スキル強化系)
錬金3(現象系)
属性系スキル
閃雷12
蒼炎3
現象系スキル
装甲・腕4
装甲・脚
錬成8
聖光2
念話2
分体4 特殊強化
身体強化系スキル
心眼2
武装術2
気功法3
思考補助系スキル
解析
身体変化系スキル
性別反転3
竜化3
ネタ系スキル
自爆Lv1、3、4、MAX
スキル解放条件
自分の持つスキルと同じスキルを持つ人間を五人視認する。(カウント3)