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プロローグ
-------生臭い
鉄と汚物をグチャグチャに混ぜ合わせたような臭いを漂わせるアスファルトの上、横たわっていたのは間違いなく私の妹だった。
ああ…ドウシテコンナコトニナッタ?
薔薇を敷き詰めたように赤色の中で、千切れた十字架のネックレスが銀色の光を放っていた。
それを見て、私ようやく分かったんだ。この世には、神様なんていやしない。あるのは非情な現実のみ。
その日から-私は一切の感情を捨てた。
二度と傷つくことがないように
-------生臭い
鉄と汚物をグチャグチャに混ぜ合わせたような臭いを漂わせるアスファルトの上、横たわっていたのは間違いなく私の妹だった。
ああ…ドウシテコンナコトニナッタ?
薔薇を敷き詰めたように赤色の中で、千切れた十字架のネックレスが銀色の光を放っていた。
それを見て、私ようやく分かったんだ。この世には、神様なんていやしない。あるのは非情な現実のみ。
その日から-私は一切の感情を捨てた。
二度と傷つくことがないように
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