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第2章北海道その2

・熊

県道230号線を走って行くと、真ん中に島のある湖が見えてきた。洞爺湖だ。

洞爺湖温泉街を抜けて、昭和新山向かう。

(翌年この辺は地震で大打撃を受けることになる)

気が進まなかったが、クマ牧場に入った。もともと野生の動物を見世物にしていることが好きではない。

駐車するだけのつもりなのにお金を取られた。

昭和新山が真じかに見えたのでカメラに収め、横のガラス館を見て直に出た。

人も多く観光スポットはもう行かないと思う。

人を集めて何とか金を落とさせようとする。ガラス館なんて関係ないと思う。

もっと自然残せない物か、おみやげ屋越の昭和新山はいただけない。




・ホタテ

伊達市から37号線、36号線と入り室蘭市に入った。

室蘭市の中心がこんな半島にあると驚いた。

室蘭港を右に見ながら、半島の先端をめざした。

漁船が多く停泊している港に、海が見えるようにキャンピングカーを止める。


キャンピングカーもCクラスになると、どこでも駐車できそうでそうでもない。

1)道の駅

2)港

3)パチンコ屋

4)スパー銭湯

こんなところが止めやすかった。


早朝漁船のエンジンの音で目が覚める。皆眠っているので主人と散歩に出た。

お母さん達が網から魚を外していた。船から引き上げられる網の所々に魚がかかっている。

主人が「ご苦労様」と声をかけると解からない方言がかえってきた。

感で「金沢です」と答えた。

何か大きな声で笑われた。

名前の知らない魚を一匹もらった。ありがとう


もらった魚を主人がさしみにしていると、まだ薄暗いでライトを点けたダンプカーがキャンピングカーの横に止まった。

見ていると竿を持った30半ばのお兄さんが降りてきた。

観察していると、投げ竿をしている。なんとホタテがかかってくる。びつくり

主人は僕と散歩のふりをして近くに行ってもっと観察した。

竿の先には(やじろべー)のような物を付けている。

その腕の部分にホタテが口に銜えて上がってくる。面白い。

「お兄さんの仕掛けどこに売っていますか?」「これは自分で作るんですょ」

「へぇー予備があれば僕に売ってくれません?」

「一個予備があるからあげるよ」「わーありがとう」

という訳でホタテ釣り仕掛け主人はゲット。

お兄さんは1時間くらいでバケツいっぱいホタテを持ち帰り、僕にも5個分けてくれた。朝食はもらった魚の刺身とホタテを焼いて食べ、今の出来事を亜紀に説明して、亜紀とホタテ釣りに挑戦した。

面白いくらい釣れる。

仕掛けが海底をなぞって来ると、ホタテはびっくりして泳ぐらしい。

その時偶然口に挟むのだ。

これは特許申請するべきだと思う。(笑)




・大湯沼

ホタテ投げ釣りは、3日ほど居たが最後仕掛けが切れてしまった。

断念して移動することにした。


ドリフターズの歌にでてくる登別温泉から地獄谷へと進める。

加賀温泉郷に比べると小さい。地獄谷もどこでもこんな風景があるような気がした。

行き止まりの道に入って行った。異様な所に着いた。大湯沼だ。

地獄谷は人も多かったが、ここまで入ってくる人はいなく僕らだけだ。

沼の色は気持ちの悪い、腐敗した赤い血の色だ。火星の水の無くなる時はこんな状態ではなかったろうか、駐車場の溝にお湯がどんどん流れている。亜紀が触ると「熱い!」焼けどしそうになった。50℃くらいある。


元の道にもどり倶多楽湖方に行くと、急な坂を上りつづけた。見晴らし台から見てみると、登別原始林のあちこちから湯気が上がっている。不思議な場所だ。

倶多楽湖を左に見て走り国道に出た。


国道36号沿いの水産物の売っている市場のような店に入る。さすが北海道種類は豊富だ。主人はご飯のおかずになる物を2,3点買った。


アイヌ民族博物館を見て、白老町のポロト湖の公園にキャンピングカーを止め今日はここで、雨がすごくなってきた。




・キタキツネ

今日はいい天気だ。

雨が降ると、キャンピングカーの屋根に当る雨音が喧しくて眠れたものではない。

カラスが屋根を歩いても喧しい。

今度キャンピングカーを作る時は、人工芝を屋根に貼ろう。

我ながらグットアイデア。


何で湖があると寄りたくなるのだろう。

276号線で支笏湖に向かう、453号線に入ると支笏温泉があり、支笏湖が見えてた。

綺麗な湖だ。右に紋別岳、左に支笏湖を見て気持ちよく走る。

ヒデとロザンナの曲が流れる。

恵庭岳のふもとにキャンプ場があり、そこのアスワァルトもしてない駐車場に入る。

地元のペンションのオーナーが虹鱒を釣っていた。40cmくらいの虹鱒がバンバン釣れていた。餌は昆虫の幼虫で気持ち悪いので、声もかけずただ見ていた。

20分くらいで30匹くらい釣り上げて行った。


キャンプ場を抜けて進んで行くと行き止まりになった。そこに旅館があった。

丸駒温泉だ。湖の反対側からクルーザーでお客送り向かいするので有名らしい。

クルーザーから直接旅館に入れるようになっていた。

泊まろうと思ったが、満室だった。


恵庭岳を回るようにして進む、オコタンペ湖を右見て進むとすごく道が悪くなった。引き返そうと思うが、キャンピングカーを回すことができなくゆっくり走る。それでも舗装してない道はデコボコが多く右左に大きく揺れる。時速5kくらいで走る。カーナビだと道はつながっているが、大変なところに入り込んでしまった。

亜紀が「狐がいる!」道の脇に逃げずにジッとこちらを見ている。

餌を与えたら駄目と知っていたが、パンくずをやると銜えて走り去ったが、直ぐに戻って来る。何度もその行為を繰り返した。目をこらして見ると子供のところへ運んでいるのだ。持っているパンを全て与えた。

2時間くらいかけてやっと278号線に出る事ができた。キタキツネに会えたし満足。


苔の洞門を見て日高に向かう。




・壁画

日高ケンタッキーファムで昼バーベキューを食べる。

うまくも無いけど、まずくも無い肉だった。

ここは人が多く、食事、乗馬など1日楽しめるようだ。

人が多いところは、今の人間不信になっている主人は苦痛だようだ。

食事だけしてファムを後にした。


235号線を進んで行く、新冠、静内に入る。競走馬の産地で引退したハイセイコーやオグリキャプなどもいるらしい。国道沿いには馬の壁画大きく見えてくる。

主人達はウェスタン調の店に入りコーヒーを飲む。


主人はコーヒーを仕事している時も良く飲んでいたが、今車の中では、ゆっくりコーヒーグライダーで豆を挽き飲んでいる。またまたコーヒーが好きになったみたい。


静内温泉の駐車場で今日は1泊。


温泉は透明なサラサラしたお湯だったと主人からの報告。




・小さな心

緑の丘が何重にも見えて、ゆったりと馬が放牧されている。

北海道らしい風景だ。

静内温泉を拠点に、サラブレッド銀座など気ままに何日も回った。

オグリキャプは、一匹でのんびり草を食べていた。あれだけの人を沸かした馬だとは思えないくらいひっそりしていた。

しかし今が一番幸せなのかもしれない。

軽種馬教育センターでは競走馬の調教していた。駐車場で立てにしか車を止めないので、運転席に座って朝靄の中白い息をはきながら次々馬が走っていく様子を飽きもせず見た。

競馬場も行ったことがなかったので、始めて馬の走るのを生で見た。

馬が走る様子はなんて美しく力強いのだろう、感動!



ある事件があって静内を離れることになった。

いつものように観光客も行かない、奥地の牧場の馬を見ていた時、私有地を無断で入ったと怒られてしまった。

もちろん僕らが悪いのだが、大きい北海道に小さい心の奴もいるものだ。



・サンタの家

襟裳岬は風が強かった。

感じたのはこれだけ!ゼニガタアザラシがいるということだが、一匹も見えない。

税金の無駄づかいの「風の館」があるだけ、入る気もしなかった。

森進一の歌のイメージ同じく、何も無いー。


サンタクロースの生まれた広尾町に着いた。本当!あの人外人では?

とにかくサンタクロースの家あった。色々なろうそくを買った。


錆びれた水族館の(昨年11月3日閉館になった。)アシカショウは面白かった。

町の偉い人なのか、政治家の人なのか、何か考えること違うのでないのかなー。

この町も<もっと福祉にお金回したらどうでしょうか。よろしくって感じ。


温泉付きの道の駅(忠類)で一泊、立派な道の駅!




池田町のワイン城で、ステーキとワインを飲んでブランテーとワインの造り方を勉強して、ワインを3本買い釧路に向かう。


釧路湿原は広いけど、何がいいのかわからない。細岡展望台から湿原を見たのが、小さな虫が多くて困り、早々に車に戻った。


夜、釧路港にキャンピングカーを止めた。霧がすごく停泊している船の明かりがボーと見えてとても幻想的だ。

主人達は広尾町のサンタの家で買ったろうそくを水に浮かべ、日高ケンタッキーファムのハムをつまみに、池田町のワイン城で買ったワインを飲んだ。

クラッシックを聞きながら、ろうそくの火が消えるまで飲み明かした。

僕もハムをもらったよ!




・赤提灯

高倉健がカウンターの角で、静かに飲んでいる。「お酒はヌル目のカンでいい〜」と曲が流れ、カウンターの中では倍賞千恵子がいる。

主人は何時もそんな店に入って見たいと言っていた。

北海道では、何回かそれらしい店に入った。

今まではそんな店はなかったけど、釧路の赤提灯の店はチョットそれらしかった。

マスターはサラリーマンで、夜だけ店を手伝っているらしい。

「車の中だと大変でしょう」「この2階に泊まってもいいよ」とママは気さくに話してくれた。

常連の客が多く、隣の客とも意気投合した。

赤咲きカニを食べ、主人は久しぶりに日本酒(北の綿)を飲んだ。

僕も店の片隅で蟹を貰って食べた。




・小松空港

厚岸町はカキが名産らしい。カキ料理の店が多くあった。

主人はカキで一度中毒になってからあまり好まないらしいが、何故か店に入って行った。

「小粒であまり美味しくなかった。

石川の能登産は、もっと大きくうまい!段差があった。」主人の弁!


主人どうしても金沢に帰らなければならなくなって、千歳から飛行機に乗ることになり今来た道を引き返すことになった。


千歳まで夜どうしで走る。

千歳のホテルでキャンピングカーを止めてくれる所をやっとの思いで探し、亜紀と僕は留守番だ。主人は一路小松空港へ。




主人「初心を貫き、予定どぅり時計逆回りで行こう」と言い、苫小牧へ36号線で、235号線に入り静内へ向かう。

静内を走っていると、主人「もう一度馬が見たくなってきた」とキャンピングカーを左折させた。

先日着た時、主人の気に入っている場所があった。牧場の真ん中に農道が走っていて、道の脇にキャンピングカーがギリギリ止めるスペースがある。小高い丘の上で360度周りが見渡せる。朝になるとあちこちで馬が放牧される。朝は本当に気持ちのいい所だ。2日間ここで滞在した。




・脳溢血

神奈川県相模原在住のお世話になった人が、脳溢血で倒れたと主人の友達から連絡があった。

主人の友達というのは、金沢の寿司屋でここだけには携帯の番号を教えていた。

お世話になった人とは、倒産した会社の取引先の部長で主人が兄のように慕っていた人だ。会社の閉める時も1ヶ月前から手伝ってくれた。最後の日もこの寿司屋で主人は二人で「血圧高いんだけど、最後だから」とお酒を酌み交わした。

主人の為にかなり無理をしたのだろう。仕事を新潟に移したので、新潟に行ったはずなのだが、忙しくて相模原に帰れなくて薬を呑んでなかったようだ。


あー何という事だろう!


東京行きのフェリーに乗るために苫小牧へ急ぐ。




・メニュー

太平洋は荒れていて、船のベットは進行方向に対して横になっているので、ローリングすると頭が低くなったり高くなったり、主人は完全に船酔いです。


主人はフラフラする頭でとりあえずキャビングカーを走らせ相模原へ。




「中華の店のメニュー言えないだ」と言う。目は以前のような輝きが無く、どこかうつろだ。

「そんなの誰も完全に言えませんよ」と主人は答えた。


主人「本当に申し訳御座いません。僕のためにこんな事になって・・・」

「・・・・・・・・」彼は無言だった。

何か頭が回っていない。右手右足は完全に動かなかった。

1時間くらい主人は一人で色々お喋りして、病院を後にした。


中央道を金沢に向かって走った車内は長い時間無言だった。




・ハイウェイー温泉

主人は高速のサービスエリアがあると全て止まった。

何もする気が起きないらしい。

諏訪湖のエリアでは温泉がある。ここでも温泉に入って4日間いた。

松本インターで降りて、158号線で岐阜に向かう。




・奥飛騨

上高地は自家用車が入れないので、そのまま平湯トンネル抜けて右折し新穂高に向かう。

この辺は奥飛騨温泉卿といい、無数の温泉がある。

金沢からは2時間くらいで来る、主人はなんどもキャンピンカーを引いてここに来ている。

特に新穂高温泉 水明館 佳留萱山荘は日本一大きい露天風呂があり、オートキャンプの施設はないが、無理を言ってキャンプ場の洗い場の横にキャンピングカーを止めさせてもらって長い間滞在したことがある。

夜の露天風呂は10時頃になると灯りが消えてしまいます。しかし誰も居ない露天での夜空はこの世の物とは思えない。星がすごく近くて手でかき混ぜる事が出来そうなくらいだ。


一回露天風呂は500円だが、1週間で5千円で止めさせてもらった。電源も横の倉庫から引かしてもらって万全。


主人ここを拠点にミニバイクで移動して、露天風呂や観光をするつもりです。



新穂高ロープウェイは全長3200m、東洋一、さらにモンブランに次いで世界第2位というスケールを誇っている。

2階建てのゴンドラから見る北アルプスの大パノラマが広がる景観は圧巻だ。

北アルプス登山のメッカ、新穂高。春には高山植物が咲き乱れる笠ヶ岳。アルピニスト達の憧れ、槍ヶ岳。荒々しいイメージ漂う穂高岳。日本アルプス唯一の活火山、焼岳。ビッグスケールの自然はいつ見ても飽きがこない。

頂上では高山植物を観察できる自然散策道や天然温泉の足湯などもある。



新穂高ロープウェイへの道途中・中尾橋近くにある共同露天風呂。

巨大な岩に囲まれ、すぐ側を流れる蒲田川のごうごうという音を間近に聞きながら、槍ヶ岳や笠ヶ岳など美しい北アルプスの風景を望みながらの露天風呂は一幸。

この奥にある二人だけしか入れない大きさの露天風呂は、僕達だけの秘密の場所。このあたりはこのように無料で入れる露天風呂はいくつもある。

風呂好きな主人には最高の場所です。


オートキャンプ場は、ACN合掌の森オート、奥飛騨温泉郷オートなどがありますが、高いので一度行ってびっくりしてから行きません。1日で1万円盗られました。「お前はホテルか」って感じです。2ヶ所とも温泉などあってよいオートキャンプ場なので残念です。




・お婆さん

穂高ではほぼ1ヶ月滞在してしまった。旅館に1年生くらいの女の子がいて一緒に散歩したり、キャンピンカーのシートの下で食事したり、心がなんとなく空っぽになったような気がする。主人「サーそろそろ移動しょうかー」

とりあえずゆっくり金沢に帰ろう。


幅6m、落差64m、ほぼ垂直の絶壁から流れ落ちる平湯大滝を見る。

海抜2740mの畳平まで登ることができる日本一高いドライブウェイ、そして高山へ向かう。

飛騨鐘乳洞の手前で1泊。

朝起きて外に出てみると昨夜はわからなかったが、食堂の駐車場だった。道をはさんで向かいに旧家があり、朝食と書いてある。

主人は玄関を開けた。誰も居ない「すみませんー」と何回か叫ぶと、80近いお婆さん出てきた。奥へ案内されるとお爺さんいた。普通の家の食卓へ案内された感じだった。

出された食事は素朴な物だが、親戚の田舎に遊びに来たようで、主人は居心地が良くて昼までそこにいた。

旧家の裏には洞窟があり冷蔵庫かわりに使っている。庭には湧き水が出て中に大きなサンショウウオがいた。


飛騨の小京都、高山。ここでは、昔ながらの建物が今もなお大切に保存されている。紅柄格子が続く街並を歩くと、造り酒屋の屋号を染め抜いたのれんが印象的だった。主人はなんとなくミスマッチのラーメン屋さんに入って行った。


185号で白川街道に向かう。




・乗馬

蛭ヶ野高原に着いた。

ここは日本の真ん中で、上から流れてきた水は左に分かれて太平洋へ、右に分かれて日本海へ流れている。


<分水嶺>碑にかかれている文面


「ここ蛭ヶ野峠は日本内地のほぼ中央部にあって

  標高  875.95メートル

  東経  136度51分05秒

  西経   35度59分40秒

に位置し 岐阜県郡上郡高鷲村大字西洞字蛭ヶ野で 蛭ヶ野高原はこの峠を起点として北方へ展開している

 西方にそびえる1,709メートルの大日嶽の山腹を縫ってくだる清流は この蛭ヶ野峠において永久に袂を分かち 片や南は長良川の源流となって濃尾平野をうるおしながら太平洋へ 片や北は庄川と名付けられて御母衣ダム他数カ所で発電の用に供せられながら日本海へ注ぐ

 蛭ヶ野高原の中央部一帯は湿原地で 岐阜県教育委員会指定の天然記念物「水ばしょう」他高層湿原植物が群生し 貴重な存在となっている」



蛭という名前は好きではないが、お金があれば別荘の第一候補だ。

金沢から高速も付く予定である。そうなれば1時間もかからずここまで来る。

コンビニで蛭ヶ野高原牛乳ソフトを食べ、ここにキャピングカーを止めさせてもらい。バイクで別荘地を回っていた。別荘がかなり多くてガッカリした。

日本と言う国はどこに行っても人が住んでいる。

30分も走ると必ず家がある。

朝馬の放牧してある山小屋風のレストランに入った。朝食の後店主が馬にも乗れるということなので、乗る事にした。

木曽馬でちょっと小さくてずんぐりしている。亜紀は「幸子」という馬に乗った。


主人は体重重いのに馬がかわいそうだなと思いう。

係りの人が先頭に、亜紀、僕の順番で1周1kの道程だ。馬は臆病で前の馬に必死でついて行く、最後500mくらいで馬が走り出した。

亜紀のあわてぶりを見ておかしくてたまらなかった。




・金沢

御母衣湖のほとりで一夜、白川卿から富山、金沢に着いたのは9月2日だった。

色々あったので北海道を3/1しか回らず、3ヶ月で戻ってきてしまった。

主人はバイクの大型免許が自動車学校で取れるというので、明日から行くつもりだ。

主人「1ヶ月後には取れると思うので、今度は南下しょう」。


主人の友達が運送屋をしているので駐車場の片隅にキャンピンカーを止めさせてもらった。電源も確保してくれた。

家も無いのでここで1ヶ月住むことになる。    



夜車の出入りがあり少しやかましいが、1ヶ月の辛抱だ。早く免許とればいい


毎晩主人の友達が遊びに来て、狭いキャンピングカーの中が人でいつもいっぱいだ。

これもまいった。


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