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陽(ハル)のひらめき工房 〜3もしくは番外編 〜 

作者: 山元陽

急遽書き上げました。

「山元陽と山元亜季の姉妹がひらめきを実行したらこうなった」

のシリーズものですが実は番外編です。

2月29日という特異日にかこつけて一気に創り上げました。今後修正加筆するかもです。

「キーーー」

きょうは2月29日

普段は存在しない日

4年に一度、この異空間の扉は開く


この扉を開けて入ってきたのは

山元陽ハル


「アキちゃん 集合!」


「はいはい なに? ハル」


「それと、わたし ハルよりだいぶ年上だよ。

いいかげん〈アキちゃん〉じゃなくて、

せめて〈アキねぇ〉とか〈お姉さま〉とか‥」


「はいはい アキねぇちゃん」


「‥ん~~」

彼女は山元亜季 陽と10歳としのはなれたお姉さんである



「‥ッバタン」

扉が閉じてみるみる小さくなって見えなくなってしまった



「‥あ、あっ? なに? ‥あれっ ハル? ここどこ?」


「んー よくわかんないけど、異空間かな

なんかここなら話すのに都合がいいかなって」


「‥えっ!なに! 異空間?

もとに戻れるの?

ちょっ ハル、なんでそんなに落ち着いてるの!

わわっ さっきの扉は どこ?!」


「あ、もう、だまって 大丈夫だって

こういうのは都合よくできてるんだってばっ!」






ちょっとふたりの会話だけだと収拾がつかなくなりそうなので‥ 


タイトルのとおり、本来ここは山元陽がひらめいたことをお姉さんと一緒に試してみる場所です。

サブタイトルのとおり今回は〜3もしくは番外編〜なので、

前に2つのテーマのひらめきを試しています(実際はひらめきを試すチャンスをあたためています)


今回は2月29日ということで時空の歪みやら、異空間にかこつけて、あまり触りたくない(けど触れないといけない)テーマを先に提起します。


本来であれば山元陽がひらめきを試したことを話に折り込んでいきますが、今回は思いの表明だけです。

この思いがどこかに届いてひらめきの続きを展開してくれたらいいなと思います。


あ、異空間での話です。




「‥あ、どこぞのナレーターさん

ありがとうございます。」



「と、いうことで本題」


「‥待って、ハル

最初のテーマのときはハルが16歳のときでしょ

いま、ハル 何歳?」


「20」


「え、それじゃぁ‥わたしは?」


「あ、もう、そういう話はこんどねっ」



「本題、はじめまーす」


「えぇ~‥‥わかったよ」




「で、このスマホのゲームのことなんだけどね‥」


「あ、ゲーム‥ハルはほんとにゲーム好きだよね。

え、ゲームの話をするのに異空間だ2月29日だって

大げさにしてるの?」


「ま、念の為ね。ちょっとデリケートなはなしかもなんで」


「でね、〈天下泰平は誰がために〉っていうんだけど‥」


「‥わぁ‥‥‥」


「このゲームの醍醐味は

特異日にはなにかイベントが発生するのね。

で、今回は2月29日なんだけど」


「あ、きょう」


「そう、きょうなんだけど

なんかね~」


「どうしたの」


「このゲームってチーム戦みたいになってて

それぞれのチームにメンバーが集合して

チーム同士で戦うんだけど」


「うん?」


「Gチームが圧倒的に強いの

イベントがあってもなかなかほかのチームは

勝てなくて。

Gチーム内のメンバーの入れ替わりばっかりなの」


「うん」


「Kチームとか、Mチームとか、

ほかのチームもがんばってるけど

やっぱりGチームが強いの」


「Gチームが圧倒的なんだ」


「そう。でメンバーそれぞれは考え方が違うけど

没個性でチームのやり方にしたがって

動いている感じ

それでも、最近は少し違う流れがでてきてて

別のチームであっても同じ考えのメンバーが集合して

戦うこともあるみたい(以下、選別チームとします)」

「これっていいなって思うの

戦いごとに同じ考えの人が集まるのって

ムダがないよね」


「アキちゃん?」




「‥‥‥」



「寝ちゃってる。。

あしたも会社だもんね

連れてきちゃってごめんね


わたしも、なんかうまくいえないや

ねむい。。



以下ヒトリゴトだよ」



「きょうの2月29日のイベントか

そんなに遠くないときにいまのチームの解体がある

と思うの

やっぱりGチームで入れ替わるか

もしかしたらほかのチームになるか

なんなら選別チームになるか


ちょっと動きに注目」






「‥とかいって、

このゲームは欠陥だらけだと思ってるよ。

〈天下泰平は誰がために〉

って題がついてるのに

チームがメインだし

チームの戦い、足の引っ張り合いばっかり


〈天下泰平は誰がために〉→国民でしよ


国民の考えがこのゲームでは何も生かされないのが

最大の欠陥


それとチーム戦でなくて個人戦にしたら

いいと思うよ

チームではいえないことも個人ならいえるし

チームは解体してテーマ毎に離合集散すれば

いいと思うよ



そういうことができないから

このゲーム(そうこのゲームのはなし)は

くそゲーっていわれちゃうんだろうね。



さて

きょうはなにかあるかな

少し動きは見守りたいな


でもゲームプログラムを国民主体にかえないと

くそゲーはかわらないかな」



「わたしも寝よ。

アキちゃん、たぶん起きたら異空間から

もとの世界に戻ってると思うよ


おやすみ」













後半(というか本旨部分)が眠さで統一感がなくなってます。

このあと実際に寝て、朝、起きたら会社にいかないといけないという本文の亜季ちゃんと同じ位置付けですが、ひとまずかけてよかったかなと自己満足しています。

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