ママありがとう
うつで寝ているとあたたかい何かがある。
ここどこ、なぜあたたかいの
あたたかいものがあたる。
でも嫌なきもちじゃないあたたかい気持ちになれる。
きいたことない声、でもあたたかい。
僕の名前は、感情
人は、生まれながらに感情をもっている。
嬉しいと笑い、悲しいと泣く、時には、おこる。
産まれる前からママは、一番の理解者。
お腹の中に1人さみしくいるのになぜかあたたかい気持ちになれる。なにかにまもられているような気持ちになった。
いつも羊水のなかで優しい声、なにかが僕をつつむようにさわっているのがおちつく、毎日、言葉をかけてくれる。
おはよう、今日は、はれてるよ。
おやすみと普通のあいさつをかけられるだけでも嬉しく早く外に行ってママに会いたいなと感じる。
たまにあたたかいがいつもと違う物体が僕をさわることがある。びっくりから動くこともできない、声もきいたことない太い声、でもあたたかい。優しい太い声、あたたかい手、
パパとママにあいたいな、そんな時、僕は光がさし外にでることができた。
ママとなにかきれた、臍のを、きられた。
あれ抱えられてるのに触られたことない怖いよ、後から看護師さん。きいたことない声が沢山するよ、看護師、医師、冷たいのにのせられる。体重計とわかるが目が見えてない僕にとって怖いことばかり、
あたたかいのに何かが違う、ガーゼタオル。
最後に優しいぬくもり、聞いたことある声、ママ。
安心からかお腹のなかにいるみたい、
うんでくれてありがとう、ママ。
これからよろしくの。
前世の記憶をもちながら感情を考えながら新たな世界で生活をしていく。