現代から未来へ:謎の男との対決!圧倒的な実力差!
俺は葉子と学校へ行くといつもの喧嘩相手に絡まれいつも通り相手をしていたとき突如上空に謎の人物?が現れた!
そいつはいきなり俺たちの居る場所に黒い球体を放ち辺りのものを吹き飛ばしたのだった!
「クソ…なんだ!?何もんだ!?あいつは…!?」
俺は上空を見ながらそう呟いた!
上空に居る謎の人物は
「俺が未来へ飛ぶ為に必要な特別な力を持った人間が居るはずだがどいつだ?さっき程度のでくたばる訳があるまい!仕方ない見つかるまで炙り出すとするか!」
と穴の中に降りてきたのだった!
俺や葉子、その他の周りに居た生徒や教師などもそいつを見て全員動けずにいた!
それに対して謎の人物は
「フン、人間共め!何を見てやがる!鬱陶しい奴らだな!」
不快な表情で言い放った!
「さっきので多少は片付けたがまだこんなに残って居たのか?俺に必要なのは特別な力を持った人間だけだ!それ以外は必要ないのだ!」
そう言いそいつは歩き出した。
それを見ていたその場に居た者たちは全員ざわつきはじめた!
「な、何だ?コイツ、こっちに向かって来やがったぞ!」
「に、逃げろー!」
「こっちに来んなよ!」
「コイツ、全員殺す気だぞ!」
「こ、殺される!!」
と慌てていたが誰ひとり動けずにいた!
「フン!動けんか?フフフッ!まぁ無理もない!貴様らの様なゴミでは仕方のない事だ!貴様らの様な力を持たぬ者など生きていても無駄だ!死ねゴミどもがぁ!!」
謎の人物はそう言いながら周りに居た者たちを襲いはじめた!圧倒的な力で次々と殺していくそいつを見て俺は足が震えて動けずにいた…。
喧嘩ばかりしていた俺は自分の強さに自信はあったがそれは人間相手の話であってこんな化物を見るのは初めてだったので向かって行けなかった…。
「ち、ちくしょう…クソ…ク…クソったれが…動けよ?何で動けねぇんだよ?」
俺は必死で体を動かそうとしたが全くダメだった…。
そんな俺に葉子が
「か…一人…わ…私たちどうなっちゃうの?み…みんな殺されてちゃうのかな?」
葉子は震えた声で言葉を絞り出した…。
葉子を安心させてやれる言葉を発せない…自分がこんなに何も出来ない情けない奴と思った…。
「な…情けねぇ…俺は何も出来ねぇのかよ?クソ、ダ…ダセェなぁ…ち…ちくしょぉがぁ!!!」
俺はそう叫んだ!謎の人物は俺がそんな事をやってる間も1人、また1人と殺していたのだった!気づけばもう俺と葉子を含めても僅か数人程度になっていた!
「フン、まだ特別な力を持った人間は現れんな?本当に居るんだろうな?」
謎の人物はそう言いながら暴れて回っていた!
「さて…残っているのはあそこに居る奴らだけかぁ?では力を持った奴はあの中の誰かだな!」
そんな事を呟きながら謎の人物は俺たちの方に近づいて来た!
「ク…クソ…こっちに来る…!?な…何とかしねぇと…!?」
俺はそう思い動かない足を動かす為に自分の太ももを全力で叩いた!
「う、動けぇ…動けよコラぁ!」
そう言いながら俺は自分の太ももを叩き続けた!
それを横で見ていた葉子は
「か…一人?な、何してるの?」
葉子は驚いた顔でそう言った。
謎の人物が目の前に迫って来た時だった!
やっと足が動く様になったのだ!
「よしっ!やっと動ける!や、やってやる!テメェにこれ以上誰も殺らせねぇ!」
そう言い謎の人物の前に出た!!
そんな俺に
「何だ?貴様みたいな何の力も持たん小僧が俺に何の様だ?」
そう言う謎の人物は見下ような態度だった。
「て、てめぇ…何の為にこんな事をやってんだ?これ以上やるってんなら俺がテメェを倒すぜ!」
俺は謎の人物を睨みつけながら言葉を発した!
俺のその言動に謎の人物は見下すような表情から笑いを堪えるのに必死のような表情だった!
「フッ、フフッ…フハハハハハハ!!何の力も持たん貴様如きがこの俺を倒すだと?笑わせてくれるな小僧!!」
「へへ…そうやって見下してろや!お前だけは俺が何としても倒してやるぜ!!」
謎の人物は腕を組みながら
「ほぅ…面白い!では最初は好きなだけ貴様から攻撃させてやろう!来いよ小僧!!」
「な、舐めやがって…」
余裕を見せるそいつに対して俺は
「うおぉぉぉ!!おらぁ!うおらぁー!うらぁ!」
と殴りかかった…
が全くダメージを受けていなかったのだ!
「何だ?それが貴様の全力か?そんな攻撃でこの俺を倒すとほざいていたのか?」
俺の攻撃を受けながらそう言い放った!
「な…何だと?お…俺のパンチが全く効いてないのか?」
と震えた声で言葉を発した俺に
「やはりこの程度か?俺はただ立っていただけなんだがな…」
怪物は呆れた表情だった!
「嘘だろ?俺は全力で攻撃したんだぞ!!何で全く効いてねぇんだよ!?」
そう言う俺に対して
「こんなもんが全力だと?この程度で俺を倒すだと?この程度でこれ以上誰も殺らせないだと?」
呆れながらそう言う謎の人物は
「フッフフッ……ハッハッハッ!!……フッ………ふざけるなよぉ!!小僧がぁ!!」
そいつは怒りを爆発させながら言葉を発した!
謎の人物の圧倒的な威圧感の前に俺は震えそうになりながらも
「ふ、ふざけてねぇよ…俺はいつだって本気だ…ぜってぇ倒してみせる!」
そう言ったが正直言ってコイツに勝てないと俺はそう思いはじめていたのだった…。
「もう貴様は殺してやろう!貴様みたいなのは見ているだけでイライラするからな!」
謎の人物はそう言うと俺の方に全速力で向かって来た!
「クソ…そ、そんなに簡単に殺されてたまるかぁ!」
俺はそう言い怪物に突っ込んでいった!俺は謎の人物に攻撃をした!だが怪物の圧倒的な力の前に一方的にやられていたのだった…。
「く…クソ…つ、強え…強すぎる…本物の化物かよ?」
そう言った俺に対して
「オラァ!どうしたぁ?小僧ぉ!俺を倒すじゃなかったのか?そんなんじゃ俺は倒せんぞ!」
謎の人物はそう言いながら
「さてと少し苦しんでから死んでもらうか?まずは腕でもへし折ってやるか?」
と言い今までより強めの攻撃が俺の右腕に直撃した。
腕を折られた俺はその場で
「ぐぅ…ぐっ…ぐあぁ…ぐっ…ぐわあぁぁぁぁ!?」
と叫びうずくまった…。
「フン、たかだか腕の1本折られたくらいでもう動けんのか?人間とはあまりにも脆く弱い生き物だな!」
謎の人物はやれやれといった表情でそう言い放った!
「ぐっ!?クソ…クソ⋯たれがぁ!?」
俺はうずくまったまま謎の人物に視線をやった!
それを見た謎の人物は
「どうした?もう終わりか?なら今すぐ楽にしてやろう!」
そう言い俺にとどめを刺そうとしていた!
「ぐ…クソったれが…。」
俺は謎の人物に殺られると思ったその時だった…。
「や…やめて!!もうやめてよ!!一人が死んじゃうよ!!」
葉子がそう泣き叫びながら俺と謎の人物の間に入って来たのだった!
それを見た俺は
「く…は…葉子!?ば…馬鹿野郎!?なんで来たんだ!?」
俺がそう言っていると
「なんだ?この小娘は!?貴様もこの小僧と一緒に殺してほしいのか?」
謎の人物はそう言い放った!
「か…一人にこれ以上酷い事しないで…」
そう言う葉子に謎の人物は
「フッ…フハハハハハハ!!面白い!では次は貴様が俺の相手をしてくれるのか?小娘!!」
そう言う謎の人物に
「や…やめろ!?て…てめぇの相手は俺だ!!」
俺はそう言いながら立ち上がろうとした!その時…
「こ…こ、これ以上一人に……て…て、手を出すなら…わ…私は…あなたを許さない!」
葉子は震える声でそう言い放った!
それを聞いた謎の人物は
「ほう…面白い!俺を許さないだと!?小娘が…面白いことを言うじゃないか!?」
そう言い放った!
「葉子…やめろ!?逃げろ!」
俺は葉子にそう言ったが
「嫌だ!一人だけ置いて私ひとり逃げても意味がないもん!」
葉子はそう言っていた!
「葉子…お前…」
「一人…私は…一人が…」
葉子がそう言っていると
「フン!安心しろ!貴様らはまとめて殺してやる!まずは貴様からだ小娘!」
そう言い謎の人物は葉子に向かって来たのだった!
「くっ…クソ!?」
俺は葉子の前に出ようとしたがダメージが大きく素早く動けずにいた!謎の人物の攻撃が葉子に当たると思ったその時…。