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未来への翼  作者: ユキノヤスト
第1章・未来での出会い:東方の国篇
14/16

東方での出会い:小さな村での出会い!村の長と凄腕の美人三姉妹!

俺は華子の婆さんに促されこの時代を…この世界の街並みを知るため華子とふたりで出掛ける事になった!俺は華子に案内してもらいながら小さな村で華子とデート!?をしていた!だが俺は…我ながら情けない事に華子に対して照れて…動揺してまともに話も出来ずにいた…せっかくの華子とふたりでいられるのにだ!そしてそんな俺たちの前にある人物が現れたのだった!


「お主…華子…か!?」


と華子に問い掛けてきたのは小柄なお婆さんだった!


「あっ…あなたは…」


「やはり華子だったか…こんにちはじゃ!華子!」(あの件以降…外に出る時は仮面を付けとったのに…華子…お主…)


「こんにちはです!」


「ん…誰だ…この婆さんは…華子の知り合いか?」


「うん…この人は村の村長さんだよ!」


「村長!?この婆さんが…」(こんな婆さんが…村長ねぇ…)


「何だお主は…お主の様な初対面の坊主に婆さん呼ばわりされる筋合いはないぞ!」(なんじゃ…この坊主は…)


「な…なにぃ…坊主だぁ!?」(ば…婆あ…)


「お主の様なけつの青い者など…わしからすれば坊主じゃ坊主!」


「な…なんだと…!?け…けつの青い坊主だと!?俺が坊主だったら…あんたはシワシワのくそ婆あじゃねぇかよ!」


「か…一人…落ち着いて…それに目上の人にその言い方はダメだよ!」


突然現れた婆さんに馬鹿にされて熱くなっていた俺を華子はそう言いながら諭していた!そんな俺たちに


「華子…其奴は…何者じゃ?お主の知り合いか?その坊主…この村の…いや…この島の者ではないな!わしはこの島に住んでおる者の顔と名前は殆ど知っとる!だが其奴は…その坊主の顔と名前は知らん!見た事もないぞ!誰じゃ…其奴は…」


婆さんは華子にそう問い掛けてきた!その問いに華子は


「えっ…!?え……えっと…その…か…彼は…彼はその…」(ど…どうしよう…)


と言葉に詰まっていると


「どうしたのじゃ?華子!其奴が誰か…何者なのか…言えんのか?」(華子のこの様子…この坊主…もしや…)


「あの…その…彼は…」(ど…どう言えば…どう紹介すれば…良いんだろ…過去の時代から来たって…言っても良いのかな?でも…きっと信じてくれないかも…それに…それにそんな事知れたら一人が…一人はどうなるんだろ…)


さらに問い詰められた華子はどう言えば良いのか分からずにいた!そんな華子を見ていた俺は


「婆さん!華子を問い詰めんなよ!!俺の事が知りてぇんなら直接俺に聞けや!だから華子を問い詰めんな!華子にそんな言い方すんな!」(俺のせいで華子が…華子が問い詰められんのは違うからな…)


「一人…」(私の為に…一人…)


「ほう…」(むっ…此奴の瞳…強い覚悟を…感じる…それも自分の為でなく…誰かの為に…いや…華子の…いずれにしろこの坊主…ただのガキではなさそうじゃな…)


俺は婆さんにそう言い放った!それを聞いた婆さんは


「なるほど…確かにそうじゃな!では…そうしようかの!ならば坊主…お主…お主は何者じゃ!」(お主…)


「へっ…本来なら婆さんあんたが先に名乗るべきだが…今回は俺から名乗ってやるぜ!良いか?よく聞けよ婆さん!俺は…俺は小田切一人(おだぎりかずと)って言うんだ!よろしく!婆さんあんたの言う通り俺はこの島の者ではねぇよ!っていうかそもそも俺はこの時代の者じゃねぇんだ!過去の時代から来たからな!これで良いだろ?婆さん!」(へっ…決まったぜ!)


俺がそう名乗ると


「お…お主…」


「なっ…なんだよ!?婆さん!」


「過去から来たじゃと?お主…何を言っとるんじゃ?」(此奴…)


と驚いた表情でそう言っていた!


「あの…信じてください!一人の言ってること…信じてあげてください!」


「華子…お主…此奴の言っとること…この坊主のこと…信じとるのか?」(華子…お主…)


「はい…私は…私は一人を信じています!!だから……だから…一人を信じてあげてください!!」(私は…一人を…)


「し…信じらんねぇかもしれねぇがよ…本当なんだよ…」(くっ…やっぱり無理か?)


「お願いします…信じてください…一人の言ってる事は本当なんです!時空の穴から出て来たひとりが落下した場所で…そこで一人と…私もお婆ちゃんもそこで一人と出会ったのです!」


「ほう…華子とあの婆さんが一緒にか…」(あの婆さんが…華子と一緒に…この坊主と出会ったか…とすると婆さんは…)


華子は村長の婆さんに懇願していた!


「ふむ………」


「お願いします!信じてあげてください!!お願いします!!」(一人を…信じてあげてください…)


華子の頭を下げて必死にそう言っていた!


「華子…お主…」(こんな華子…今まで見たことがない…やはり華子は…この坊主のことが……この坊主のことを……)


「華子…」(か…華子…そこまで必死になって俺のことを……華子お前…)


「おい…坊主…お主…お主の名前は確か…」(んっ…そう言えば…そう言えば確か…確か昔に…この坊主の…この坊主と同じ名前を…聞いたような…)


「あ!?なんだよ…婆さん!?」(なんだ…いきなり…)


「お主の名前じゃ…」(もしや…もしや…此奴…此奴は…)


「おいおい…頼むぜ!さっき言ったばっかだろ!?もう忘れてちまったのかよ?これだから婆さんは…」


と俺が呆れながら言っていると


「ええい…さっさと言わんか!馬鹿者!」


「なっ…なんだよ!?急にキレんなよ…婆さん!一人だよ!俺の名前は…」(どうしちまったんだ…この婆さん…)


「そっちじゃない!最初の方じゃ…」


「最初の方って…名字の方か?」


「そうじゃ!お主の名前は…」


「お…俺の名字は小田切だよ!お・だ・ぎ・り!小田切一人だ!これでいいのか?」(なんだってんだ…いったい…)


「むう…小田切…そうか…やはり…」(そうじゃったか…此奴…小田切…やはりそうじゃったか…ではやはり此奴は過去の時代から……という事は…やはり予言通り復活するのか!?この時代を…この世界を恐怖で支配しようとする者が…復活するのか!?とするとこの間の…この近くの上空で開いていた時空の穴…そこから出てきた者…それが此奴じゃったか!しかし…予言では…予言ではあの方だけだったはず…じゃが現れたのは此奴を含め三人じゃった!これは…いったい…)


俺の名字を聞いた途端に婆さんは難しい顔をして考え込んでいた!そんな婆さんに俺が


「なっ…なんだよ!?婆さん!?俺の名字を聞いた途端に考えこみやがって…なんかあったのか?」(なんだよ…俺の名字が…なんかあんのか?)


と問い掛けたとき


「華子…お主がそこまで言うのなら……此奴の言っとる事信じてやるぞ!」


「えっ…あ…ありがとうございます!」


と急に信じると言ったのだった!俺は困惑しながらも


「婆さん…次はあんたが名乗る番だぜ!教えてくれよあんたの名前を!」


俺がそう問い掛けると


「ふむ…そうじゃな…教えてやろう!わしの名はナミエ…ナミエじゃ!宜しくのう一人…いや…坊主!」


「な…なんだよ…!?言いなおすなよ!?婆さん……」


「坊主は坊主じゃ!ほっほっほっほっ!!」


「けっ…くえねぇ婆さんだぜ!」


「ふふふ…よかったね!一人!」


「ま…まあな!」


「ふふふ!!」


「ほっほっほっほっ!!」


俺は村長のナミエ婆さんと挨拶を交わした!


「ところで華子…お主…いやお主らは何をしとるんじゃ?」


「はい!それは…過去の時代から来た一人は…この時代の事を…この世界の事…知らないので街並みだけでも分かってもらおうと思って私が案内してるのです!それでここに来させて頂きました!」


「ほう…そうか!なるほどのう!」


「あの…ご迷惑でしたか?ご迷惑でしたら帰りますが…」


「いや…よいぞ!この村でよければ好きに歩くがよい!」


「はい!ありがとうございます!」


「じゃが…ここ最近この島付近で変な事が…なんでも腕に自信のある奴を狙い片っ端から倒してる奴がおるらしいからの…華子…坊主…お主らも気をつけるんじゃ!」(これも…この坊主や…過去の時代から来た者が…関係してるのかもしれんがのう…)


ナミエ村長は先ほどより険しい表情でそう話していた!


「はい…その事ならお婆ちゃんから聞いてます!」


「なんだと…!?腕に自信のある奴を片っ端から倒してる奴だって!?そんな奴がいんのか?」


「ああ!そうじゃ!気をつけろよ坊主!」


「あの…ナミエ様…この村は大丈夫ですか?もしなにかあったら私もお婆ちゃんも駆けつけます!」


「ふっ…心配せんでええ!この村はわしや…それにこの村には華子お前も知っとるあの者たちがおるからの!」(少々手を焼く奴らじゃが…)


「あっ…そうですね!」(そうだった…この村にはあの人たちが…)


「んっ!?あの者たち…って誰だ?華子も知ってるって…どんな奴らだ?」(男か?それとも女か?)


「ほう…気になるのか?」


「えっ!?いや…まあ気にならないって言ったら嘘になっちまうが…」


「ほほう…お主…華子がおるのに他の女子(おなご)にも興味があるのか?ほっほっほっ!」


「な…なに言ってんだ!?そういう意味で聞いてんじゃねぇよ!」(なに言い出してんだよ…この婆さん…)


「一人…そうなの?……一人もやっぱり……そうなの?」


「や…やっぱりってどういう事だよ?どういう意味だ…華子!?」(華子…どうしたんだ?)


「ほっほっほっ!確かにあの者たちはかなり良い女子(おなご)に…なにがとは言わんが三人ともに大きく育ってきとるからのう!ほっほっほっ!」


「婆さん…さっきからなんの話してんだよ!三人って…大きく育ってってなんのこと言ってんだ!?」(この婆さん…なんの話してんだよ…)


「そうだよね…やっぱり一人も…私と違って…」(一人の…バカ…)


「お…おい…華子!?どうしたんだ!?なんのことだよ!?」(華子…お前なに言ってんだ!?)


「ほっほっほっ!この村を警備してくれとる三姉妹のことじゃ!三人とも強いぞ!」


「なんだよ…そういう話かよ!だったらそうだって最初から言ってくれよ…婆さん!まったく…華子の婆さんといい…この時代婆さんは人をからかうのが好きなのかよ!」


俺たちがそんな話をしていると


「そこに居るのは…華子かい?」


と言いながら現れたのは背が高く胸の大きな綺麗な金髪の女性だった!


「こんにちは!華子!」


「こんにちはです!マリカさん!」


「仮面を付けずに外に出てるなんて…アンタの素顔を見るのはいつ以来かな…でもやっぱり仮面を付けてない方がいいよ!アンタ可愛いんだからさ!」


「そ…そんなこと…ないですよ!私よりマリカさんの方が…」


「ふっ…そういうとこは昔から変わらないわね!華子!アンタもっと自分に自信を持ちなさいよ!アンタ自分で思っている以上に凄いんだからね!」(そう…アンタの力は…)


「マリカさん…ありがとうございます!お世辞でもそう言ってもらえて嬉しいです!」


「お世辞じゃないわよ!まあ…アンタのそういうとこが良いとこでもあるんだけどね!」(私は華子…アンタが本当の力を出せば世界をも救えるはずだよ!)


華子とマリカがそう話していると


「お姉様の言う通りです!」


そう言っていたのは同じ顔をしたふたりの金髪の少女だった!


「こんにちは!華子!」


同じ顔をしたふたりの少女は同時に華子に挨拶を交わしていた!


「こんにちはです!エリカさん!セリカさん!」


「アンタたち…頼んでおいた仕事はもう終わったのかい?」


マリカにそう問われたふたりは


「はい!もちろんです!お姉様!」


と同時に答えていた!


「そう…流石は私の妹だね!これからも頼むよ!アンタたち!」


「もちろんです!お姉様!」


マリカと話しているふたりの少女…エリカとセリカはマリカに褒められて嬉しそうな表情をしていた!


「ところで華子…そこの彼はいったい何者なの?初めて見る顔だけど…」


「えっ!?か…彼は…」


マリカが華子に俺のことを聞いていたので


「あんたがこの村を警備している人なんか?」


「そうだけど…アンタは誰なの?」


「あんたは華子の知り合いなんだな?俺は今、華子の家で世話になってるしちゃんと自己紹介しとかねぇとな!俺は一人!小田切一人(おだぎりかずと)だ!よろしく!」


「マリカ…それにエリカにセリカ!よく聞け!その坊主は…この間この近くの上空に現れた時空の穴から…過去の時代から来た者じゃ!」


ナミエ村長がそう話してマリカたちに俺の話していた!それを聞いたマリカたちは


「は…はあ!?なに言ってんの?こんな坊やが…それに過去の時代から来たって…本気で言ってんの?そんなこと…ありえないでしょ?」


マリカがそう言い放つと


「お姉様の言う通りです!このような少年が過去の時代から来たなんて思えません!」


それに続くようにエリカとセリカがそう言っていた!


「それが本当らしいのじゃ!のう…華子…」


「はい!そうなんです!一人は…過去の時代から来たんです!皆さん信じてください!!」


「………。」


「本当に一人は過去の時代から来たんです!」


「……………。」


「マリカさん!エリカさん!セリカさん!一人を信じてあげてください!」


華子がマリカたち三姉妹に懇願していた!


「ふーん…華子がそう言うのなら本当なのかもね!まあいいわよ!私はまだその坊やのことは知らないから…だからその坊やはともかく…華子…アンタのことは…アンタの言うことは信じてあげる!いいわね…エリカ!セリカ!」(へえ…この子がここまで必死になるなんて…あの坊や……華子…アンタもしかして…あの坊やが…)


マリカにそう言われたエリカとセリカは


「はい!私たちは…お姉様がそう言われるのなら…お姉様のお言葉に異存ありません!」


同時に答えていた!


「坊や…さっきも言ったけど…私は華子のことは信用しているの!でもねアンタのことは…アンタのことは何も知らないから…いくら華子の頼みでも全部は信じられないの!」


「だろうな!俺もあんたの…いや…あんたら三姉妹のことを知らねぇから…信じてもらえるとは…はなっから思ってねぇよ!」


「ふっ…分かってるじゃないの!だったらどうすれば良いのか…分かるわね?坊や!」


「ああ…なんとなくな…」


「私たち姉妹は…いいえ…私は…私はアンタとは話し合いよりも…それよりもっと簡単にアンタを知る方法があると思っているの!いいえ…それだけじゃないわ!華子は私たちの大切な友達だから…だからアンタが…華子の側にいるに足りる実力があるか…アンタがそれに相応しい男なのか…知りたいの!ここまで言えばもう分かるわね!」(この先…華子は…華子は途轍もなく強い奴らに狙われる…その時…坊や…アンタがそれに…華子のためにアンタがどこまで出来るか…)


「俺もどっちかっていうとそっちの方が好きだぜ!へっ…へへ!いいぜ!あんたが望むなら…俺の力を見せてやる!」(俺は…俺は華子の…華子のために…)


「マリカさん…どうしても…どうしてもそうしないといけないのですか?」


華子がマリカにそう話していると


「華子…俺を信じろ!俺は…俺は大丈夫だ!それにこれはこれから先…俺にとって何度もあると思っているんだ!だから…だから俺を信じてそこで見ててくれ!華子!」(俺は…俺は…俺は強い…いや…もっと強くならねぇといかねぇんだ!)


「一人…」


「そうだよ華子!この坊やがこの時代で生きていくには…こうするしかないよ!」(坊や…アンタがどれだけ強いか…どれだけの覚悟があるのか…見せてみなさい!)


マリカに俺がどんな奴なのか…どれだけ強いか…そして華子に相応しいのか…俺の覚悟を試すため勝負を挑んできた!俺はマリカに自身のことを知ってもらうため…いやそれだけじゃなく…俺自身この時代で…華子と生きていくには強くならないといけないと思いそのためには強い奴と闘い…そして色々な経験をしないといけないと思い勝負をすることにした!


















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