東方での出会い:互いの大事な者の為に!少年と大男の闘い!
俺と華子は配達先の小鉄さんと心愛ちゃんの案件でトラブルになり俺は大男の小鉄と互いの大事な者の為に闘うことになった!
「うおぉぉぉ!!」
「ぬおぉぉぉ!!」
俺と小鉄のおっさんは互いに向かっていった!
「おらおらぁ!うらぁ!おらおらおらおらぁ!」
「ぬぅぅ!おぉぉ!!おらぁ!!」
小鉄のおっさんは俺の攻撃を俺は小鉄のおっさんの攻撃を互いに受け続けた!
「ちぃ!?こ、小僧…。」(こいつ…思っていたより強いな…。攻撃が…重い!)
「じ、爺…??」(あの人…強い…?)
「ワン!ワンワン!」(アイツ!思ったより強い!)
「へっ!どうしたおっさん!?俺の攻撃は効くだろ!?」(くそ…とんでもねぇな…このおっさん!バ、バドライドより強いかもな…。)
「フン!小僧が…思ったよりは強い様だな!なるほど…では俺も本気でやろう!」
「へっ!?最初から本気でやってなかったのか?俺をナメてるとアンタは負ける!俺は最初から全力でいく!」(俺が…俺がアイツを倒せていれば葉子は死ぬことはなかった!だから…これからは最初から全力でいく!)
「貴様をナメていると俺が負ける…か?確かに貴様の攻撃は重いが耐えれんことはない!だが俺の本気の攻撃に貴様は耐えられるかな!?」
「へへっ!耐えられるか…だと?へっ!そんなもん耐えてみせるさ!アンタが倒れるまでな!」
「ならば受けてみろ!小僧ぉ!!」
俺と小鉄のおっさんは互いの全力をぶつけ合った!
「うおぉぉ!うぁぁ!うらぁぁぁ!!」
「ぬおぉぉぉ!!ぬうぅおおぉ!!」
「くっ!ぐあぁ!?く、くっ!?ぐはぁぁ!?」(お、重い…。1発1発が重い…。)
「ぐぬぅ!?ぐっ!くう!?」(小僧…こいつ…。)
互いに殴り合っていたが少し小鉄のおっさんの攻撃が上回り俺は地面に伏せることになった!
「くっ!?クソ…。」(つ、つえぇ…。)
「はぁはぁ…小僧…。」(あ、危なかった…。)
「か、一人!?」(そ、そんな…。)
「爺…やった!…爺の勝ち…。」(爺のが…強い…。)
「ワンワン!ワンワンワン!」(勝負あった!小僧はもう立ち上がれない!)
「ふふっ!勝負あったな!耐えてみせるとはよく言ったもんだな?小僧…貴様程度では俺の攻撃に耐えることなど出来んのだ!」(ここまで強いとは…あの小僧…。)
「一人…。」(一人…一人!)
「あの人…負け!爺の勝ち…。」(やっぱり…爺の方が強い…。)
「ワンワン!ワンワン!」(当然の結果!小鉄のが強い!)
「さてと…華子!小僧は倒れた!お前はどうするのだ?俺は女に手を出したくはないが…それはお前次第だ!」
「華子お姉ちゃんも…爺に倒されちゃうの?…」
「ワンワン?ワンワンワンワン!」(華子も小鉄と戦うのか?女の子が倒されるのは見たくない!)
「えっ!?そ、それは………。」(ど、どうしよう!?お、お婆ちゃん…か、一人…。)
「………。どうした?華子!返事をせんと言うことは小僧と同じということだな?御婆様には恩義があるが仕方ない!どちらかが倒れなければならんのなら俺は心愛の為にお前も小僧の様にせねばならんな!」
「爺…本気で華子お姉ちゃんに攻撃する気…。」(今日の爺…すごく怒ってる!)
「ワンワン!ワンワンワンワン!ワンワンワン!」(小鉄は本気だ!華子を本気で攻撃する気だ!それだけ小鉄怒ってる!)
「お前を攻撃するのは気が引けるが仕方ない!お前と御婆様を倒して俺は心愛とバウを連れここを離れ違う場所に移るとしよう!覚悟はいいな!華子!」(残念だ…。)
「華子お姉ちゃんと今日でさよなら…。」(少し淋しい…)
「ワンワンワン!ワンワンワンワン!」(華子たちとサヨナラ!淋しいけど仕方ない!)
「…………………。」(お、お婆ちゃんごめんなさい!お父さんお母さんごめんなさい!…か、一人………うぅ……一人……信じさせてよ………信じろって言ったの一人だよ…。)
「いくぞ!華子!」(小僧の様に全力ではやらん!女の子だからな!)
「爺…。」(爺…本気で…。)
「ワン!」(小鉄!)
「か、一人……し、信じさせて…信じさせてよ!!一人!!」
そう叫ぶ華子の声で俺は立ち上がった!
「はぁはぁ…な、情けねぇ…ゆ、許せねぇ…か、華子の笑顔を消した俺を…俺は…自分自身が情けなくて許せねぇ!!」
「バ、バカな!?お、俺の最後の攻撃は小僧の急所に入ったはずだ…。な、なぜ貴様は立ち上がれたのだ?」(こ、小僧…。)
「はぁはぁ…や、約束したんだ!俺は華子に信じろって約束したからだ!はぁはぁはぁ…それに聞こえたんだ華子の声が…信じさせてよって声が聞こえたからだ!はぁはぁ…だ、だからアイツとの…華子との約束を…俺が…俺が破るわけにはいかねぇんだ!!」
「や、約束しただと!?たったそれだけで貴様は立てたというのか?」(な、なんという気迫だ!?こ、こんな小僧がここまでの気迫を出せるとは…。)
「そうだ!俺は…アイツが…華子が俺を信じてくれるなら!俺は…アイツに…華子に信じてもらえるなら!何度だって立ち上がってやる!!」
「ふえ…か、一人…。ふえ…はぅ……ふ、ふえええっ!!」(一人…一人…よ、よかった!)
「へへっ!泣くな…華子!泣いている顔も可愛いが…笑っている顔の方がもっと可愛いんだ!だから泣かないで笑っていてくれ!」
「ふぇ!?い、いじわる…一人のいじわる…。だ、誰のせいで…誰のせいで泣いてると思ってるの!?」(いじわるだよ…一人!で、でも嬉しい!)
「………。立ち上がっただけで盛り上がっているが…その状態でどうするつもりだ?もうそんなに力は残ってないだろ小僧…。」
「へっ!それはアンタも同じだろ?俺を伏せたあとすぐ華子に向かって行かなかったのは気が引けてただけじゃない…アンタも立っているのがやっとのはずだ!」(まぁ…仮に華子に向かって行ってたら俺は死んでもアンタを止めたがな…。)
「フン!それでもまだ貴様が俺に勝つのは無理だぞ!俺は貴様よりかは動けるからな!」(小僧…こいつ…なんだこの自信は…。)
「そうだよ…爺の方が…あの人より…力がのこってるはず…。」(爺…。)
「ワンワンワンワンワンワンワン!」(小鉄もダメージは受けてるが小僧の方がダメージは大きいはず!)
「か、一人…。」(無理しないで…無茶しないで…って言いたいけど…でも…今の一人は…一人はより強くなりかけてるから…)
「さて…小僧!互いにそう何度も攻撃出来ん!次で決着にしよう!いいな!」
「あぁ!そうだな!だが…その前にアンタに…いやアンタと心愛ちゃんそれに犬のバウに…聞いときたい事と言っておきたい事がある!」
「何だ?俺だけでなく心愛にバウまでに聞きたい事?言っておきたい事?だと…。」(小僧…何を…。)
(あの人…私たちに何を…。)
(アイツ…小僧…僕らに何を…。)
「アンタらはいつまで…いつまで隠れて暮らすんだ?」
「!?……小僧……。何が言いたい!?」
「さっきアンタは心愛ちゃんの為なら全世界の奴らを敵に回してもいいと言ったな!」
「あぁ…そうだ!心愛の為ならそうするさ!くどいぞ!何が言いたいんだ小僧!」
「なら何で…そんな事が出来るって言えるアンタは何で…心愛ちゃんを隠して生きてるんだ!!そこまでの覚悟があるなら…まずはみんなと話し合えばいいだろ?心愛ちゃんを受け入れてもらえるようにアンタがみんなに話し合えばよかったんじゃないのか?」
「くっ!?来たばかりで何も知らん小僧が偉そうに…。そんな事が出来るなら苦労せん!ここの奴が話を聞くと思うか?それどころか心愛が酷い目に合うかもしれんし傷つくに決まっとる!心愛が耐えれるわけがない!そんなもの俺は見たくない!」
「話を聞いてもらえるまで何度だって行けばいいだろ!世界を敵に回してもって言えるアンタが何でそんな事が出来ねぇんだ!アンタなら出来る事だろ!心愛ちゃんが傷つく?耐えられるわけがないだと?違うだろ!アンタは間違ってる!」
「何だと!?心愛はまだ小さいのだ!だから傷つくし耐えられるわけがない!それの何が違うと言う!?何が間違ってると言うのだ!?小僧!」
「確かに傷つくかもしれない…心愛ちゃんひとりだったら乗り越えられないかもしれない…。だが心愛ちゃんはひとりじゃないだろ!心愛ちゃんにはアンタとバウがいるじゃねぇか!どんな時でも…どんな事があっても…心愛ちゃんが何度だって立ち上がれるように…心愛ちゃんがみんなに受け入れてもらえるまで何度だってアンタとバウが励ましてやればいいんじゃねぇのか?」
「だ、だまれ…だまれ!小僧!そ、そんな…この世界の誰もが貴様みたいに何度も立ち上がれるほど強いと思っているのか?心愛は小さな女の子だぞ!すぐに傷つくし簡単には立ち上がれんのだ!受け入れてもらえるまで耐えられるわけがないのだ!だったら傷つかないようにしてやった方が心愛の為だ!貴様にはなぜそれがわからんのだ!」
「心愛ちゃんが簡単には立ち上がれないだとか…受け入れてもらえるまで耐えられないだと…なんでアンタが決めつけてんだ!?心愛ちゃんは弱いってなんでアンタは決めつけてんだ!?」
「なに!?ふ、ふざけるな!?小僧!!貴様に心愛の何がわかる!?心愛は弱くない!強いのだ!」
「そうだ!心愛ちゃんは強いんだ!アンタは知ってるんだろ!じゃあ…なんで…心愛ちゃんが立ち上がれないと…耐えられないと…アンタはなぜ決めつけてたんだ!?」
「!?…………。こ、小僧…。」
「むしろ弱かったのは…アンタの方だ!アンタほどの人がなんで…なんで一歩踏みだすことが出来なかったんだ!?今からでも遅くはないだろ!?踏み出せよ!自分で出来ねぇってんなら…俺が…俺がぶん殴ってでも踏み出させてやる!歯を食いしばれよ!おっさん!!」
「くっ!?こ、小僧!?」
「うおぉぉ!!この…馬鹿野郎がぁぁぁ!!!」
俺は残り全部の力を振り絞って小鉄のおっさんを殴り飛ばした!!
「ぐっはぁ!!!」(お、俺は…俺は…)
「じ、爺!!」
「ワン!?」(小鉄!?)
小鉄のおっさんは大の字で仰向けに倒れた!
「はぁはぁはぁ!」(おっさん…。)
俺もその場で大の字で仰向けに倒れた!
「か、一人!だ、大丈夫!?」
俺のもとに華子が駆け寄ってきた!
小鉄のおっさんのとこに心愛ちゃんとバウが駆け寄っていた!
「じ、爺!爺!!」
「ワン!ワン!」(小鉄!小鉄!)
「こ、心愛…ば、バウ…。」
「爺…爺は負けてないよ!あの人の…言葉に惑わされて…力が出せなかった…だけ…。」(爺は…弱くない…。爺は…負けてない…。)
「ワンワン!ワンワン!」(小鉄は弱くない!小鉄は負けてない!)
「ふっ…そ、そんな顔をするな…。心愛!バウ!」
「小鉄さん…心愛ちゃん…バウ君…。」
「はぁはぁ…。おっさん…。」
「ふふっ!ふはははっ!!……こ、小僧!!お、お前の…お前の勝ちだ!!」
「そんなことない…爺は負けてない…。」(爺…どうして…)
「ワン…ワンワンワン!」(小鉄…そんなことを言うな!)
「……心愛…バウ…いいんだ!俺の負けだ!いや…俺たちの負けだ!!」
「爺…。」「ワン!」(小鉄!)
「こ、小僧!それに華子…わ、悪かった!すまなかった!あそこまで言って謝って許される事ではないが本当にすまなかったな!か、覚悟は出来ている…。好きにしてくれ!た、ただ…心愛とバウだけは許してくれないか?虫が良いのはわかっている!頼む…俺は好きにしてくれていいから…。」
「じ、爺!?爺!?何を言ってるの!?爺!?」(い、嫌だ…嫌だ…爺を…爺を殺さないで!)
「ワン!ワンワンワン!ワンワンワンワンワン!」(小鉄!そんなこと言うな!僕たちは小鉄がいないとダメだ!)
「仕方ないのだ…心愛!バウ!あれだけのこと言ったんだ俺は何をされても仕方ないないのだ!だから心愛!バウ!お前たちは…生きろ!さあ…小僧!華子!俺だけは好きにしてくれ!」
「そうか…。華子…どうすんだ?おっさんにあれだけ言われていたがどうすんだ!?」
「え!?ど、どうするって…。わ、私は…私は小鉄さんと心愛ちゃんとバウ君とこれからも仲良く出来たら嬉しい!だから…これからもよろしくお願いします!小鉄さん!心愛ちゃん!バウ君!」
「華子…お前…俺にあれだけ言われたのに…俺たちを許してくれるのか?」
「華子お姉ちゃん!」
「ワン!」(華子!)
「す、すまん…本当にすまなかった…華子…。」
「華子お姉ちゃん…ありがとう…。」
「ワン!ワンワン!ワンワンワン!」(華子!ありがとう!本当にありがとう!)
「そんなに気にしなくていいですよ!それより一人…一人はどうするの?」
「ん!?俺か?俺は…俺はお前が華子がいいって言ってんのに俺がどうこうするわけがねぇだろ!?」
「こ、小僧…お前…。」(ふっ…完敗だな!俺は心愛の為にと言いながらも一歩踏み出すことが出来ていなかったのに対し小僧は華子の為に一歩どころか百歩いや千歩以上も踏み出すことが出来るんだ!格が覚悟が違うな!勝てんわけだな!)
「この人…。このお兄ちゃんは…。」(華子お姉ちゃんの為に強くなれるんだ!)
「ワン!ワンワンワン!」(小僧!思っていたより凄い!)
「ただ…おっさん!アンタはこれからどうすんだ!?いつまでもここに心愛ちゃんを隠して生きていくんか?それとも…みんなと向き合って生きていくのか?」
「小僧…。そ、そうだな…お、俺は心愛とバウと少しずつでも踏み出せればと思っている!心愛とバウが俺と行ってくれるかわからんが…。」
「爺!私は…爺とバウとならどこにでも行ける!何だって耐えられる…だから爺…一緒に行こう!」
「ワンワンワンワン!」(僕も小鉄と心愛の為ならどこでも行く!)
「心愛…バウ…。すまん!ありがとう!」
小鉄のおっさんと心愛ちゃんとバウはこれから新たな一歩を踏み出しはじめた!
「よかったね!一人!」
「ん!?そうだな!ゆっくりでも一歩を踏み出せば少しずつ変えられるさ!未来は決まっていない!決まっていたとしても変えることが出来るんだ!未来を決めるのは自分だ!諦めなければ絶対に出来る!俺はそう思っている!」
「そうだね!うん、私も…私もそう思う!」
「さてと…華子!そろそろ帰るか?もうおっさんたちのは大丈夫だからな!」
「そうだね!帰ろう!一人!」
「華子!小僧!ありがとう!またいつでも来てくれ!お前たちはいつでも歓迎する!」(本当にありがとう!華子!それに一人!)
「ありがとう!華子お姉ちゃん!一人お兄ちゃん!」(私も…二人みたいに踏み出せるように頑張る!)
「ワン!ワンワン!ワン!ワンワン!」(華子!ありがとう!一人!ありがとう!)
「はい!また来ますね!小鉄さん!心愛ちゃん!バウ君!」
「へっ!今度は来るときはみんなでバーベキューでもしようぜ!みんなで食べるとうまいからな!」
そう言い俺と華子は小鉄のおっさんの家を後にした!




