設定も紹介
【主要キャラクター】
『ミリアイル・クラウス』
13歳の元気な女の子。幼い頃に親を亡くし、辺境のおんぼろ教会でシスター見習いとして育てられる。
臆病で気が弱いがやるときにはやる女。リー・ライラム教を強く信仰していて、世界で最も素晴らしい神の教えだと 信じて疑わない。
ひょんなことから祖国ロットエル帝国からの命令で、教会を守るためにテロ組織『ジューン』に潜入し『メール・リユ』をとして生きるようになってしまう。
生命力を高めて傷を治癒する魔法が使える。
『レド・クラウス』
17歳の男。魔法使いだけが入れる聖騎士団の一員。しかしその正体はジューンのスパイ。親を殺したリー・ライラム教と神聖ロットエル帝国に強い恨みを抱いている。
普段は明るい好青年だが、気に入らない相手にはとことん食いつく激情家な一面もある。
ジューンにロットエル帝国の情報を渡しながら、生き別れの妹、ミリアイルを捜している。
もう一つの名はルオ・サド。
交信魔法の他に、触れた相手の記憶を操作する魔法を持つ。
『メール・リユ』
ミリアイルに瓜二つなホールース共和国の地主の次女。彼女が亡くなったため、以降その名はミリアイルが名乗るようになる。
『ソニーユ・リユ』
17歳。メールの姉で槍の名手。クールで優しく大人っぽいが、妹のことになると感情的になりやすい。
ジューンを嫌っているが、とある理由からその一員になることに。
【ジューン】
『ザルザ』
ロットエル帝国に敵対するレジスタンスのリーダー。
本名、年齢、性別、人種、すべてが不明。
『ヅダ』
ザルザに忠誠を誓う男。ジューンの実質的なボス。
聖騎士団にレドを送り込んだ張本人であり、同じくロットエルからジューンに潜入しているミリアイルをスパイではないかと疑っている。
『ララ』
ジューンに協力している遊牧民の女の子。明るく元気元気元気な乙女。
ややスキンシップが過激で、ミリアイルを困らせている。
【神聖ロットエル帝国】
『リシア』
聖騎士団にレドと同期入団した女の子。強気な性格をしているが、レドに対しては素直になれない。
しっかり者なので、レドからの信頼は厚い。
『ノーキラ』
レドとリシアの同期。おっちょこちょいで楽観的な男子。
『ソート』
聖騎士団副団長。ロットエル最強の男であり、カリスマ性と頭脳、剣の腕によって「英雄」と呼ばれている。
死の魔法の使い手で、彼の剣はあらゆる防具を破壊するだけでなく、かすり傷程度でも対象を殺す効果を持つ。
『キサラヴィン』
ロットエル軍諜報部の男。教会の支援と引き換えに、ミリアイルにジューンへの潜入工作を命令した。




