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人狼は君のトナリに  作者: 狐のアツ
9/10

第九章 人狼はペット?

「あれ、この部屋を見つけるとは、結構捜しても見つからないはずなんですが...」

「お前は...?」

「この館住みの”てんたかく”と申します。」

胡散臭いようなその話し方からは、何か親しみやすい物を感じる。

「そうか...お前のせいで...三人が...」

「何のことでしょうか?」

「なんで人狼なんて飼って...」

「飼ってなど居ませんよ?」

前言撤回。やっぱり親しむことは出来ないね。話し方から。

「まさか...お前が人狼だとか...?」

「何を言ってるんですか。

“人狼を連れてきたのはあなた方じゃないですか”」

「!?」

話していて気が付くのに少し遅れた。誰か...いや、”なにか”がはしごから降りてきている。

そこにいたのは...トラちゃんだ。

「トラちゃん!生きっ」

そこからは一瞬だった。少なくとも直前まではトラちゃんだったものが、その姿はあの時見た、獣になっている。そして、てんたかくさんの方へ跳んで、てんたかくさんはもうすでにその形すらない。

「そうか...トラちゃんが人狼だったんだね...」

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