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人狼は君のトナリに  作者: 狐のアツ
3/10

第三章 人狼が来る

「雨谷!?」

丸くなってカタカタ震えている姿からは、普段の威厳は感じ取れなかった。

「やめろ・・・来るな・・・”人狼”が・・・」

「雨谷、落ちつけ!」

「やめて やだ こないで たべないで たすけて 」

話が出来そうにない。

"人狼"?

こんなに怯えているということは、本当に見たのかな...

そう考えながら、その横にあるクローゼットを開くと

そこは空っぽだった。

となると、トラちゃんとヘリオさんは別の場所にいるのか。

そのクローゼットの中をよく見ると、鍵が置いてある。

「図書室の鍵?」

図書室と言えば見覚えがある。玄関付近の開かなかった扉だ。あそこには図書室と書いてあった。

階段を駆け下りて、図書室へ向かう。図書室の扉は、鍵を使えば簡単に開いてくれた。

扉に入ってすぐの机に、鍵が置いてある。

「なんかのゲームでもさせられてるのか?これは」

その鍵を手に取った瞬間

「シャラシャラシャラ」

ポケットに入れていたマラカスが鳴り出した。

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