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龍争学徒  作者: 東武瑛
3/9

卒業したら

焼き鳥屋

横田は焼酎を飲み紅はビールを飲んでいる。

「今年で卒業だな」横田が言う。

「どこに就職するんだ?」紅が聞く。

「俺は知り合いの印刷会社か新聞社に勤める。お前は?」

「俺は武道家になる」

紅は答えた。

「武道で生活できるのか?」

「アルバイトすれば何とかなるだろう」

「そうだな」横田が言った。

「それにしても大学封鎖、いつまで続くことやら。俺達ノンポリには見当つかん」

「まあ、考えてもしょうがないだろう」紅が言った。

二人は店を出て駅で別れた。

紅のアパートは早稲田大学近くの高田馬場にあった。四畳半一間で共同便所と炊事場があった。

紅はタオルと石鹸を持って銭湯に行った。

銭湯から帰って来てビールを飲んで毛布をかけて寝た。

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