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PLAYER:皆守 夕弦 YUZURU MINAKAMI
PARTY MEMBER
穂積 正親 MASACHIKA HOZUMI
澤村 斗真 TOHMA SAWAMURA
周 千尋 CHIHIRO AMANE
TEAM NAME:NOTHING
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数年前の『あのとき』を境に壊れてしまった日常。
帰らぬ人を待ち続ける“日常”を生きる少女の元にある日届いたのは、『あのとき』からいなくなった筈の大好きな人からの携帯アプリの招待メールだった。
引き寄せられるかのように飛び込んだ場所は、まるで『本物』の別世界のような『仮想』世界であり、そこで少女は不思議な出会いに遭遇する。
ゲームシステムを理解しているような口ぶりを発しながらも、未だ多くに口を閉ざす者
膨大な知識を持ち、辛辣な口調で真理を追求する者
明確な目的を持って接触を図りながらも、次第に心を開こうとする者
願いが交錯し、悪意が満ちる世界(secret GARDEN)で、物語を共有する出会いと時間と、壊れてしまった日常を懸命に生き抜く時間は交差し、穏やかにだが少女に変化を紡ぎ出していく。
今まで変わることが出来なかった。その時間に彩りを加えていく世界は、いつしか少女にとって持つことがなかった目的を生んでいった。
同時に、今まで触れることがなかった悪意が、牙をむいて襲い掛かる。
初めて物語を共にした者達は、大きな力と無邪気な悪意に踏みにじられ、己の利益のために他者を平気で陥れる人の罪深さに心を痛めながらも、少女は探す者のために霧の中をさ迷い歩いていく。
しかし仮想世界で触れるものの全てが、少女に希望を与えてくれるモノではなかった。
目的として探していた母親は、見つけることは出来たが心を触れ合わせることなく引き裂かれ、今まで遭遇することがなかった強い感情の前に歩みを止めようとしたこともあった。
しかし仮想世界で触れるものの全てが、少女に絶望を与えるモノでもなかった。
今まで触れることがなかった『情』が少女を前に進むように背中を押し、寄り添うように集まった者達は、少女に居場所を与える。
重なっていく『情』と、広がっていく『悪意』
そしてついに、少女は沈みゆく中で世界の理を理解する雲雀に出会うきっかけを手に入れることになる。
やっと出会える、ずっと探していた者に
けれど、世界はそれでも少女に残酷な結末しか用意してくれなかった。
雲雀は言う『愛する者は死んだ』と。
悪意と思惑が加速していく世界で、それでも少女はタイムリミットが切れる前に最後の扉に辿り着くことが出来るだろうか。
データ ノ 読ミ込ミ ガ 完了 シマシタ