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死臭  作者: 聖魔光闇
31/45

空白の無味無臭

毎日見上げる青空は

毎日見上げる夜空と同じ

毎日毎日違う日で

毎日毎日同じ道

人生同じの繰り返し

それでも同じは二度とはなくて

同じのようで同じじゃなくて

違うようでも違わない

一日一日年をとり

一日一日時間が過ぎて

同じのような人生は

同じ同じじゃ終わらない


今日も誰かが死にました

どこかの誰かが死にました

それでも世界は変わらない

何も変わらず回ります

どれだけ凹んで落ち込む時も

どれだけ元気に暮らせる時も

同じ時間が過ぎてゆく

そんなのどこかおかしくないか?

そんなの何かおかしくないか?

そんな疑問も結局無駄で

無意味な言葉と成り下がる


歩道の上には斑点模様

電線見上げりゃ鳩の群れ

生ゴミ出す日に空を見りゃ

電線一面烏で黒い

人の少ない路地歩きゃ

やたらと犬の糞がある

路肩の溝を覗いてみると

タバコのポイ捨て目立つのさ

電車の乗り降り降車が先と

マナーで決まっているはずなのに

乗り込む奴らは降車を無視で

無理矢理乗り込み押し込んで

車掌はかまわずドア閉める

ダイヤの関係あるのだろうが

乗客無視していいのかよ!?


電波の届かぬ解約携帯

それでも見た目は携帯電話

端から見ればメールも可能

「それは電話出来ないの?」

そんな事を言われても

電話どころかメールも出来ぬ

それでも見た目は携帯電話

電波の届かぬ解約携帯


多忙の日々は他人にゃわからず

気楽な仕事に見えてるらしい

肉体労働好んでいても

今では頭を使ってる

知らない人等と会話をかわし

知らない人等と討論したり

知らない人等に囲まれて

学びの仕事に埋もれく

「楽な仕事でいいですね」

誰かが僕に言いました

「そんなに楽に見えますか?」

本当は言いたい本音の言葉

それでも笑って場を流す


日々の暮らしは貧しくて

少子化世界の多子世帯

家族の中の大黒柱

建前上の大黒柱

家の法律家内が作り

僕や子供はおべっかつかう

それでも蟻は働くもので

働くことしか能なくて

今日も朝から「いってきます」


他人の苦労を慰めず

他人の苦労に共感出来ず

苦労話に頷くだけで

他人の気持ちを掴めない

自分自身がもどかしく

共感出来ない心が憎らしく

自分自身に怒りが芽生え

自分自身を嫌いになって

苦労話を聞く気が失せる

それではただの現実逃避

それでも逃避するしかなくて


毎日見上げる青空は

毎日見上げる夜空と同じ

毎日毎日違う日で

毎日毎日同じ道

人生同じの繰り返し

それでも同じは二度とはなくて

同じのようで同じじゃなくて

違うようでも違わない

それでも違うおんなじ空を

今日も見上げて進んで行こう




書いたのは半年程前になろうかと思います。なぜ、今になって投稿したのかは私にも不明です。


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