未来屋 環さん
未来屋環さまはとてもイケメンで男前な文章を書かれる方です。
私は長いこと男性の方だと思い込んでいました。
タイトルのカッコよさ、冒頭数行の直後に挿し込まれるタイトル──イケてます。イケメンぶりにイケメンに違いないと思い込まされてしまうわけです。
会社勤めの経験を活かした作品や音楽好きを活かした作品等、リアルな要素がたっぷりで、そこに挟み込まれる非現実的な展開が『オイオイ、どこへ行くんだい?』と思わせといて、すとんと納得できるところへ着地するのも気持ちいいのです。
そして文章には熱さがあります。
鬱陶しい熱さではなく、淡々とした中にクールな登場人物の内から自然に湧き上がる熱量ですので、読後感は『イケメン』です。
そして物語を読んで泣かされるのが嫌いな私が何度か泣かされております。
クールで、イケメンで、しかし熱くて、人間臭い。
そんな逆説的な世界をお楽しみください。
『愚者は咲かない花を視る』
https://ncode.syosetu.com/n6841hx/
『月は一人で輝かない』
https://ncode.syosetu.com/n5869ik/