ヤンデレ媚薬マッサージ師(1400字)
あ、びっくりさせちゃいました?
担当だった人なんですけど、急に具合が悪くなったみたいで、
代わりに、今日のマッサージは僕が担当させてもらいますね。
ずいぶん、久しぶりになりますよね?
最近、僕のこと『全然』指名してくれなかったじゃないですか。
どーしたんですかー?
僕のこと、嫌いになっちゃったとか?
あんなに楽しくお話してたのに。
え? いやいや(笑) 怒ってなんかいませんよ。
軽い冗談じゃないですか。
あ、これ、気になります?
いつもと違うでしょ?
新しく入荷したアロマなんです。
とってもいい香りなので、すごくリラックスできますよ。
じゃあ、そろそろマッサージ始めましょうかね。
マッサージベッドに横になってくださいね。
いつも通り、肩のところからマッサージしていきますね
あ、肩こってますねー。
大丈夫ですか、お仕事無理されてませんか?
ちょっと強めにマッサージしますね。
痛かったら言ってくださいね。
(間、マッサージする息遣いなど)
さて、じゃあ、次は顔のマッサージしていきますね。
お客さんって、かわいい顔してますよね。
え?
いやいや(笑) 誰にでもは言ってませんよ。
あなただけですよ。
あ、でも、勘違いしないでくださいね。
あなたのことが好きなのは、顔だけじゃありませんからね。
仕事をまっすぐ頑張るところとか、後輩の面倒見がよくて優しいところとか、あなたの性格も含めて、あなたの全てが好きなんですよ。
(間、マッサージする息遣いなど)
どうかしました?
ふわふわした感じがする?
不思議ですね。
新しいアロマのおかげかもしれませんね。
じゃあ、足の付け根のあたりをマッサージしていきますね。
ここは、太いリンパ腺が通っているので、しっかりほぐしてあげますね。
いつもより、気持ちいい?
僕のマッサージの腕が上達したのかもしれませんね。
あれ?
どーしたんですか?
そんなに腰、もじもじさせちゃって(笑)
ここは健全なマッサージ店ですから。
そんなエッチな気持ちになっちゃだめですよ。
そういうお店じゃないんですから。
え?
アロマは普通のアロマですよ。
変なお薬なんか使っていませんよ。
もしかして、僕を疑ってるんですか?
ひどいなー。
僕は、あなたのためを思って、高級なアロマを用意したのに……。
いいですよ(笑)。
許してあげますよ。
じゃあ、代わりに、お客さんのマッサージして欲しいところを教えてください。
今、すっごくマッサージして欲しいところ、どこですか?
嘘ついちゃだめですよ。
ちゃんと自分の気持ちに素直になって下さい。
ねぇ、どこですか?
……へー、そんなところをマッサージして欲しいんですか?
じゃあ、このあたり、じっくりマッサージしてさしあげますね♪
(間、マッサージをする息遣い)
どうですか?
気持ちいいですか?
え? もっとちゃんと触って欲しい?
え~、それはダメですよ。
そんな言い方じゃダメです。
ちゃんとおねだりの仕方があるだろ?
ほら、恥ずかしがらないで、言ってごらん。
(短めの間)
……はい、よくできました。
(キス音)
じゃあ、いっぱい気持ちよくしてあげるね。