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迷宮巡り~神様のゲーム~  作者: もこもこ(仮)
ようこそ迷宮都市へ
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ミスの修正をしました。内容に変化はありません。

後書きに変更点の一部、書いています。

この回の説明が長すぎるので、また改善しようと思います。その時は最新話にて報告させていただきます。内容に変更は無く頑張らせていただきます。

 転移の柱の中は眩しくて目を開けて居られなかった。

 まぶた越しに光が落ち着いたのがわかった所で目を開ける。


「ようこそ迷宮都市、迷宮区迷宮神殿へ」


 目の前には純白のローブを纏ったおじさんがいた。


「私はこの神殿で神官をさせていただいている神官テルと申します。迷宮区の説明してもよろしいでしょうか?」


 これは街のチュートリアルだろうか?


「よろしくお願いします」

「はい、喜んで」


 神官さんは微笑む。


「まず後ろをご覧下さい」


 俺は振り返りそれをみる。

 それは見た瞬間に、これの事だ! って分かるほど凄い物があった。

 凄く大きな青色の輝く神秘的な球体と、その周りをゆっくり回る3つの金色の輪っか。


「こちらはダンジョンハートと呼ばれる主に迷宮への転移の為に使われます。そしてここは転移広場と呼ばれております。ではこちらへ」


 俺は神官さんについて行く。


 そこには、プレートとよく似た半透明の板が人の高さで浮いて沢山並んでいた。


「このプレートはコンソールと呼ばれております。こちらで様々な手続きが取れますが、主に使われるものとして迷宮選択というものがあります。こちらのコンソールから迷宮選択を選ぶと向かうことの出来る迷宮が一覧に出てきます。そこから選択した後、先程の転移広場でダンジョンハートに手を伸ばしていただくと迷宮へ転移します。ではこちらへ」



 次は、椅子と縦に長いプレートのある場所に着いた。


「こちらは医療コンソールと呼ばれています。ここでは怪我や汚れを落とす事ができます。座っていただくと現在の身体の状態と汚れの状態がこのプレートに出てきます。試しに座って見てください」


 俺は椅子に座り目の前にある医療コンソールを見る。


[身体の状態:異常なし

汚れの状態:身体に殆どなし装備に汚れあり]


 リスタートしていたから怪我は無い。


「少しの怪我と汚れなら合わせて10Gで全て綺麗にして貰えます。大きな怪我は度合いによって値段が高くなります。状態異常は少し値段が高くなります。迷宮から帰ってきた時に状態異常や部位の欠損などの大きな怪我をしていた場合、この区画では状態異常は止まり欠損は青い半透明の物質で補われて血が滴ることはありません。例えば、切り裂かれて中身が出てしまいそうになっていたとしても青い物資で塞がれて、失目などで目が見えなくなっていたとしても目が見えます。序盤だと死んで教会からやり直す人も居ます。蘇った際は状態異常や怪我は無くなっていますので。ですがその場合デスペナルティが発生します。この世界でのデスペナルティは所持金の1割と死んだ時に入っていた迷宮での手に入った物のロストです。こちらの方が安く済むので選ぶ人も居ますが死ぬのは辛い事ですからお勧めしません。大怪我には十分気をつけて下さいね」


 そんな事考える人居るのか。確かにこのデスペナルティなら死んだ方が安く済む事があるだろうけど。

 俺は痛いのは嫌いだから気を付けよう。


「では、今回は初めてという事で無料にしますので試して見てください」


 神官さんが医療コンソールに手をかざすとターミナルに新しい文字が現れた。


[無料サービス、やりますか? Yes or No]


 俺はYesの文字に触れる。すると身体中が淡い光にに包まれる。

 少し気分が良い。なんか頭の中がスッキリしてリラックスする。


[汚れの状態:キレイ]


 光が無くなった後にプレートを見たらキレイになっていた。

 これはクセになりそうだ。


「ありがとうございます」


 俺は神官さんに礼を言う。


「いえいえ、皆さん最初にやっている事ですので。では次に向かいましょうか」


 俺は椅子から立ち上がって神官さんについて行く。



 次は大きなかごが並んでいる場所に着いた。


「ここは最終買取所と呼ばれている場所です。価値が無い物やもう要らないものを最低価格で買い取っております。試しにこちらを入れて見てください」


 それは迷宮でみたもっち餅だった。


「わかった」


 俺は受け取って籠に入れる。


「続いて処理と言って貰えますか?」

「処理」


 すると目の前にプレートが現れた。


[買い取り出来ます。1Gで買い取ります。良ければステータスカードを翳して下さい]


 俺はステータスカードをプレートに翳す。

 するとプレートと籠の中にあったもっち餅が淡い光となって消えていった。

 ステータスカードをみるとお金が1Gになっていた。


「この籠は他の区画にもあります。後、この籠はゴミ箱としても使う事が出来ます。この世界では目に見えないステータスでとくというものがあります。悪い行いをすると下がって行きます。反対に良い行いをすると上がっていきます。いい事があったりするので良い行いをして行きましょう。こちらも試して見ましょう」


 神官さんは黒い小さな塊を渡してきた


[石ころ]


 なるほど、価値は無いだろうな。

 俺は受け取って、石ころを籠に入れる。


「処理」


[処理してよろしいですか? Yes or No]


 Yesに触れる。すると先程と同じ様に消えていった。


「ゴミはちゃんと処理しましょう。ポイ捨ては駄目ですよ。沢山の量を捨てる時に価値のある物が含まれていた場合、並行して買い取っても貰えるので、買取の文字も出てきます。それのお陰で間違えて大事な物を捨ててしまう事も少ないです。では外に向かいましょうか」


 俺は神官の後ろを着いて行き神殿を後にする。

「」の中での改行を修正しました

それは見た瞬間これの事って→それは見た瞬間に、これの事だ! って に修正しました

癖になりそう→クセになりそう に修正しました

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