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44話 リック大興奮  冒険者養成所 53日目

今度の休みの話をしていたストア達、そういえば忘れていたことを思い出したストアはリックに話した。


「そういえば今度の日曜日ぐらいに父さんがココに来るかもしれない」


「ストアの父さんがここに来るのかい」


「2か月に一度、都の店にポーションを卸しているんだ」


「ストア もちろん僕も合わせてくれるんだよね」


「リック 父さんに会いたいの?」


「予定はすべてキャンセルしてでもストアの父さんと会いたい」


「えっ どうして?」


「ストアでさえ勝ったことがないほど強い人に会わないわけにはいかないじゃないか できれば指導を受け試合もしてみたい」


「じゃあ 父さんに会うことになったら一緒に会おうよ」


「ありがとう ストア 楽しみだな あと7日か 待ち遠しい」



 今度の休みの事など全部飛んでしまったリックだった。




 それから魔法の時間になり、アレクシスやリタと会うリック。


「よう」「やぁ」と掛け合い、こぶしを合わせる三人。


リックは早速、ストアの父親が来ることを話した。



「今度の休みの日にストアの父親がここに来るらしいんだ」


「どうしてココに来るんだ?」


「都の店にポーションを卸してるらしいんだ ストアがいるから会いに来るというわけさ」


「本当かよ 俺も一度会ってみたいぜ」


「アレクシスも会いたいのか?」


「当たり前だろ 師匠じゃねいか」


「アッ」という顔をするリック。


(ストアに会ったらこのことをいわなきゃな)


「私も会いたい 師匠だしストアの父さんに興味もある」


「やっぱり みんな 会いたいんだな」



 それから、どんな人だろうとあれこれ妄想話をする三人、時間がアッと今に過ぎていく。



「そういえば訓連するのを忘れてた」


「そうだそうだ」とアレクシスとリタ。



 三人はリックの決めた訓練をして授業が終わった。


 最近は身体強化の基礎訓練は三人一緒に行うようになった。


 リタやアレクシスの意見も取り入れて授業の時間の半分は基礎訓練に使うようになっていた。


 身体強化の魔法はそれに耐える体作りも重要で適度な負荷を与えることによって身体強化の魔法を使っても体が壊れない体を作りその鍛えた肉体からの身体強化で更に身体強化の魔法の効果も増していく無限ループな世界だったのだ。


 三人は自らの体験から実感していくことになる。





 それからもリックはストアの父親が来る日までストアの父親が来ることを言い続けた。

 

 他の人が呆れるぐらい熱望し続けたのだったストアでさえ迷惑に感じたのだった。


 リックの宣伝のせいでストアの父親に会いたい人は20人近くになってしまった。


 リックは少し後悔した。ストアの父親と会える時間が短くなってしまうと考えたからだ。



 そんなことになっているとは知らない父のチェーンはストアがいなくなってラブラブのアンジェリカと抱擁してウルルの町から旅立つのであった。

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