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勇者様 ビフォー/アフター  作者: 多居志織
一章 私も昔はJK勇者だった/アフター
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第一節 元JK勇者の弟子育成スローライフ

 ――私も昔は女子高生(JK)勇者だったけど。

 石畳を鳴らす荷馬車の小気味良い音や往来の喧噪に混じって、修道服姿のうら若き乙女たちのかしましい声が表通りから漏れ聞こえてくる。曰く、美形騎士と目が合っただの、治癒術の教師が童顔で可愛らしいだの。そんな黄色い声を聞き流して、ミツキは冷えたエールを煽った。

 ――でもこれは、女子高生(JK)のままじゃ味わえないんだよねぇ。

 微炭酸のぴりつきが最高の余韻を舌に残した。思わず、くぅ、と唸って、さらにもう一口煽る。

 未成年のままでは楽しめないもの。大人の味。

 真鍮(しんちゅう)のジョッキを傾けると、それに応じてミツキの短い黒髪が揺れた。

 肩につかないほどの黒髪に彫の薄い典型的な日本人顔。こちらの成人年齢は日本より早いけれど、それでも日本人らしいこの童顔は、彼女を知らない人が見れば飲酒を咎められることもある。

 陽はまだ中天を過ぎて間もない。労働する人々を尻目に酒場で呑むエールのなんとうまいことか。アルコールの快楽と堕落の罪悪感で何とも言えない背徳に浸っていると、(いか)つい顔の店主・ハンスがミツキのテーブルにわざと音を立てながら大皿を置いた。

 バケットに焼きたての肉と申し訳程度の野菜が挟まるサンドイッチ。甘辛のタレを絡めた薄切りの肉からは、肉汁ともタレともつかない汁が滴っていた。


「頼んでないけど?」

「もうマオが帰って来るだろ」


 マオ。ミツキの弟子の少年で、ハンスの「露草亭」に修行の一環と称して従業員の真似事をさせられている。

 マオは吊り上がった生意気そうな目つきに相応しく、師匠であるミツキに対しても口が悪い。みてくれは整っているのにもったいない、というのが周りのマオへの評価だ。


「あー、そろそろか」

「おまえさんも昼間っからエールっばっかり呑んでないで仕事でも探せよ。聖騎士団なら二つ返事で雇ってくれるだろ?」

「ヤだよ、あんな汗臭いとこ」

「おまえなぁ……」


 またジョッキを口に運ぶミツキに、ハンスは呆れかえりながらため息を吐いた。不機嫌面の厳つい眉尻が下がったけれど、それもほんのわずかで気付けるものも少ない。怖い顔は相変わらず怖いままだった。

 常に不機嫌そうな厳めしい顔が標準装備の上に不愛想な店主だが、料理の腕は確かだと評判で。この小さな国の中でなら五本の指に入ることは間違いない。

 これこそ男の料理と言わんばかりのこの肉がはみ出した粗野なサンドイッチも、バケットは焼きたてで、肉は昨日の余りものにしても香辛料を効かせた甘辛タレは店主が肉の種類に合わせて作ったものだ。

 おいしくないはずがない。むしろ、この匂いだけでエールがさらに進みそうだ。


「じゃ、お先に。いっただきまーす」


 もちろんミツキが匂いだけで呑むつもりもなく。


「お前のじゃねぇよ! この呑兵衛(のんべえ)!」


 けれど、遠慮なくサンドイッチに伸びた手は、ハンスによって叩き落とされた。


「あれぇ?」

「あれぇ、じゃねえ。これはマオの賄いだ。……ったく、若い女が昼間っから恥ずかしげもなく、しかも自分の弟子の稼ぎで呑みやがって。それにウチは夜からの営業だって何度も言ってるだろうが!」


 ハンスが言うように、店の中にはミツキがひとり居座るだけで他の客はいない。さらに言うならば、表玄関にはきっちりと「準備中」の札が掲げられている。


「そんな怒っても四杯目のエール頼んだら持ってきてくれるくせに」

「商売だからなちくしょう! まいどあり!!」


 真鍮のジョッキはすでに軽く、空の中身をハンスへ向けると、彼はそれをもぎ取ってカウンターの奥へ引っ込んでいった。

 咎める者はもういない。ミツキは遠慮なく目の前の肉汁滴るサンドイッチに手を伸ばすと、臆面もなく頬張った。 


「おいひぃ」

「あの師匠にして、この弟子ありだ。マオが可哀想でなんねぇ」


 喜色満面にして食べ続ける彼女に、ハンスは呆れ切った顔で新しいエールを置く。


「なんで末弟子のお前が、一番あの婆さんに似ちまったんだか」

「ドラ婆に?」


 本人を思い出すようにミツキとハンスは視線を宙に投げた。

 婆さん、ドラ婆。そう呼ばれる老女は、かつてミツキが師事したヒトだった。六十を過ぎた年齢で、けれど、誰が相手だろうと負けない戦闘技術と鉄の肝臓を持った女傑(じょけつ)。気質豪胆にして、やることなすこと無茶苦茶で、修行中はミツキ自身もかなり振り回された。


「似たつもりないし。そもそもドラ婆ならエール四杯で済むと思う?」

「……はぁ」


 呆れと諦めの混じったため息がハンスから漏れるが、ミツキは気にすることなく再度サンドイッチにかぶりつく。

 口の中にじゅわっと広がった肉汁と甘辛タレの絶妙な味が消える前にエールを流し込めば、他人の賄いを横取りする罪なんて些細なことにすぎなくなった。


「あー、マジ最高! やっぱここが世界で一番」

「そりゃどうも」


 ハンスが不貞腐れ気味に返事をしても彼女は全く気に留めることなく食べ続け、その指先が二つ目のサンドイッチに伸びたときだった。


「止まれクソババア!!」


 店の裏口が乱暴に開かれる音とともに怒号が走る。そのまま荒々しい足音が続いたかと思えば、カウンターに藤色の目を怒らせた少年が顔を出した。

 全力で走ってきたのか、彼の青みががった灰色の髪が汗で額に張り付けている。


「今日は早かったな、マオ」


 ハンスが哀れみを込めた表情で少年・マオを出迎えるが、誰一人としてハンスの不機嫌面から哀れみを読み取ることはできなかった。


「あーあ、つまんない」


 ミツキは隠すことなく舌打ちひとつつきながら、サンドイッチに触れる寸前の指をひっこめる。そうして、カウンターの向こう側から彼女を睨み付ける少年に対して人指し指から小指までの四本を立てて見せた。


「エール、四杯っ……!」

「プラスあんたの賄いもね」


 しめて二〇ルクのお会計で、それはこの少年の給料から差し引かれることになっている。


「この暴飲暴食ババア」

「遅かったあんたが悪い」


 悪態をつくマオに、ミツキは別段怒るわけでもなく四杯目のエールを一気に飲み干した。


「ハンスさん、お水」

「へいへい」


 言われて、ハンスはいつものようにカウンター裏に置かれた瓶から新しいジョッキに水を注いで寄越した。


「マオ、ひとつしか残ってねぇが、ちゃんと賄い食っとけ」

「……はい」


 ハンスに言われて、マオは不機嫌顔こそ直さないまでも、頷いてミツキの正面の椅子に腰を下ろした。そして、素直にサンドイッチに伸ばした手が、ミツキにはたき落される。


「なにすんだよ!」

「手、洗って。うがいも」


 外から帰ったら手洗いうがいだと何度も言い聞かせたのに、一度だってマオが自主的に行ったことはない。いつものように面倒臭そうな顔と舌打ちひとつくれてからカウンターの奥に戻っていく彼を緩く笑いながら、彼女はジョッキの水に口をつけた。

 よく冷えた清潔な水が飲めるのは、すべて魔法のおかげだった。浄水から戦闘にいたるまで、魔法の研究は多岐にわたり、大抵の不便はこれで解決できる。挙句の果てには、不老不死に、無から有を生む研究までされているけれど、残念なことにその成果は未だに実を結んでいない。

 水底の鈍色を見つめて、ミツキは店の奥へと耳を澄ませた。

 魔法は便利だけれど、あいにくと水の出る蛇口はなく、ここでは古式ゆかしい井戸が現役だった。ただし、基本的に水は釣瓶(つるべ)でなく魔法で汲み上げる。子どものころから使い慣れていれば、なんてことない魔法。

 魔力で釣瓶代わりの器を作って井戸の底に落とし、腕力ではなく魔力でもって引き上げる。最低限の魔力さえあれば誰にでもできる、取るに足らない魔法だったのだが。


「んあああああ!!」


 店の裏から大量の水が流れる音がしたかと思うと、悲鳴とも怒号ともつかない雄叫びが上がった。ミツキは予想通りだとでも言うように笑い声を上げ、対照的にハンスは溜息を吐き出す。


「ありゃあ、濡れ鼠になったな」

「だろうね。感情と魔力が直結した馬鹿弟子は大変だ」

「他人事みたいに言いやがって。お前が師匠だぞ」

「指導はちゃんとしてるよ。あれが馬鹿なの」


 ハンスはまた心の底から哀れむような視線を店の裏方へと向ける。


「ミツキ、お前さん、師匠には向いてねぇよ」


 しみじみと言われて、それでもミツキは笑っていた。

 ――違いない。

 心の中で同意するも、彼女はそれを決して口にしない。


「まぁ、気長にやるから」

「……もっと楽な人生もあったろうに」

「それって、私の? それとも、マオ?」

「どっちもだ」


 憐憫を含む双眸がそのままミツキに向けられ、けれど彼女はかぶりを振って否定する。


「どうだろうね、ないかも。来世に期待しとく」

「なら、飲んだくれてねぇで、ちゃんと善行を積んどけ」

「わたし、勇者だったんだよ? 魔王を倒した業績だけで十分でしょ。来世はセレブ確定」

「“せれぶ”っつうのは知らんが、その業績と秤にかけられる悪行のことも思い出してみろ。イリシア様のお力添えがあっても足りるか?」


 善行を積めば来世ではより良い生を得られる、というのはこの大陸で最多の信者を誇るイリシア聖教会の教えだ。これがイリシア聖教会最大の目玉と言っても過言ではない。

 しかも、この小さな国・イリシア共和国はその聖地であり、総本山だ。聖都とも呼ばれる。聖都に住めるのは聖教会関係者と町の物流を支える信者たちのみで、不機嫌面のハンスですら例外ではない。


「……、……あははぁ」


 ミツキは視線を泳がせた後に軽く笑った。

 これと言える善行はあるけれど、悪行は主観だけでは計りきれない。果たして、どこまで数に入れられるのだろう。そして、イリシア様とやらはどうお力添えしてくれるのか。

 ――死んだ後の事は、誰にもわかったもんじゃない。まして、来世なんて。

 聖教会のお膝元で、ミツキは心の中でひとりごちた。


「弟子の稼ぎで昼間っからエール呑むのが、悪行じゃなかったらいいんだけど」


 心中の吐露(とろ)を誤魔化すように言うと、ハンスの憐憫が呆れに変わっていくのが手に取るようにわかった。それをへらへらと軽薄な笑みを浮かべながらかわす。


「“せれぶ”とやらは、ダメだろうな」

「へへっ、かもね」


 もとより不信心者だ。


「さて、私は馬鹿弟子が濡れ鼠から火鼠になってないか確認しなくちゃね」


 濡れたのなら乾かす。早々に乾かすには火が必要だ。そして、感情と魔力が直結したような弟子が、荒くれたまま火の魔法を使えば……――。

 ミツキは準備運動よろしく首を捻り、勝手知ったる顔でカウンターの奥へ入って、そのまま勝手口から店の裏庭に出た。

 木造の小さな倉庫と屋根付きの井戸がほとんどを占める狭い裏庭で、探さなくても目的の姿はすぐに目に入る。いつもならずぶ濡れの服を乾かそうとして苛つきながら呪文を唱えている頃合いなのに、今日はずいぶんと静かだ。


「あれ、今日は火鼠までやらないの?」


 難しい顔をしたマオが井戸の石組みを背もたれに座り込んでいた。


「……俺だって学習する」

「珍しい。明日は槍の雨でも降るかな」


 茶化すつもりで言って、けれどマオは反応しなかった。その代りに虚ろな目がミツキに向けられる。


「……」


 いつもなら罵詈雑言を吐くばかりの口が、だんまりを決め込んでいる。ほう、とミツキはある種の関心を抱きながら真一文字に結ばれた唇を見やった。


「何かあったね」

「……うっせ」


 その反応だけで、何かがあったことだけはわかった。

 話すつもりはないと再び閉口するマオに、彼女はくつくつと喉の奥で笑う。そうして、勝手口に背中を預けると、上着のポケットから銀色のシガレットケースを取り出した。

 中は茶色の紙巻き煙草(たばこ)で、フィルターはない。その中の一本を口にくわえて、右手中指にはめた華奢な指輪を煙草の先に押し当てた。指輪の中央に鎮座する薄い赤瑪瑙(あかめのう)が煙草に触れた途端、わずかに、しゅ、と音がして煙草の先に火が灯る。

 くゆらせた紫煙(しえん)白檀(びゃくだん)のにおいがした。


「そう言えば、レーナは?」


 煙を吹き出すまでたっぷりと時間を空けてから、ミツキはある少女の名前を口にする。

 レーナはハンスの娘で、この店の給仕係り兼看板娘だ。幸いにして顔は母親譲りらしく可愛らしい作りであるが、あの父親のお陰でもう十七歳だというのに浮いた話ひとつ聞かない。

 この酒場でのマオの仕事は午前中から午後にかけての仕入れと仕込みだった。仕入れはレーナと一緒に市場に行って荷運びの役を担う。普通なら店主に店まで運んでもらうが、自分たちで持ち帰ることで少しだけ値引いてもらえる制度だ。

 小麦から始まって種々の野菜に肉、魚にいたるまで。巡礼者の多い聖都は周辺諸国との物流の中継地としても栄えているから、市場の商品も目が回りそうなくらい多種多様だった。

 そこからレーナが目利きしたものを、市場と酒場までマオは何往復もして運ぶ。生半可な膂力(りょりょく)と体力では持たない。しかも、マオがその仕事に時間をかければかけるほど、彼がそうして汗水垂らして得た稼ぎをミツキがエールに変えてしまうのだ。

 荷運びは筋肉と体力を鍛えるのにちょうどいい。それもだらだらとするのではなく、本気になってやれるようにしているのだから、彼女はこれをマオの修行だと言ってはばからなかった。

 毎日一緒に市場に行くレーナは、いつもならマオの少し後に帰って来るのに、今日はまだその姿を見ていない。


「知らん」


 思った通りの不貞腐れた返答に、彼女は笑みが濃くなりそうなのを煙草を吸うことで抑えた。

 マオはミツキにはとんでもなく生意気な態度を取るくせ、レーナには親切ぶっている。彼女の誕生日には花を贈っていたとハンスに聞いたが、対してミツキのにはおめでとうの一言もない。

 あからさますぎる態度に、ハンスですら生ぬるい笑みを禁じ得なかったようで、ミツキは彼の仏頂面がいびつに歪むのを見せられた。


「知らんってことないでしょ。レーナが変なのに引っかかってたらどうすんの?」


 マオは半ば番犬代わりでもあったというのに。

 眉を潜めて強めの語調で問えば、彼は機嫌の悪い声音をそのままに答えた。


「帰り際に学校の友だちってのと会って、先に店帰っとけって」

「へぇ……、男の子?」

「……」

「仲良さそうな感じだった?」

「……」


 無言でそっぽを向いたマオに、彼女は思わず吹き出しそうになるのを必死でこらえた。

 ――まったく、可哀想なくらいわかりやすい。


「あー……、うん、なんていうか、生きてたらこういうことわりとよくあるし、時間が解決してくれるから……、まあ、その、がんばれ」


 笑わないようにしながら、ミツキは言葉を選ぶ。はっきり失恋したのかと訊かないのは、せめてもの情けだ。


「……? 何言ってんだ?」

「いやだって、あんた……、あー、そっか……」


 本気でわからないと言うように、彼は目を瞬かせた。


「まだ教えてなかったか」

「は?」


 慰めが伝わらなかったのではない。

 マオはミツキに拾われた三年前より昔の記憶と、ヒトとして生きるために必要な知識を全て失っていたのだ。

 マオは首を傾げてまじまじと彼女を仰ぎ見たけれど、ミツキはそれ以上続けなかった。

 ――でも、まだ早いかも。

 感情を隠すことすらできない弟子に、その感情の名前と意味を指摘すればどうなるかなんて、火を見るよりも明らかだ。できればそれは、彼が感情制御を覚えたあとにしたい。


「まー、複雑なものだから、追い追い教えるさ」

「なんだそれ。今すぐ教えろよ」

「物事には順序ってものがあるの。マオにはまだ早いってだけ」

「……はぁ」


 恋や青春が何たるかも知らない少年は深い溜息を吐き出して続けた。


「ヒトって、なんでこんなに面倒臭いんだ」

「三年目にしてやっとそこか」


 白檀の香りのする紫煙と一緒にこぼす。

 マオの哲学じみた呟きに緩く笑って、けれど、その答えはミツキにもわからない。


「そういうもんだから。慣れるしかないね」


 煙草が吸えるギリギリのところまで吸いきって、火種を靴の裏で消した。


「とりあえず、今日は先帰ってて。ハンスさんには私から言っとくから」


 そんな気持ちじゃ、このあとレーナも一緒にする店の仕込みをまともにこなせるかもわからない。


「なんでだよ。俺、別にどこも痛くない」

「いいから帰って着替えて。あと、今日は魔法禁止」

「はぁ!?」

「師匠命令。わかった?」


 不服そうに睨むマオに、彼女は容赦なく畳みかける。


「さっさと行かないと、夕飯抜きにするよ」


 まだまだ食べ盛りの少年には一食抜かれることすら苦行の域だ。マオは最後の抵抗とばかりに大きな舌打ちを残して、そのまま庭の裏戸から出て行った。

 ――あ、マオが食べ損ねたサンドイッチもらっとこ。

 弟子の反抗心溢れる背中を見送って、ミツキは再び勝手口の扉に手をかけた。


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