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美女が野獣 6


おんな Ⅲ (真実)



目指した夜が ここに在った


別にまわりに誰もいなくてもね

すこしも寂しいことなんてないんだ


彼が生まれて死んで

あたしに出会ったあの日から

大切にしてくれたことだけは

ほんとうだから


死んでも死んでもあたしのこと

大好きだといってくれた

言葉じゃなく

こころじゃなく

なぜだろう

あたしもそうだったからかな

絶対にゆるがない

確かな真実が

そこにだけあって


今も いつまでも ヤツが死んでも

それはちゃんとここに

この ここに、

存在しつづけるのだと あたし 知ってる


彼はみずから模した野獣のように

一城の主には

とうとうなれなかったけれど

死んで

一枚の晴朗で高貴な皮を

このよに残したよ


あたしは思い出をすべて忘れても

このからだをくるんでくれる

あたたかい皮を一枚


あたしの妄想力じゃなく


彼とあたしの

絶対消えない

輝きつづける奇跡の命の証明として


身にまとう 身にまとう


誰にも見えない皮まとい 笑っちゃう


たった今だ ただ

この今をさかいに

あたしが野獣になるのだ、ただし

反省のない、ネ

別に誰も愛してくれなくてもいいよ


死ぬまであたしは

愛されてるし、愛しているから

いつも いつまでも




(ハッピーエンドの向う側まで)














『ねぇ、神様。どうします?』


『ええ、いとし子たちよ。

愛すれば良いと、思いますよ。』





で、いーい?




最後までお読みくださりありがとうございます。












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