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飛び葛の咲く時に  作者: 五百蔵 槐
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故郷への家路

また気まぐれに投稿しました。今回は大武が故郷に帰宅する一幕です。

「ん~、ついに四年間お世話になったこの町ともお別れだな。」大武の父 英明が慣れた運転で高速に入っていく。長期休暇などの里帰りなどで見慣れているこの光景もほぼ見納めになる。「お前もよくいったもんだなぁ~、四年間。最初は実家かから出て一人暮らしをする時は正直心配したぞ。なにしろお前は一人っ子だったからなぁ~。そんなお前が地元に帰って働くのか、ホントに時間が経つのは早いなぁ。」しみじみと英明が語るのを大武は助席から聞く。「そうだな。親父の言う通りよく四年間も通えた上にこの就職氷河期の就職が決まってよかったよ。ま、これからはまた実家に帰って一緒に暮らすから、これで爺ちゃん達も安心するだろ。」「確かにな、とりあえずお前が手に職を付けてまずは安心、次は婚約かな?」「うぁ、なんだよ藪から棒に、まだその話は早いだろ。今付き合ってる彼女もいないし、出会いもないしなぁ。まぁいつかできるでしょ。」

「ふん、それもそうだな。」他愛もない会話。こんな周りから見ればなんともない会話でも一人が長かった大武にとっては大切な時間だった。「あっ、そろそろいつものサ-ビスエリア付近だな。親父」「そうだな。そういえば初めてお前が免許取って俺を乗せて実家帰ったのもこっからだったな。あん時もこの車で来たよな?。」「全く、初心者の俺にこのボロボロのワンボックスで高速走らせないでくれよなぁ、これ100キロ出したら凄いハンドル固くなるだからな。まじであん時は生きた心地がしなかったぜ。」大武は過去の苦い経験を思い出して冷や汗をかいていた。「じゃあ、大武。またこっからお前の運転で帰るか」「ふん、もう取得して三年たったからな。自称ゴ-ルド免許運転手の実力みせてやんよ!」

「おう、そうかそうか、じゃ安全運転で頼むな」「まかせときな!」家路の道、一回り成長した大武が力強い踏み込みで帰る。


今回はここまでです。いやぁ短い文章書くだけでもほんと疲れますね。 1000文字行くのはまだまだ先のようです。次回の投稿もまたきまぐれです。

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