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その1・世界の狭間で
私は世界の狭間で神に従いし者・サラ。私は世界の狭間で気ままに一生を暮らし今日有色世へ還る予定だった。その儀式をするため世界の狭間の奥にある世界の間へ赴いた。
「サラ!元気だった?」
神は荘厳ではない。赤い頭巾に黒のローブ。中世の魔術師のような方が神である。
「はい、神様。私めを有色世へ還してくださいませ」
そのとたん神は表情を曇らせた。
「それがなぁー。還れはするんだが……。用事頼まれてくんね?」
「はぇ?めんどっ!……」
私は神の前にも関わらず毒を漏らした。
不定期に書いていくのでゆっくりみていってね!