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第一話
高校一年生の春、あたしは誠蘭高校に入学した。
そこには、未知の世界が広がっていた。
動き方も違う、勉強も違う。
中学とは大違いだ。
バタバタと忙しい毎日を過ごして、もう一ヶ月も経ってしまった。
「え、部活動本入部?」
「そうなの!私はソフトテニス部行くよ!」
あたし、神澤湊は今何部に入ろうか迷っている。
そして、今話しているのは幼稚園から親友の宮本七菜。
中学は一緒のテニス部で、テニス部に入ろうと誘ってくれている。
「あたし…、テニス好きだし…、顧問の先生も良さそうだからテニス部に入ろうかな!」
「さすが湊!一緒に頑張ろう!」
そして、テニス部の顧問に入部届けを出した。