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YUME
「私に夢を見せてくれませんか。」
君が初めて小学生の俺に言った言葉。あのとき、俺はその意味が分からなかった。
そして、俺は君に夢に見せられたのかな。君の気持ちを知りたい。でも、君はあの日、遠くへ行ってしまった。あの日から俺は夢を見ていた。
誰か俺の夢を覚ましてくれないか。
そして、高校生になった今、とある子のために夢を見せるよう頑張っている。
あの、蒼瞳 紅の為に。
彼女に会ったのは、星のきれいな夜だったな。
とても短くてすみません。しかし長編モノですので、できれば2話が出たら見て下さい。
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