ツンデレモラハラ男を初夜で躾けてみた件
「さて、今日からね」
透けない寝間着を着た私が扉の側に控えるマリアの方を見る。
「はい。準備は整っております」
実家から連れてきたマリアが力強い笑みで頷く。乳母の娘である彼女は私の幼馴染でもあり、腹心でもある。
だから、この5年間の私の苦痛もよく理解してくれている。
そう思った次の瞬間、ガチャリと扉が開きバスローブを着た男、私の婚約者であるマイケルが入ってきた。
「ローズマリー、待たせて済まないね、アイツらがなかなか離してくれなかったから」
満面の笑みでマイケルが私に近寄ろうとしたその時、ガチャリ、と扉の鍵が閉まる音が響いた。
「うん?」
マイケルがいきなりの物音に振り向いた次の瞬間、私とマリアが渾身の足払いを仕掛けた。
「なっ?!」
男女の違いがあれど二人がかり、バランスを崩したマイケルがうつ伏せに倒れた瞬間にマリアが馬乗りになり、私は後ろ手で持っていたタオルでマイケルの口を塞いだ。
「ゔー?!」
驚愕に目を見開き、私たちを見上げるマイケルに私は満面の笑みを浮かべた。
「なんのつもりか、ですか? もちろん躾のためですわよ。そのために今日まで護身術の腕を磨いてきましたもの」
マリアがうまく体重をかけてくれるお陰でマイケルは起き上がることはできない。
それでもバタバタと足掻くその手足に、私は枕元に置いておいた鞭を振り下ろした。
「お前みたいな地味なブスを貰ってやるんだから感謝しろ? そんなことを言われて怒らぬ女がどこにいると言うのですか!?」
パシンッ
鞭が高い音を立てる。
何度訴えても、両親も義両親も『照れているだけだ、結婚すれば大事にしてくれる』と取り合ってくれない。
私の苦しみを理解してくれたのはマリアだけだった。
「貴方にブスと言われた359回、地味と言われた568回、根暗と言われた269回分、私が受けた痛みを味わっていただきます」
政略で仕方ないとはいえ、同じ回数だけ物理で返した程度で対等だなんて、私も本当に甘いですわね。
手前味噌ですが、小説を書く中で「こんなのが欲しい」と思い、自分でアプリを作ってみました。
●ガラパゴスプロッター
・年単位から時間単位まで自由に切り替えられる年表で、物語や設定を整理
・キャラクターも成長段階ごとにプロフィールを管理
・書き出したネタを纏めてテキストとして出力可能
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.gara_ploter&pli=1
●なろうスコップランキング
・ジャンル、連載状況、集計期間、文字数、AI使用状況などを自由に組み合わせてランキングを検索
・最大300位まで表示
・期間別ランキングは作品の重複を除外しているため、新しい作品を探しやすい仕様です
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.naro_scrank
もし創作活動や作品探しのお役に立てそうでしたら、よければ一度お試しください。




