表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/28


『綺麗』



 小3で習う漢字の一つにこの文字がある。

 漢字の読み書きと直接的な意味は頭が柔らかいのですんなりと覚えられた。


 しかし、国語の問題。

「出題」としての回答の雲行きがどうにも怪しい。


 彼女は僕に幾度となく問うのだ。


 彼女とは、担任教師の久井谷(くいだに) 蜜柑子先生のことだ。

 二十五歳の独身で容姿は若くて美人だと同級生からは評判がいい。


 そして保健室の天使の様に優しい人だと僕もそう思っていた。


 他の教室には中年以上の男性教師が多い。

 女性教師も年配者が目立つ。

 蜜柑子(みかこ)先生は名が示す通り蜜の様に甘いマスク。


 たちまち学校中の人気者。

 三年二組にやって来られて担任になったばかりの美香子先生には甘えたい生徒も多い。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ