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優等生  作者: せ か 。
1/1

プロローグ

 努力、実力、才能。


 わたし、演技にはこの3つが大切だと思うの

 小さい頃から役者を目指してきてやっとわかった。

 わたしには、

 実力も才能も

 何一つ持ち合わせていない


 『優等生』


 なんだって。


 『優等生』とは、わたしの解釈では『無駄に頑張った凡人』

 『優等生』は、どれだけ努力しても、命をかけたとしても、決して『天才』にはなれない。

 『天才』には勝てない。

 『天才』には追いつけない。

 『優等生』には誰かを支配する……それどころか、誰かを惹きつけるような演技はこの先、一生できることはない。

 なぜなら『優等生』はどこまで行っても『凡人』の延長でしかないから。


 だから―――、だから、わたしは誰よりも努力して、磨いていく。

 『優等生』でもきっと、報われるから。

 例え実力がなくても、才能がなくても、いつか―――、いつか―――


 『優等生』を辞めれることを信じて。

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