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ちょっと歪んだ性格の公爵様が子供を拾った結果  作者: 下菊みこと


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人を呪術の贄にしようとしたのだから、それ以上の苦痛は当然よね

どうやら人が寝静まる深夜のこの時間、虫が入ってきたらしい。


結界を打ち破ってまで入ってきたそれだけど、結界を打ち破られたからこそ来たのにすぐに気付いた。


ムカつく。


私を呪術に使いたいのはわかる。


でも、蠱毒なんて卑怯。最低。だから、呪い返しをしてもいいよね?


「…ふっ!」


食べて眠ってすっかりと回復した魔力で、構築魔術を使う。


作ったのは呪いを殺す秘剣、ムラマサのレプリカ。


レプリカとはいえ、魔力を大量に注ぎ込んだので本物には及ばずとも呪いを殺す力はある。


蠱毒の呪いが屋敷を蝕む前に、ムラマサを使って念入りに虫を殺す。


その後虫の死体を綺麗に浄化した上で魔術で火葬してやり、屋敷内も一応全部浄化した。


「魔力が足りない…」


やれることはやったしみんなを守れたけれど、また魔力不足で目眩と倦怠感を感じる。


でも寝れば自然回復するはずなので、ベッドに頑張って戻った。


身体の疲労のせいだろうか、すぐに寝落ちできた。


朝目が覚めたら、必要最低限の魔力は回復していて身体の不調もなかった。


ちなみに、ムラマサで虫を殺したのでムラマサの効果で呪いは倍加して魔術師の元に帰ったはずである。ざまぁみろとはこういう時のための言葉よね。

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