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第5話 第七小隊

毎日 お昼12時更新予定!

ブクマ&コメント等よろしくお願い致します!

次に”魔人機第七格納庫”へ来た俺と佑樹。


「す、すげぇ!! これが、魔人機ってやつか! まぁ……なんかもっと興奮出来たんだろうなと思うけど…」


何故か不服そうな表情で俺の顔を見た佑樹。

おい、なんだその何かもの言いたげな表情は? 


「ふっ、無理もないだろう。 が、これはあくまで我々三人だけの秘密だ。 ここからは気を引き締めろ、何処の誰が聞いているかもわからん場所だ」

「はっ! 隊長!」

「よろしい」


すっかり打ち解けたご様子の二人と、どうしてもやる気がでない俺の計三名。

しばらく格納庫内を歩いていると目の前には、甲冑を着込んだ男女が二人アンネリーゼに向け敬礼している姿が目に入った。


「隊長! お疲れ様で~す!」

「お疲れ様ですっ! そちらが、例のっすか?」

「うむ、そうだ。 紹介しよう。 この優男が”ロイド” そして、隣の生意気で小さな女がレイナだ」


するとロイドと呼ばれる優男が俺達を見て一言。


「君達、隊長とレイナ。 好みのタイプは?」

「俺は! アンネリーゼ隊長みたいにボンキュッボンがいいですっ!!」

「よろしい!! 合格だ!!」


二人は熱い抱擁をしたのちに、二人の女性から一発ずつ拳を頂く事となった。




――――――――――――――――――


「ど、どうぼ。 俺は、ロイドだ。 みんだよろじぐな~!」


なんとも痛々しい顔になったのはさて置き、今は原型を留めてはいないが顔だけでいえばかなり上位に入るレベルの美青年だ。

まぁ言動やその他は残念だが。


「そして、私が! レイナっす! よろしくっすよ! 君!!」


そういって緑髪のショートカットの女性は俺にだけ握手を求めて来た。

…まるで佑樹の姿が見えていないような立ち振る舞いである。


「あ、あぁ…」


「そじで、俺が! 異世界人の佑樹だ! よろじぐな! 二人とも!!」

「あぁ! よろじぐねがおう!! ははははははは!!」

「ふんっ…」


対照的な反応ではあるが、この流れは自己紹介をしていくながれなのだろう。


「え~俺は同じく異世界からやってきた、阿久斗だ、 えぇ~先輩方?」

「おいおいおい、先輩方なんて水臭い事いうなよ! なんせこの七小隊に来た”はじめての異世界人”だぜ! なかよくしようや! なぁ!」


ん? 初めて?

俺はその言葉に一瞬耳を疑った。


「そうっすよ! アンネリーゼ隊長が直々に見込んだ二人! こんな事は一生に一度拝めるかどうか! 誇っていいんすよ! 二人とも!」

「そういや…確かに他は何十人って団体だった気が…」

「ふっ、我々はゼウス王国遠方の調査担当。 少数精鋭の小隊”ゼウス第七小隊”だ。 主な内容としては国境の防衛――主にこちら側に進行を試みる連中の排除と確保」

「…だからやたらと待遇がよかったのか」


ただの国境の防衛―――であればあれだけ好待遇な筈がない、ということは…俺達はまんまとあの王様に嵌められたって訳か。


「さて、ここからが本題だ。 佑樹のファクターレベルは3、そして阿久斗も同じくファクターレベルは3だ」

「おいおいおい! いきなり3かよ!? すげぇじゃねぇか! 二人とも!」

「おぉ~! これは期待できそうっすね! では隊長?

「うむ、その通りだ。 第七小隊に入ったからには、専用の機体がいるだろう…ついてこい」

「面白い!」と思った方は、

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※何故なら続きが見れる!

それだけでモチベが上がるので、どうか! どうかよろしくお願い致します!!

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