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まぼろし

作者: 佐々木 龍

桃色の

若草色の

すみれ色の

やまぶき色の

ネモフィラ色の

ハクモクレン色の


花びらが舞う

桜に似た木の下で

お花見をしよう

オーロラに似た空の下で

蛍みたいな冷たい炎が

丘の上まで続いている


裸足で

ふかふかした苔を踏みながら

十二単を一枚づつ

風に乗せれば

天の川の軌道に乗って

赤い星になる


君はいつも幻の金曜日に現れる

さみしい魂の友人

歌そのもの

その儚く消えゆく定めに向かって


カモミールと

ラベンダーと

レモングラス

そしてミントを少し


イチゴの上には

甘いクリームを

髪には

ジャスミンを

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんにちは。 星花様のレビューを読んでお邪魔いたしました。 少し切ない、けれどとても美しい、幸せな気分になる詩でした。 読ませていただきありがとうございます。
[良い点] すっご......い!!! 素敵すぎました! ありがとうございますっ!! [一言] ふぁ〜〜...
2021/04/05 08:45 退会済み
管理
[一言] 冒頭の文字の並びから始まって、デザインされた様な文字配列の文章が作品と混ざりとっても綺麗なのです~(*ノェノ)キャー♡イイー。
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