四天王ガラム
ロゼの家から東へ数百キロ。
一人の男が玉座に座りながら部下からの報告を聞いていた。
「ガラム様……現在ロゼは人間の男を一人部下に増やし、更にリベルに店を出したようです」
「その程度なら問題はない。しかし、何か動きが合ったら報告はしろ」
「はっ!」
彼の名前は【無疵の龍人】最硬のガラム。
現在は、四つに分かれた魔国の最東端にあるガラム国の王である。
ロゼが弱体化したことで四天王たちはそれぞれ国を作り、次は自分が魔王になると争っていた。
ガラムは、部下のリザードマンが出て行くのを見ると小さく呟いた。
「……ロゼに動きはないか」
その中でも彼らが警戒しているのは元魔王であるロゼの動向。
弱体化したとは言え、未だに不死の能力は持ち合わせている。
もしも、大きく部下を集めようとするなら叩かなければいけないとガラムは思っていた。
(まてよ……確かアイツが住んでいるところは……)
ふと、ガラルは立ち上がると地図を広げロゼの家の付近を指さした。
そして、そこから指を徐々にずらしていき、過去にエレンがロゼを連れ去ったゴブリンの洞窟へと止めた。
(……近い……いや……流石にそれは警戒しすぎか?)
彼が指を止めたのはゴブリンの洞窟……と、まだ人間には呼ばれている場所。
【奈落のダンジョン】
世界で最も有名なダンジョンであり、世界中で見つかっているダンジョン。
そのダンジョンは全て地下では繋がっていると言われ、超古代から存在する誰もその深層に辿り着いたことの無い世界最長のダンジョン。
(もし……ロゼがこのダンジョンで魔物を味方にしたら……)
ガラムは奈落のダンジョンに生息する強力なモンスターを想像し……地図をしまった。
再び玉座に座りながらガラムは思案する。
(流石にそれは無いな。強力な魔物は地下深くに行かなければ出てこない。今のロゼにはそこまで行く力は無いだろう)
ブクマ、評価をしてくれたらモチベーションがグングン上がります!
面白い! 続きが読みたい! と思ったら、ぜひ評価☆☆☆☆☆⇒★★★★★をしてくれると嬉しいです!
頑張れ! 期待してる! って思った方もぜひ評価をお願いします!
応援よろしくお願いします!




