勇者編 第二十話 バトルフィニッシュ
決着です!
しかし、ラインハルトが戦ってる理由が、お昼ご飯食べたいからなんですよねぇ……。
どうなる勇者編第二十話!
勇者編 第二十話 バトルフィニッシュ
「? ふはははは! どうやら、貴様の攻撃は効かなかったようだなぁ!」
オークを攻撃した『剣』事態は無事だが、剣先から伸ばした『魂の刃』は、半ばから、なくなっていた。
「ふぅ、どうやら、圧縮した魂が傷つくと、意外と痛いらしいな。」
「ふはは! 貴様の攻撃よりも、わしの防御力のほうがまさったのだ! 折れてしまっているじゃないか!」
ふふふ、こいつはまだ気づいていないようだな。
「ふふ、一体いつから、貴様は、おれの剣が折られたと勘違いしていた?」
「なに?」
「折れたのではない。わざと『折った』のだよ。折れた魂の刃は……貴様の腹に刺さっている! 魂よ! 包め!」
オークの腹に突き刺さっていた『魂の刃』が、炎のように、相手を包む。
「があぁぁぁ! き、貴様ぁ〜! これを狙ったのか〜!」
「悪いが、貴様の魂は、まもなくおれの支配下となる。」
おれの魂で相手の魂を侵食し、支配してしまおうという寸法だ。
ま、魂が支配されるだけで、精神はなんともないけどな。
「わしは誇り高きオークの王だ! この程度でぇ! 負けてたまるかぁ!」
オークが叫んでいるが、ふらついている。
なにぶん初めてのことだし、相手の魂が強いから、支配が完了しないのかもしれないな。
「あんたの敗因は、魂を保有していたことだ! まぁ、魂がなかったら、そこらへんの魔物と一緒で、知能がないだろうがな!」
「わしは! まだ! 諦めん! 『キングブロー』!」
『発動『ジョブスキル『王技『キングブロー』』』』
金色のオーラを纏った拳が向かってくる!
それを、おれは、『手で』受け止めた。
「もう、スキルの攻撃だって、弱まってる。手で受け止められるほとだ。すまないが、これでとどめにさせてもらうぞ!」
おれは、二つの剣をクロスさせる。クロスした双剣に魂を圧縮させる!
「これで……終わりだ!」
「そうはさせん。『ブラックショット』。」
「! 誰だ!」
振り向いた先には、黒いエネルギーの球体がこっちに飛んできて……
「『オールシールド』!」
虹色のバリアの盾を右手に構えた『ブラックカーテン』が防いでいた。
「邪魔はこっちで追い払うから、存分に決めたまえ!」
「そうさせてもらうぜ! チェインダブルソウルスラッシュ!」
双剣がオークを切り裂き、『圧縮された魂』がオークの体内に入り、白い爆発を起こした。
オークは……倒れた。死んではいない。
体内で魂の圧縮を解いて爆発させたから、肉体にダメージはない。
ただ、強烈に『痛い』だけだ。
その痛みで気絶してしまったのだろう。
「そういやあ、さっきの攻撃は?」
「どうやら、逃げたようだね。いや、運命が逃したのかな?」
さっき、黒いエネルギー弾が飛んできたが、そのときに、黒い影を見た。角が額に一本生えていた。
「誰だったんだ。」
「いやぁ、そのぉ、私はいろいろと恨まれてたりすると言いますかぁ。」
「なんか、言いづらそうだな。」
ブラックカーテンが申し訳なさそうな顔をしている。
「たぶん、私と仲がいいから狙われたんだろうねぇ、私が関わると、いつもこのタイミングで君を襲ってくる運命だから。」
「お前のせいかよ!? ん? いつもこのタイミングで?」
おれは、初めてあいつに襲われたんだけど?
「おっと、今のは失言だったね。未来の先まで問い詰められる前に去るとしよう。アデュー!」
よくわからん発言が多いが、また会ったときに問い詰めよう。
少し疲れたから、おれは、草原で横になった。
「おなか、すいたな。」
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