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『理外の無才者』〜まるでゲームのような異世界を男の娘が暮らす話〜(現在不定期改稿中)  作者: カオス・アーサー・アリス
1章 出自『異世界・教国の被召喚者』、第一節『religion nation チュートリアル』
19/44

勇者編 第十七話 Aランクフィールド

はい!鎧のオーク(正式名称オークナイト)とのバトル決着します!

 

あと、タイトルにAランクとか入ってるけど、ヴァルキリーはそれ以上のランクだから、やばいね!

 

どうなる勇者編第十七話!

勇者編 第十七話 Aランクフィールド

 

 

 

「ん? 待てよ? 相手は鎧着て遅いんだから迂回とかできないかな?」

 

 そして、思い出すは先程の咆哮。

 

「あの範囲スキルがあるから無理かぁ……。」

 

 そうこうしてる間に、鎧のオークたちがこっちへ近づいてくる。

 

 ただし、武器は槍を持っている。かなり距離があるから届かないと思うけど。

 

「顔は鎧の兜をつけてないから、狙うとしたらそこかな?

 あとは、ラノベなんかでは鎧の相手は動くために関節の裏とかに空いてる隙間なんかを狙ったりしてたな。さすがにそれは無理だな。」

 

 そうと決まれば、話は早い。

 

「「「ブオー!」」」

 

「魂を纏い、圧縮する!」

 

 双剣の剣先から魂が圧縮され、剣の刃の長さが二倍ほどに伸びた。

 

「うおー!」

 

 そのまま、おれは横に走った!

 

 オークたちが追いかけてくる!

 

「森の木をたくさん切る!」

 

 切られた木がどんどん倒れていく。

 

 十本ほど切り倒したところで、オークたちの前に、木がふさがっていき、オークたちは止まった。

 

「魂で作った刃のいいところは……、自由に変形できるところだぜ?」

 

 剣先から白い魂の刃が上に伸びていき、三つに分かれて下へ急降下し、三匹のオークの顔を貫いた。

 

 当然、HPによって、緑色の光で回復するが、

 

「回復するっていっても、貫かれたまま回復されるんじゃあ、意味ないよね?」

 

 未だ魂はオークの顔を貫いたまま。

 

「身体の中で魂の刃で滅多切りにしてやる!」

 

 オークたちの中で、魂の刃を四方八方に分裂させた。

 

 あらゆるところから刃が出て、オークたちは霧になり、三匹分の鎧と透明な石?が残された。

 

「魔物っていうくらいだから、ゲームとかでは、魔物からドロップしたこの石みたいなのは、『魔石』とか言われてるけど。

 この世界がそうとは限らんし、謎の石でいっか!」

 

 鎧は大きすぎて持てないので、謎の石だけ拾ってポケットにいれ、進み始めた。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 ヴァルキリーを目指して進んでいくと、森から抜けてしまった。

 

「あれ? 森から抜けるとやばいんじゃなかったっけ? 目の前は草原だな。強い魔物が出て来るとか言ってたけど。」

 

 その瞬間、真っ暗になった。

 

 いや、上になにか大きなものが来て、それの影になったのか!

 

「は?」

 

 真上には、とても巨大な……ドラゴンがいた。

 

「なにこれ、でかすぎでしょ!」

 

「ギギギ!」

 

「今度は……王冠を被ったムキムキのゴブリン!?」

 

 いかにも強そうなムキムキのゴブリンが金ピカの王冠を被っていた。

 

「グガァー!」

 

「な、白い虎だと!?」

 

 白い虎が王冠のゴブリンと対峙して、睨み合っていた。

 

「シャー!」

 

「は? なんだあのバカ太いヘビは!?」

 

 丸太と同じくらいは太そうな黒いヘビが……おれの後ろで空中のドラゴンに威嚇していた。

 

 逃げ場は……、ヘビによって、塞がれていた。

 

「これはおれの知ってる草原じゃなぁい!」

 

 

 

 やべ、もう帰りたい。てか、泣きそう。

 

 

 

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