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作者: ユスリカ

限界かもしれない。


 毎朝毎朝起きるのがつらく、生きた心地のしないまま満員電車に詰め込まれて、頑張って出勤した会社では嫌がらせに逢い、「お前は何でできないのだ」と言われのないことについて「指導」という名目で罵倒される。

 入社当時はこうじゃなかったけれど、仕事ができない人間だと分かると業績の悪い部署に回され、課長は俺をいじめ、「ちょっと来い」と呼び出されては毎日同じような「指導」を繰り返される。

 この部署の成績が悪いのは俺のせいじゃない。お前のせいだ。今までと同じ方法でやり続けているお前が悪い。何度も改善案を提示しても「中途(採用)のくせに生意気だ」とさらに暴言を吐かれる。

 最初の方は本当に腹が立ったけれども、言葉の力というものは恐ろしい。その力は人の脳を変えてしまうため、俺自身も毎日少しずつ思考が変えられていっているのを感じる。「俺が悪いのだ」「全部おれのせいなのだ」と思うように脳細胞が毎日ひと固まりずつ変わっていっているのではないか。頭のどこかではそれはおかしいと分かりながらも、上司にかけられた言葉が考えになって、思考になって「俺が毎日怒られるのは当たり前だ。大した成果を出せていないからだ」と考えるようになってきている気がする。今ではオフィスのにおいをかぐだけでも、気分が悪くなる。


 家に帰って、酒を飲む日々。二日酔いのガンガンする頭のまま会社に行って、また怒られる。飲む酒の量も多くなった。挙句の果てにウォッカやテキーラに手を出すようになって、アルコール依存症なのではないかと自分で自分を心配する。

 それでも、もう飲まないことはできなくなった。何かが足りないのだ。自分は何かに飢え渇いている。酒を飲むと、少し和らぐような気がする。


 こうなるちょっと前に、たまたま駅で大学時代の知り合いに会った。サークルの先輩だったかな。なんかパリッとした社会人で、バリバリ仕事できそうで、かっこよかったな。俺を見て、めっちゃ驚いてた。

「お前、有堂か?!痩せたな!それに顔色も悪いし…大丈夫か?」

「こんにちは先輩。いつものことですよ。はは…」

 作り笑いでも、笑顔を作るのはいつぶりだったのだろう。最近笑ってないな。表情筋が凝り固まっている。

「いや、大丈夫って顔じゃないぞ?!あっ、俺この後商談があるんだ。ごめんな、行くわ。なんか悩んでいたら、どっか相談センターに相談しろよ!」と言って、人ごみの中に消えていった。


 俺は中途採用だ。中途採用といっても怠けていたわけじゃない。本当は公務員になりたかった。大学卒業の年の公務員試験に合格できず、専門学校に通いながらアルバイトをしていた。やがて父親が病気になって、専門学校に行っている場合ではなくなって就職活動を始めたのだ。


 新卒じゃない俺を雇ってくれたことに、最初はすごく感謝していた。ただ、半年で部署を変わることになってから、感謝どころではなくなった。何度も辞めることを考えたけれど、大学卒業して資格の専門学校中退、はじめて就職した会社で続かなかったとなると、「すぐ辞めた人」のレッテルを張られてしまう。生活に余裕がなくてしかたなく派遣でいくつもの仕事を転々としていたら、「何故転々としているのですか?」と聞かれ正社員として採用されるのがもっと難しくなってしまった人の話をどこかで読んだことがある。それは実際にある。まだ入社して一年もたっていないのに、辞めるなんて早すぎる。辞めるわけにはいかない。しかし有給を取れるような雰囲気ではない。あいつらも、それを分かっているのだ。仕事ができない中途なんて、給料食い虫以外のなに物でもないから、いじめて自分から辞めてもらおうっていう魂胆だろう。そこには応じたくない。


「お前のせいでこの部署の成績が悪いんだ!分かっていんのか!」

 今日も会議室17で始まった「指導」。この会議室はビルの角にあり、壁も他の会議室に比べて厚いから、あいつらの格好の「指導」場だ。容疑者が警察官から尋問される時もこのような雰囲気なのだろう。照明こそないものの、大きな音が出るように机を叩かれる。胃が悪かったわけではないのに、ここ最近は酒のせいもあるのか、キリキリが増し加わって刃物で切られるような痛みがする。肝臓も悪いのかもしれない。クタクタになってデスクに戻るも、みんな見て見ぬふり。「正義の味方」なんて、所箋どこにもいないのだ。頼まれた書類の整理も集中できず、何回も何回もトイレに行ったり来たり、座ってもネガティブな考えと酒と体の痛みで仕事などできない。


「有堂さん、顔色悪そうですね。」同じ部署の課長のお気に入り、倉間さんだ。

「そうですか?ごめんなさい。」本当に体調が悪いため、倉間さんの目を見ては話すことができなかった。

「今日は、早退された方がよいのでは?」と言うや否や、倉間さんは課長に何かを言いに行った。やめてくれ。明日の俺が困るだけなのだ。

 倉間さんがもどってくると

「課長からOK貰いました。早退してください。」と言った後、俺にしか聞こえないように小声で「ごめんなさい。なにもできなくて」とささやいた。倉間さんにお辞儀をし、逃げるように会社を後にした。


 昼の三時。商談帰りの社会人や主婦や学生、いろんな人がそれぞれ自分の道を行っていた。会社の隣の公園では、未就学児童が高い声を出しながらたのしそうにボールを追いかけている。後ろから父親が声をかける。タークン、ほら、ポーンって。

 普通は会社を早退しても行く場所というものがあるだろうが、俺にはない。飲み屋に行ってもまだ開いていないし、意識がなくなるまで飲んでしまうので怖くて家以外では飲めない。友達もいない。恋人がいたら少しは変わったのかもしれない。性風俗にも興味がないし、まず人と接することに喜びを感じることができない。

 五分ほど歩いた最寄り駅には、十件ほど店が入っている。おばさん向けの服屋に飲み屋、コンビニエンスストア。通りながら眺めてみても、何も欲しいものがない。迷った末、通り過ぎた。

 電車がホームに滑り込む。線路には引力があって、つい引き込まれそうになる。もう何度も引き込まれそうになっているため、意図的にホームに入ってくる電車を見ないようにしている。

 乗ってからは安心だ。どこにも飛び込むところはない。ただぼーっとしながら揺られて家に帰る。一人暮らしの部屋はあまり広くない。しかも酒瓶やら服やらが寝床を確保するのに苦労するほど、散らばっている。スーツだけはきれいにする癖があるから嫌嫌きれいにするが、他は適当だ。市の可燃ごみの大きな袋も、開けっ放しになっているものが二、三ある。

 転がっているビンの中からジム・ビームのビンに口をつける。味を楽しみたいわけじゃない。アルコールを摂取したいんだ。アルコールを摂取しているという満足感を脳に与えたい。意識を失ってからの自分がどんなことをしているのかを俺は知らない。床に嘔吐していたらしく朝目覚めたら酒瓶がゲロ浸しになってたり。あとぶつけた記憶もないのに右腕がめちゃめちゃ痛かったり、ある時は親指と人差し指の間がパックリ口をあけて血みどろになっていたこともあった。あれは何故ああなったのか、今でも分からない。

 その時は手に包帯を巻いて行ったけど、だれも何も言われなかった。ただ、その怪我が完治するまでは課長に呼び出されることはなかったのがいいことだった。


 ウォッカに手が伸びる。うまいもマズイもない。アルコールだ。こうなってからは、もう自分で自分を制御することができない。俺は泣いている。しゃくりあげて泣いている。鼻水もよだれも垂れている。抑えられない。次に目が覚めたら、体のどこも怪我してないといいな……。



 気が付くと、俺は裸で、大きなワインのビンに閉じ込められていた。ビン越しに外が見えるが何もない。ビンのガラスの色が緑色のため、何色をしているのかもわからなかった。中の広さは、俺が入ってすこし余裕があるくらい。足の裏がひやりとする。ビンには、俺のほかには何も入っていなかった。

 体格の良い暴力団よりもはるかに凄みを持った、濃厚な黒煙のような低い声がどこかから聞こえた。

「お前は、酒がほしいのか」

「欲しいです。」

「では、与えてやろう」

 声が完全に応えきらないうちに、上から酒が浴びせられた。かけられているときは鼻に入って苦しかったが、やがて止んだ。俺は足首まで溜まった酒を、完全にかがむことはできないが最大限かがんで手ですくって一口飲んだ。アルコールだった。俺は顔についた液体を舐め取ろうと口をあけると、いつもより三倍くらい舌が長かった。

「もっと下さい!もっと、もっと下さい!」

 すると今度は際限なく注がれ続けた。頭に強く液体が注がれるため、目は開けられず、鼻に入って息ができず、口をあけたりしめたりしながら否応なく酒を飲む。プールにおぼれて鼻に水が入った時のような苦しさだ。だんだんと酒が溜まり水位が上がってきて、焦りを覚えるが止まらない。際限なく浴びせられ続けるため、窒息に近い状況になり、意識が遠のくのを感じる。注がれる酒のアルコール濃度もだんだんと高くなっているようで、頭に熱湯が注がれた時の強烈な痛みと共にだんだん溶け始めた。溶けたであろう部分が、頭の内側からジュグンジュグンと痛む。痛みは目にも浸食し、目の奥の神経がかみちぎられているようだった。もしかしたら、強烈な歯を持った白い小さな芋虫たち数千匹に皮膚を食われているのではないだろうか。やがて顔中がその感覚に呑みこまれ、叫び声にならないほどの苦痛を受け、やっとのことで手で顔を覆った。


 まわりのもの音が聞こえてきて、強烈なにおいと共に意識がさめる。隣の家の犬が吠えている。

 ゴミ袋の上に突っ伏していた。足首のところにはZIMAとボンベイ・サファイアが転がっていた。どうやらこれにつまずいたらしい。床やビンに頭を打ち付けていたらと思うと、少しゾッとした。額に瓶の破片が刺さるのは、痛そうだ。

 時計を見ると、午後七時だった。頭が痛くて、お腹はすいているが何も食べる気にはならない。本当はシャワーも浴びる気分ではないが、ゴミに顔をうずめて寝ていたので入らないとまずい。腰を曲げながら浴室に行き、冷水でシャワーを浴びた。


 ――さっきの男の声が、まだ聞こえる。

「お前は、酒がほしいのか」

 頭に水を浴びる感じが、さっきの夢とリンクして生生しく思いだされる。ボディタオルで体を洗っているとき、自分の体の感覚を確かめながら洗った。夢の中の芋虫たちのイメージを洗い落とすように念入りに洗った。シャワーのお湯が暖かく、ほっと息をつく。

 酒のせいで頭は痛かったが、慣れてしまったのか動けないほどではなかった。ひとまず部屋の片づけを始めた。空き瓶を整理するだけでもかなり片付いた。あとはスーツ以外の衣類をどうにかするだけだ。昔は部屋もよく片付いてたのに、俺のこの部屋を両親が見たらびっくりするだろうな。ああ、でも、きてくれる両親も、もういないんだったなあ。

 体もだるくて面倒だったので、市の指定ごみ袋を広げて衣類をその中に突っ込んだ。床は、床用のシートワイパーで軽くぬぐった。

 久々に布団の上で眠ろうと思い、畳みっぱなしの布団を広げる。壁にかけてあるスーツの下が寝るときの指定場所だ。ここ数カ月干していないので、布団から湿気を含んだ不快なにおいがする。広げた布団の中に、いつのものかわからない一本の黒い紐が出てきた。何故ここにあって、以前布団で寝ていた自分が何に使ったのかすら覚えていない。

 布団の上に寝転がって天井を眺める。電灯がぶら下がり、後ろに白い壁紙が貼ってある。黒い紐を目の前に持ってきて眺めていると、一つの考えが浮かんだ。紐は肩幅くらいの長さがある。その両端を片方ずつ手に持ち、首にかけて、手を勢いよく首の前で交差した。

 首が絞まる。苦しくはない。人間、息を止めることくらいは簡単だ。……ある程度までは。耳のそばの血管から、血液の流れがせき止められたことによってドグッ、ドグッという音がする。だんだん、その音が大きくなる。

「いいぞいいぞ、死んじまえよ。生きてたって他人に迷惑をかけるだけだ。」あおる自分がいる中で、疑問を投げかける自分もいた。

「俺、何も生きている中でいいことしてこなかったけど、死んだあと地獄に行って後悔するの嫌だなあ。もうちょいいいことしてからの方がいいんじゃないか?」

 確かにそうだ。死んだあと、夢で見たような恐ろしい目に遭わないとも限らない。さらに悪いのは、あれよりももっとひどい苦痛を受ける場合だ。あれ以上の苦痛を受けるのはごめんだ。そう思った瞬間、俺の手は紐を放していた。せき止められていたところから血液が循環し始める。かすかにしびれるような感覚が頭皮の上をまとっている。


 耳の後ろで、舌打ちのような音が聞こえた。気のせいかもしれない。脱力して布団の上に再び寝転がると、まぶたを自然に閉じた。俺は久々に泥酔していない状態で眠りについた。


 意識が覚め、うすぼんやりと目をあける。すると、枕元に人の大きさほどの悪魔が立っていた。驚いて飛び起きると、それは壁に懸かっているスーツだったと気付き、ほっと息をつく。俺はいよいよ幻覚まで見えるようになってしまったのか。

 時計は午前五時を指している。あと二時間後にはまた会社に行かなければならない。そのことを思っただけで、いてもたってもいられなくて俺は地団太を踏んだ。

無我夢中で何回も床を激しく蹴っていると、かかとが床に浅く沈んだ。それでもまだ床を蹴っていると、はじめよりだんだんと深く床に沈むようになり、やがて足首が床に埋まった。

「えっ、嘘だろ?!これ板だぞ」

 必死に動かそうとするがセメントで固められたように埋まった足は動かない。それどころか動こうとすると余計にしっかりと動かないように固められているようにも感じる。足はひんやりと冷たい。

「じゃあずっと動かなければ解放されるのか……」

 解放されたとて、行く場所は会社か駅のホームしかない。


 ひとりでブツブツ文句を言っている最中、部屋全体が小刻みに揺れ、何かが迫ってくる音がした。徐々に振動が大きくなり、やがて壁にぶつかった音がして、壁が破れた。破れた壁の破片と大きな塊が俺めがけて降ってくる。砂埃が鼻に入り、むせて咳込んだ。

 壁を破ったのは、田植えなどに使用されるトラクターだった。しかしタイヤには通常のトラクターにはついていない金属製の研ぎ澄まされた大きなニードルがいくつも付いている。

トラクターの運転席を見ると、人のよさそうな作業着のおじさんが乗っていた。トラクターはまっすぐ俺のところへ進んできた。ニードルがフローリングの床をものすごい音を立てて破壊しながら進んでくる。さっきよりもスピードをあげている。そのまま進むと俺が轢かれてしまう。

「やめろ!止めろ!」これまで生きてきた中で一番切実な声で叫ぶ。

 おじさんはずっと真顔でトラクターを捜査していたが、やがて口を大きくゆがませ、舌をでろんと垂らして笑った。目をそむけたくなるほど醜悪な、いやしい笑顔だった。

「どうして止める必要がある。お前の願いを叶えに来たのだ。」おじさんは例の声で語りかけてきた。

「いらないんだろう。その命。だったら私にくれても問題あるまい。」目を大きく見開いてさらに顔をゆがませた。

「い、いらなくなんか……」

「いらないんだろう。だからさっき自殺をしようとしたんじゃないか。自殺は他殺よりも大きな罪だ。お前みたいな人間が、生きてて何の意味がある?」悪魔の声は大きな自信に満ちていた。

 おじさんはトラクターから降りると、次の瞬間には露出の激しいナイスバディの女の人に変わっていた。身動きが取れない俺に、一歩一歩近づいてくる。ハイヒール特有の音がする。俺のすぐそばに座って、顔を首に近付けたかと思うと、俺の首筋を舐めはじめた。

 臭い。生ゴミと糞尿の混ざったようなにおいだ。小学校の時の使い古された生渇きの雑巾で首筋を拭かれてるようだ。女の肩を掴んで払いのけようとするが、がっしりしていて石のように動かなかった。仕方ないので暴言で対抗する。

「やめてくれ!」

「お前の霊からも同じ匂いがすることが死んでみたら分かるだろう。」

「そんな事を聞いて、なおのこと死んでやるわけにはいかない。」

 そうは言ってみたものの、会社に行かなければならないこと、会社に行ったらどんな目に遭うかを突然思い出し、自分の意思が一瞬揺らぐ。胸が苦しくなり、涙がこぼれる。

「じゃあ、お前は何を楽しみとして生きてるんだよ。」

 悪魔は女の甲高い声で笑った。「お前みたいな人間を地獄に連れて行って詰問するのが楽しい!金や女、その他のさまざまなものを罪と知らず、おぼれて、神様のことも知らない無知な人間たちを痛めつけることだけが楽しいのだ!」

 まるで課長のような物言いにたじろぎそうになる。しかし、何も言わないでいると、この悪魔に殺される、というかこの悪魔に負けて自分が死ぬのではないかという不安から、できる限り大きな声で言い返す。

「痛めつけられるために死んでたまるか!」

 女は嘲笑って言った。

「私たちはいつでもお前を見ている。私の体になって働く人間なぞいくらでもいるのだ。」

 

 ピリリリリ

 遠くから着信音が聞こえ、だんだんと音が大きくなっている。ハッとすると、何もかもが元に戻っていた。足は埋もれていないし、トラクターも、女もいなかった。床も削れていなかった。

 スーツのポケットから携帯電話を取り出すと、案の定会社からの電話だった。

「もしもし、有堂です。」

「もしもし、TB株式会社の倉間と申します。有堂椎成さんの携帯電話でよろしいでしょうか。」

「はい。出勤の件ですよね。すみません、体調を崩しておりまして、本日はお休みさせていただきます。連絡が遅れまして申し訳ございません。」

「わかりました。伝えておきます。」

 電話を切ろうとすると、倉間さんは小さな声で「課長の、人事異動が決まりそうみたいですよ。」と伝えてくれた。

 失礼します、と今度こそ電話を切ろうとすると、受話器の後ろから舌打ちのような音が聞こえ、通話が切れた。

 俺は足が埋もれないようにそっと床を歩き、そのままの格好で家を出た。



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[良い点] 発想がおもしろいです。 読んでいる時、頭の中で映像にするのが楽しかったです。 [気になる点] 気になった点がいくつか。 ・まず、ワインの瓶に閉じ込められるシーンがあまりに唐突過ぎるかな、と…
[良い点] 主人公の心理と生活の描写が生生しくて好きです。 [一言] 悩みがあるなら相談センター行けっていう先輩は……なかなか凄いですね。自分が主人公だったらコレがトドメになりそうだなぁと思いました…
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