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若き王女のために

作者:音成 九夢
王のいない国。
その国では「英雄」と呼ばれる者だけが王となる資格を持つとされ、代々、勇者や大賢者が現れては挑戦してきたが、いまだ誰ひとりとして玉座に座った者はいなかった。

そんな国で、まだ十代にも満たない少女マリアは、玉座の前で胸に手を当てて誓う。
「私が必ずこの国の王に……」
彼女は幼いころから王になることを夢見て、毎日鍛錬と勉学に励んできた。王となるには、まず英雄団と呼ばれる組織に選ばれなければならない。それがマリアのもう一つの目標だった。

城前で祈りを捧げるマリアを見かけたのは、同年代の少女エリー。エリーはマリアの熱意に心を動かされ、ある日突然マリアの家を訪ねてくる。初めての来訪に戸惑うマリアだったが、エリーのまっすぐな目に、自分の孤独な決意を映し見る。

日々の鍛錬と勉強ののち、ついに英雄団の選抜試験が行われる日が来る。
試験は体力だけでなく、歴史や戦略などの知識も問われる過酷なもの。マリアは緊張しながらも母から受け継いだ知恵と努力で挑み、エリーもまた、必死で食らいついた。

そして合格発表の広間。
数多の受験者がざわめく中、二人の名が読み上げられる。
まだ幼い二人が選ばれたことに周囲は驚き、当の本人たちも信じられない思いで証書を抱きしめる。英雄団への道、その第一歩がここから始まるのだった。
あらすじ
プロローグ
2025/09/09 21:23
第1章『英雄団試験』
1-2「力」
2025/09/10 19:51
1-3「予想外」
2025/09/10 20:02
1-4「雑談」
2025/09/10 20:09
1-5「自分の言葉で」
2025/09/10 21:25
1-10「初めの1歩」
2025/09/10 22:51
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