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ファッションリーダー! in 幼稚園

*バス・幼稚園での出来事は、家での出来事に基づく、父親の勝手な想像です(他の章も含め、以下、同様)。


 ケイスケは、幼稚園に行くバスに乗るとき、CGアニメに登場するしゃべる機関車のキーホルダーがソウスケのカバンにぶら下がっていることに気付いて、

(あ、いいな…)

 って思った。

 自分のカバンには、何も、ぶら下がっていない。自分も、色違いの同じキーホルダーを持っているのに…。

 実は、昨晩、お父さんがソウスケのカバンにそのキーホルダーを付けた。お父さんは、ケイスケのカバンにも付けてあげようって思って、ケイスケのキーホルダーを探したけど、見つけられなかった。お父さんは、朝になったら、お母さんに聞けばいいやって思ってたんだけど、次の日の朝、すっかり忘れて、ドタバタと出勤してしまった。


 その日の夕方、幼稚園から帰るバスを待っているとき、お友達の1人がソウスケのカバンのキーホルダーに気付いた。そして、手に取って少し大きな声で言った。

「あ、○○〇〇(機関車のキャラの名前)だ! いいな~」

 周りにいた何人かのお友達も集まってきた。そして、口々に、

「いいな~」

 まだ、入園したてで、みんなカバンにキーホルダーをつけていなかった。

 ケイスケは、ますますソウスケが羨ましくなってしまった。


 だから、家に着くとすぐに、自分のキーホルダーを探し始めた。あっちでガサガサ。こっちでゴソゴソ。お母さんが、

「ケイちゃん、どうしたの?」

 って聞いても、特に反応せずに、むこうでガサゴソ。

(新しい遊びかな?)

 ケイスケは、まだ、ちゃんとしゃべれなかったから、お母さんに手伝ってもらうということもなく、黙々と探した。しばらくして、ケイスケは、ようやく見つけた。カバンへの付け方は分からなかったから、カバンと一緒にお母さんのところへ持って行った。

「これをカバンに付けろってこと?」

 お母さんは、ケイスケのお願いを理解して、キーホルダーをカバンに付けてくれた。

 そして、次の日、ケイスケは、意気揚々と登園した。でも、たくさんのお友達のカバンにキーホルダーがぶら下がっていた。中には、大きな又は沢山のぬいぐるみをカバンにぶら下げてる子達もいた。まるで、キーホルダーにカバンをつけてるみたい。だから、ケイスケが注目されるってことはなかった。ケイスケは、少しガッカリした。

 ちなみに、ケイスケは、ちゃんとしゃべれなかったし、この出来事を憶えていないから、ケイスケがどこでキーホルダーを見つけてきたのか、謎のままである。

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