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マリーゴールド  作者: Auguste
39/71

第39幕 夢の世界へ

今日は病院に行った。

医者に今の状態を伝えて、それで薬をどうするか決めるのだ。

担当の先生は悪い人ではないのだが、形式的な質問ばかりで、とりあえずこの薬でなんとかしましょうっていうタイプだ。


一度だけ担当を変えてもらったことがあった。

しかしその先生は上から目線で、態度がとても酷かった。

まるで病んでる人を見下すように診察をされたのだ。

何故この人がこの職業を選んだのかは謎だ。


元の担当に戻してもらい、この先生にお願いするしかないと思い、このままだ。


結局薬が増えてしまった。

昨日は特にショックなことを知ってしまったから……。

もうスカンクの顔をどう見ていいかわからない。

あいつがスカンクや木原と……。

しかも付き合ってた時に……。

余計に会社へ行きたくなくなった。

部長は俺を誘ってくれてるが、三重が俺を引き抜こうとは考えられない。

終始突っかかってくるし……。


母さんには、会社のことを言いづらかった。

だが、部長が辞めるのであれば話は変わってくる。

部長と母さんの関係が悪くなることはないだろう。

キャバクラでおっ勃ってていた部長が、母さんと本当に仲が良いのか疑問だが……。

母さんが知らないだけなのかも知れない。

もちろんそれを言うつもりはないが……。


家に着いたら転職サイトで応募できる企業を見てみる。

多くの職種で募集しているが……。

俺のやりたいこと……。

そう考えると思いつかない。

ほんとに俺は何もない人間なんだと痛感させられる。

もう25歳だというのに……。

自分にできることがわからない。

今以上に何もできなかったら?

今以上に人間関係が悪くなっていたら?

そう思うといつの間にか転職サイトを閉じていた。


映画アプリのMovie(ムービー) WAVE(ウェーブ)を開く。

フィクションの世界に入って現実を忘れよう。

今日見るとしたらファンタジーかSFだな。

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