第183話 「褐色肌はエチチがアチチだねルッコラたん♡」
褐色肌って、なんてエッチなんだ。
ここまで白濁ソースぶちまけたくなる色は、そうないよ。
サルビアとステラにも、肌焼かせようかな? 日焼け跡もエチチがアチチだ。
白と黒のイケない境界線を、たっぷりネットリ舐め舐めしたい。
イケない太陽さんで刻まれた、イケないボーダーラインで、マジイキできるよ。
きっとぉ……すっごぃ……濃いのぉ……出るよぉ……
そんなことを思ったのは、目の前にいるルッコラ。
久しぶりに彼女と、会う事ができたからだ。
想い通じ合う俺たちは、俺の部屋にて再会を喜び抱きしめ合う。
存在するだけで、男の征服欲を煽る姿。
それに更に支配の象徴たるミニスカメイド服が重なるのだから、もうたまらない。
白ニーソとムチムチ太ももの間に、ぶち込みてぇな。
多分天国昇れる。
「ルッコラ……ご主人様と会えなくて寂しかったニャ……ふみゃぅ……」
「俺も俺も寂しかったにゃ~~~ん♡♡♡♡♡」
「にゅふふ♪ なら一緒ニャ♡ 嬉しいにゃあ♪」
俺が抱き着いて頬ずりすると、甘い声でニャアニャア鳴く。
その可愛らしいお顔に次々と唇を落とすと擽ったそうに、そして照れくさそうにしている。
遠慮がちに尻尾を俺の手に巻き付けているが、俺の気を引こうとしているのだろう。
だからこそスカートの下が覗かれ、内部が露呈される。
「にゃあ…………?」
俺の視線に気づいていないのか、小首を傾げて尻尾を大きく揺らした。
半開きになった小さなお口から、かわいい♡八重歯がチラリ♡と覗く。
あの八重歯ぁ……舐め舐めしたらぁ……美味しかったなぁ……ンギュフ……
尻尾が揺れた影響から尻尾が出る構造のミニスカメイド服が揺れ動き、絶妙な角度でその中身が見える。
俺は血走った目でそれを凝視する。
「(黒……!!!!!!!!!!)」
「……………………?」
ルッコラたんのぉ……♡ 髪の色ぉ……♡
ダメダメ。黒はエッチだよ。
エーデルワイスと同じ色だし、ならエッチに決まってるじゃないか。
あのエッチなことばかり考えている婚約者みたいにならないように、今から躾けてあげないと……!
「…………♪ どうしたのかニャ? にゃあと遊んでくれるにゃ?」
一瞬、艶やかに笑ったような彼女の言葉で我に返り、無垢な表情のルッコラは俺と目を合わせてくる。
そのくりくりとした大きな目で、あざといまでの上目遣い。
そして俺の顔を、怪訝そうに覗き込む。
絶妙な角度で、子猫を想起させる魅力的な顔立ちが映える。
彼女の吐息が、間近に迫った。
女性特有の甘い香りが鼻腔を擽り、頭が正常に働かなくなる。
「あそび……」
「どんな遊びしたいニャ? にゃあは何でも遊びたいニャ」
俺の青の目と、彼女の琥珀色の瞳が交差する。
じぃーっと見られると、おかしくなってしまうぅ……♡
彼女の吐いた空気で肺が満たされると、目の前の女の子のことしか考えられなくなる。
それも情欲に満たされた、邪な願望。
自ずと言葉は漏れ出てしまう。
「何でも……?」
「ルッコラはご主人様が大好きだから、どんなことでもしたいニャ! どんなことでもにゃ……?」
俺が穴が開くほどその顔を見つめると、恥ずかしそうに目を逸らしてモジモジする。
そしてその尻尾を激しく動かし、おずおずと俺の方へと近づけてきた。
とうとう腰に、ピトッ♡と触れる。
俺の腰から太ももにかけて、なぞりあげ往復させる。
温かい生物のものと確信できる、しなやかで柔らかい感触が思考を邪魔し続ける。
俺は生唾を呑んで、とうとう辛抱溜まらずに襲い掛かった。
「ルッコラ……ルッコラ……!」
「むぅっ!? …………んっ…………はぁはぁ…………ご主人様ぁ……そんなにチューされると……息……できないにゃあ……………♡」
語彙が消失して、ただ彼女の名を無我夢中で呼び続ける。
齧り付くように覆い被さって求めた先にあるのは、色を纏った女の目つき。
その褐色肌の中にある赤みを帯びた柔肉の端から、光を反射する糸が垂れ下がっている。
もちろん次々と、その粘体物を貪り続ける。
獣人の少女は艶めかしい息を荒げながら、うっすら汗ばむ身体を俺にもたれかけてきた。
そして尻尾を俺の腰に巻き付け、衣服越しの高い体温を密着させて来る。
漂ってくるのは異性を誘う、かぐわしい甘い匂い。
自分の胸越しにメイド服から伝わる脈動への、煩悩が極まる。
「ルッコラ……! 悪い子だね……! いけない子だね……!」
「にゃあは悪い子にゃ? ごめんなさいにゃぁ……悪いネコは躾けないとダメにゃ……?それがご主人様の……オスの役目にゃ♡ フ~~~~~ッ♡♡♡」
そう言って小さくも妖艶な雌肉をさらに押し付けてきて、俺の着用する部屋着から順を追って擦り付けてくる。
生暖かい吐息が俺の首元に当てられ、確かに存在する柔らかい膨らみが押し付けられる。
余りにも抗し難い、淫靡な仕草。
俺はその感触で脳ミソが吹き飛びそうになり、目の前のメスを食らい尽くしたいという欲望に駆られる。
「躾………そうだよ……躾が必要だ…………悪い子には、たくさんお仕置きが必要だからね……ルッコラが悪いんだからね……!」
「ご主人様……ルッコラに、どんな遊び教えてくれるにゃ……? ご主人様の好きなこと、ぜ~んぶ、してニャ……♡」
俺は目の前のメイド服を脱がせ、こちらに潤んだ流し目を送って来るルッコラ。
無邪気な少女の声が、女に染まった瞬間を垣間見た結果。
俺の理性はハジケ飛んだ。
じっと悩まし気に俺を見つめるその大きな二つの眼が、色に染まるのを目視すると俺は野獣へと回帰する。
目の前にある、好きにしていい女体。
想いが通っている二人。
獣のように本能に帰りつつある、そういう雰囲気。
やることは一つだ。イタダキマス♡
「――――――坊ちゃま。お昼寝の時間ですよ」
「ってぇぇえぇぇええ!? いや昼寝なんかせんわ! 偶にしか!」
「毎日してるではありませんか。私が添い寝して差し上げますので、早くベッドに行きましょうね」
「ウヘヘヘヘヘ!!!!! しゅるしゅる~~~♡ ポインポインポインポイン~~~♡」
突如かけられた声。いつの間にか入室していた俺の専属メイドだ。
何故か俺を胸に抱きしめ、ベッドに運ぼうとするサルビア
俺はぐりぐりと顔を押し付けて、その感触を確かめる。
首を回せば顔の形に応じて、踊るわ踊るわ♡
なぜ女性特有の二つのお肉はこんなにも柔らかく、かつ男を魅了するのか。
俺が好きにできるデカデカポインポインなんて、これしかないからね。
ムラムラと滾った劣情も、女にぶつけて発散させたくて仕方ない。
だから仕方ないのだ。
そして抱えられ持ち上げられようとしたその時、下にいた女の子の表情を垣間見た。
「………………………」
「ヒッ…………!?」
俺に押し倒されていたルッコラは無の表情で、サルビアを見ていた。
琥珀色の瞳孔が開ききり、やけに迫力がある。
その豹変ぶりに、思わず息をのむ俺。
そこに一転して業務的な口調となった、銀髪巨乳メイドの声が鳴り響いた。
「ルッコラ。坊ちゃまのお相手は、私だけがお務めします。あなたは坊ちゃまのお洋服を、洗濯しに行きなさい」
「―――――チッ」
奪い取るように俺の服の入った籠を持つと、ネコミミメイドは舌打ちして足早に去り行く。
何も言えずに、その背中が遠ざかるのを見届ける俺。
る、ルッコラたん……? あんなに純粋無垢なルッコラたんが、舌打ち……?
いやそんなわけないか。異音がしたのさ。そうに決まってるさ。
ルッコラたんは俺の前世のクラスメイトみたいな、俺をいじめてイケメンに股を開くビッチたちとは違うんだ。
後で耳を回復魔法で確かめよう。先にこの身を襲った毒の後遺症が残っているのだろうさ。
ルッコラたんは、いい子ちゃんだもんね。
そんな嫌な女まる出しみたいな行為、するはずないよ。
テンプレ攻略済みツンデレ猫ちゃんだよ?
そんな邪推をしてしまった、俺が間違っているのさ。
人を疑うのはよくない。
俺は反省し、脳裏に掠めた何かを、無理やりに封じ込めた。
「………………」
「――――――――っ!?」
優しく撫でられる頭を上げて上を見れば、サルビアが勝ち誇ったような、そんな印象で表情筋を歪めていた。
いつもは無表情ながらも温かな心で俺に接するはずの、姉代わりの女性。
知らない女が、そこにはいた。
獣人奴隷に向けてひどく冷たい流し目で見送ると、満足そうに俺に微笑みかける。
今まで見たことのないようなサルビアの様子に、俺の背筋に冷たいものが這い登る。
自然と体が動き媚びるような笑みを浮かべ、慈母のごとく俺を抱くサルビアに対した。
だが自らの頬が恐怖から引き攣っていることが、強張る口元から自覚できていた。
目の前の知らない女は、愛おしそうに俺の頭を撫でて、より強く抱きしめた。
そして発された彼女の言葉は、聞けば本来なら嬉しいはずなのに、何故か身も心も凍らせる。
「ナターリエ様がお亡くなりになって、泣いていた坊ちゃまの寂しさを埋めてあげたのは私です。さぁ……サルビアと一緒に寝ましょうね。これからもずっと」
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